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🌍🎒シニアバックパッカーの旅 夫婦で旅行 2011年8月 イスラエル(国連加盟国51か所目)🏳‍🌈五輪3❽パレスティナ(モントリオール議定書締約国 国連オブザーバー)

公開日: : 最終更新日:2024/01/13 シニアバックパッカーの旅

エルサレム&パレスチナに滞在しましたが色々とすごかった

ユーラシア旅行社のツアー商品を購入し、家内孝行を兼ねて、夫婦でイスラエル旅行をした。日本のメディアではイスラエルでの時折テロ活動が報道されており、個人旅行は少しシュリンクしてしまう。シニアバックパッカーともいかず、パックを購入したわけであり、添乗員さんを含めて11名。入国にあたって、パスポートに入国スタンプを押す際、他のアラブ諸国に入国できなくなることを嫌う者に対しては、直接パスポートには押さず別の紙を用意するとか。私の場合は押印してもらったから、イラン旅行は当分先の事。(追記)近年、逆にイラン入国者は、米国のEATAが取得できなくなるということで、イラン入管も、ビザを別紙により発行できるようにしたとか、観光政策に配慮しているようだ。

現地のガイドさんは、イスラエル人と結婚した日本人女性。厳格ユダヤ教徒は、仕事をせず終日祈りをするとか。生活費は国が支給。従って、他のユダヤ人からクレームが出るそうだが、当の本人は我々が祈っているから、平和な世界が維持できているだろうと、まったく気にしないのだそうだ。

パレスティナ自治区とは鉄条網で仕切られており、監視塔が至る所に設置されているが、多くのパレスティナ人が、労働者としてユダヤ人地区に来ている。テロが発生するが、以前イスラエルを視察した国会議員が、交通事故のようなもので、気にしていても防ぎようがないと言っていたことを思い出した。

エルサレムは第2次中東戦争でヨルダンが占領していたが、第3次中東戦争でイスラエルが奪回。嘆きの壁は、男女別となっているが、LGBTQ時代新たな対応を巡り激しい議論が予想される。伊丹空港騒音訴訟が問題になっていた時代、住民たちが集まって抗議活動を行う場所が嘆きの丘と呼ばれていたことを思い出してしまった。

もっとも古いキリスト教であるコプト教の教会がある。三位一体説以前のものであり、アタナシウス派のカソリックからすると異端。今でもエチオピのキリスト教はコプト教が主流である。  なくなったイエスキリストも、本人はユダヤ教徒だと思っていたのだから、歴史的経緯認識にはわかりやすい。

キリストが十字架にかけられる前に歩いた街路は、西洋人観光客には最大の訪問施設。

誕生の地のベツレヘム等 マリア信仰は、信者獲得策としてカソリックが考えた宗教施策、絶大な効果があった。いまでも数多くの観光地形成に寄与している。

マサダの要塞は、想像を超える観光資源。周りの風景を含め日本にはない魅力を持つ一級品。戦いに敗れれば、虐殺されるか奴隷にされるかしかない時代の産物。

死海の海抜はマイナス400メートル。紫外線が届かず、日焼けしないようだ。中国内陸部の砂漠地帯も同じことのようだ。論より証拠、死海では自然と体が浮いてしまう。写真撮影用に、新聞等が準備されていた。もぐったりしたら、高塩分の水で目がやられてしまうから、危険である。塩分の濃い死海の水から生産されるミネラルを原料にした化粧品が販売されていた。

テルアビブは大都会である。弐歩に帰国後、イスラエル赴任経験者から聞かされたことであるが、ロシアから帰化したユダヤ人女性等が夜の風俗産業に従事しており、男性には大人気だということである。日本にいては想像のできないイスラエル感である。

 

 

 

旅行準備資料

 イエスはベツレヘムで生まれ、ナザレで育った

パレスティナ自治区 鉄条網で区分され、物々しい雰囲気である。

パレスチナ自治区は、パレスチナ地域のうちヨルダンに接するヨルダン川西岸地区(ウェストバンク)とエジプトに接するガザ地区、及び東エルサレム[注 3]からなるパレスチナ人の自治地区である。その行政は、パレスチナ解放機構 (PLO) が母体となって設立されたパレスチナ自治政府が行う。ただし、最終的な地位は将来イスラエルとパレスチナとの間で結ばれる包括的和平によって定められることになっており、目下の正式な地位は暫定自治区・暫定自治政府となっている。

パレスチナ自治区の人口は約330万人で、西岸地区が3分の2、ガザ地区が3分の1を占めるとされる。これは、900万人強いるとされるパレスチナ人の全人口の3分の1にあたる。

自治政府は1995年の暫定自治拡大合意に基づき、1996年に行われた立法評議会選挙によって正式に発足した。

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ベツレヘム

 

 

マサダ

紀元前120年頃、死海のほとりの砂漠にそびえる切り立った岩山の上に建設され、後にヘロデ大王が離宮として改修した。山頂へは「蛇の道」と呼ばれる細い登山道が一本あるのみ、周囲は切り立った崖で、難攻不落と言われた。66年ローマ帝国に対してユダヤ人が決起しユダヤ戦争が勃発した。70年ティトゥスの指揮するローマ軍団によってユダヤ側の本拠地であったエルサレムが陥落(エルサレム攻囲戦)。エルアザル・ベン・ヤイルに率いられた熱心党員を中心としたユダヤ人集団967人が包囲を逃れ、マサダに立てこもった。籠城側は兵士のみではなく、女性や子供も含まれていた。1万5千のローマ軍団が周囲を包囲したが、さすがのローマ軍も、攻撃を寄せ付けないマサダの峻厳な地形に攻めあぐねる。やがてローマ軍はユダヤの捕虜奴隷を大量動員して土を運び、山の西側の崖をそっくり埋めて突入口の建設を開始する。ユダヤ側は執拗に防戦したが、二年がかりで山腹は着実に埋められ、やがて陥落は目前となった。敗北が確実となったある日、指導者たちは集まって今後の方針を協議した。抵抗を続ければ全員が殺され、降伏すれば全員が奴隷となるのが当時の慣習であった。73年5月2日、ローマ軍部隊は完成した侵入路を通り、城内に突入する。ローマ兵は死にもの狂いの抵抗を予想していたが意外にも、防戦する者は1人もいなかった。奴隷となるより死をと、突入の前夜に籠城ユダヤ人は全員が集団自決していたのであった。ユダヤ戦記は穴に隠れていた2人の女と5人の子供だけが生きのびたと伝える。マサダ陥落によってユダヤ戦争は終結した。陥落後のマサダはローマ軍により徹底破壊され、長い間その所在が分からなくなっていたが、1838年にドイツ人考古学者によって所在が確認された。マサダは現代ユダヤ人にとり、民族の聖地となっている。イスラエル国防軍将校団の入隊宣誓式はマサダで行われ、士官学校卒業生は山頂で「マサダは二度と陥落せず」と唱和し、民族滅亡の悲劇を再び繰り返さないことを誓う。

マサダ

 

ヨルダン川東岸地区の高原を左手に見ながら、イスラエルが開発した入植農地を見学。川からの灌漑により、死海の水位がかなり下がってしまっているとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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