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「 観光学評論等 」 一覧

「旅館の諸相とその変遷について」「近代ホテルにおける「和風」の変遷とその諸相」を読んで

2023/07/10 | 観光学評論等

溝尾良隆立教大学名誉教授が中心となっている観光研究者の集まりが7月8日池袋で開催された。コロナ後の久しぶりの再会で、楽しい時間を共有した。その機会に東洋大学の内田彩氏から下記論文2編をいただいた。私の

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人流観光学の課題(AI活用)江戸時代の旅日記、紀行文はその9割以上が解読されていない。「歴史学の未来 AIは膨大な史料から 何を見出せるか?」

2023/06/23 | 観光学評論等

江戸時代の旅日記、紀行文は2%程度しか解読されていない(『江戸の紀行文』板坂曜子)。古文書を読む人手が足りないからだ。そのような中でも高橋陽一氏(『近世旅行史の研究』)のように地道な研究から人流観光学

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言語とは音や文字ではなく観念であるという説明

観光資源を考えると、言語とは何かに行き着くこととなる。 愛聴視して「ゆる言語学ラジオ」で例のエヴェレットのピダハン族について解説 ピダハン族には、数の概念がない。確かに、犬が2匹いるという

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新語Skiplagging 「24時間ルール」と「運送と独占の法理」 

  BBCの新しい言葉skiplagging BBCで新しい言葉を発見した。ちょうどアフリカ旅行をしており、航空券のトランジット制度を最大限利用

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辛坊正記氏の日本の中小企業政策へのコメント 

2023/02/08 | 観光学評論等

下請け泣かせにメス、政府が価格交渉消極企業を指導-150社採点 Bloomberg 2023/02/07へのnewspicsコメント 「発注側企業の約150社について価格交渉や転嫁の状況の取り

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『戦後経済史は嘘ばかり』高橋洋一

城山三郎の著作「官僚たちの夏」に代表される高度経済成長期の通産省に代表される霞が関の役割の神話は、すでに学術的には三輪芳朗東大経済学部名誉教授によって否定されている。私も観光学を教える立場にな

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河口慧海著『チベット旅行記』の記述  「ダージリン賛美が紹介されている」

旅行先としてのチベットは、やはり学校で習った河口慧海の話が頭にあって行ってみたいとおもったのであるから、教育は重要である。青空文庫でよめる。https://www.aozora.gr.jp/cards

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『コンゴ共和国 マルミミゾウとホタルの行き交う森から 』西原智昭 現代書館 

西原智昭氏の著書を読んだ。氏の経歴のHP http://www.arsvi.com/w/nt10.htm エコツーリズムに対する批判は強烈である。 p161では、熱帯林地区ではツーリズムは野生生物

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人流抑制に関する経済学者と感染症学者の意見の一致「新型コロナ対策への経済学の貢献」大竹文雄 公研2021年8月号No.696を読んで

2021/08/14 | 観光学評論等

公研2021年8月号No.696にコロナ関連の有識者委員等である、行動経済学者大竹文雄氏の「新型コロナ対策への経済学の貢献」が掲載されていた。観光関係者の中には、GOTOや五輪とコロナの関係は証明さ

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「若者の海外旅行離れ」という 業界人、研究者の思い込み

『「若者の海外旅行離れ」を読み解く:観光行動論からのアプローチ』という法律文化社から出版された書籍があり、日本学術学会から平成28年度著作賞を受けている。この出版は、JATAの報告書をうのみにして

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