*

🌍🎒2024シニアバックパッカー南極太平洋諸国の旅 福建省(24番目)厦門

公開日: : 最終更新日:2024/12/21 シニアバックパッカーの旅

中国渡航にビザが必要な段階で計画したので、金門島から廈門に渡る件も下調べをした。在日大使館領事部にもメールを出して教えてもらった。結論からすると、廈門市内だけ滞在するのであれば、ビザ免除申請を到着港ですれば良いようだ。再び金門島に戻ることは、廈門域外の中国を旅行することになるので、ビザが必要とのこと。廈門・上海、上海・羽田のチケットを手配したが、上海には空港が複数あり、同一空港でないと、制限区域外にでなければならず、トランジットビザが必要だから、同一空港の便を選択した。
その前提には、金門島・廈門のフェリーのチケット予約をしておかないと、落ち着かない。ネットで調べると韓国系旅行会社のKlook.comが一番便利だったが、台湾、本土居住者以外は一ヶ月前にならないと予約ができなかった。予約可能な時点ですでに早朝便は確保できず、11時半の便になった。
そうこうしているうちに、十二月からビザがいらなくなった。気分的には安心だが、それなら初福建省として、内陸部の世界遺産にもいけたのにと、残念でもあった。
フェリーターミナルは宿から徒歩一時間強。窓口で早い便に乗り換えられないか質問したが満席。出国に100NT必要と言われ、残金を残しておいてよかった。100NTを保留し、残りで麺類を注文。不味くもないが、多少油ぽい。
廈門行きの高速船は満席、くる人も行く人だ。廈門ターミナルは立派。時間があるので受付でバスの路線を聞くと六番だという。六番に乗る時、隣の人に停留所を尋ねた。切符は現金ではダメ、弱ってしまったが、隣の人が、QR決済してくれた。言われたバス停留所で降車、しかしどう考えても違う場所、コロンス島と言ったつもりがどこか別の場所にきこえたのだろう。タクシーをひろう。言葉は全くつうじなかったが、35元で到着した。
廈門島からコロンス島への船代金は往復で35元
、観光客でごったがえしていた。雰囲気は昔の神戸の異人館通りに似ている。規模は圧倒的におおきいが。島全体が世界遺産になっている。旧アメリカ領事館は見事。英国領事館も探したのだが、表示が見当たらない。探しくたびれ諦めかけた時、偶然工事中の建物を見ていて、英国領事館と書いてある小さなプレートみつけたから、よかった。道路には表示がないからわからなかった。いずれアメリカ領事館並みに綺麗になるだろう。
旧日本領事館は、人に聞いてみつけた。建物にはプレートがあり、わかるようになっているが、道案内のプレートはない。見つけられてやれやれだった。
疲れて休憩していると、直ぐにタバコの煙にやられてしまう。路上喫煙が、まだ許される社会なのだ。持病の鼻炎が始まっていたので、なやまされた。
島内を回遊する観光客用の小型バスが、ひっきりなしに通る。道があまり広くないので、歩行者が、邪魔になるから、警戒音を鳴らすのだが、かなりうるさい。折角の世界遺産なのだから、何か対策を考えても良いだろう。
なお、この車のことを「観光車」と表記していたから、ついに台湾から廈門にも字句観光が広まっていたのは、面白い。
見学をおえ、空港そばの宿までタクシーでゆく。言葉は通じないが、スマホで地図を見せ行ってもらう。45元。安いのでタクシーで構わないが、アリペイのQRコードを見せればバス代金が支払えるのかもしれない。しかし、うまく機能するかわからないので、他の買い物で試してからにする。
宿もtripcomの地図はわかりやすい。すぐ見つけられた。住宿と書いてあるのが気に入った。
まさに安宿だが、初めての海外旅行で香港に一週間宿泊した宿を思い出す。Wi-Fiのパスワードをもらいスマホ操作を再開。でも百度地図は機能するが、日本で使っていたSNSはすべて使えない。ただおかしなことに、画面に現れる通知センターからの情報は出るので、ラインに何がきたのかはわかる。勿論返事はできない。
あまりにも退屈なので、SNSを使うためVPNをオンにしようと試みたが機能しない。ドコモのパケ放題につなぎ、VPNをオンにするとうまくいった。
百度地図で、高崎国際空港に向かう。この時、ターミナル4は国内線と表示され、上海も国内線ターミナルだろうときがついた。従って、廈門市外に出ることになり、前の規制では、ビザが必要になる状態だったことにきがついた。幸いビザ不要になったのでことなきをえたが、場合によっては、廈門からソウルやハノイにでなければならなかったかもしれない。
廈門は巨大都市だが、中国では目立たない。十年以上前に、九寨溝にゆく時に、トランジットで長く廈門空港に滞在したことを思い出した。その時は、初めは、シャーメンが廈門とは結びつかなかった。
兎に角中国は、巨大都市が多い。

 

関連記事

🌍🎒シニアバックパッカーへの道 1983年 シンガポール(国連加盟国7か国目)マレーシア(国連加盟国8か国目)タイ

官房副政策計画官(物流)時代に、のちに運輸事務次官を務められた梅崎海洋課長とともに、ESCAPの会議

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーへの道 2009年1月26日 インド 国連加盟国43か国目 サールナート、バーナーラーシー 

Googlephotoアルバム 2008年1月26日~2月1日 インド旅行のアルバム https:

記事を読む

no image

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 モンゴル調査の写真(佐野姫路独協大学教授からの寄贈)

調査団の一員である姫路獨協大学教授の佐野智行氏からいただいた、本人(寺前)の写真です。

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 レソト(国連加盟国130か国目)・マセル(151)2019年2月2月24日、25日 

   ヨハネのトランジットで、三時間待ち。ラウンジが使えない

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2023年2月15日 成田からドーハへ

2023年2月15日 コロナ禍 日本国の陰性証明を必要とする仕組みの元、アフリカ旅行を計画

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 北中米旅行記➀ 2016年11月5日~6日 アンティグア・バーブーダ(国連加盟国79か国目)

◎ JFK空港  チームネクストの調査を終え、一足先にJFK空港まで地下鉄で向かった。駅で切符を購

記事を読む

no image

🕌🎒2025シニアバックパッカー国連加盟国192か国達成の旅 イエメン

  ビザ https://www.yemen.jp/consular_j.php ◎ジ

記事を読む

no image

🌍🎒2024シニアバックパッカー地球一周の旅 西アフリカ12か国 2024年2月

◎ニジェール、マリ、ブルキノファソで近年連続して軍事クーデターが発生。民主的選挙で選ばれた政府を軍事

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2023年2月13日~3月9日 アフリカ・中東旅行にあたって

20歳の時の香港を皮切りに、2023年2月時点で国連に加盟している150か国に、自治区等を含めた

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2022年4月30日~5月1日 アグリジェント

https://photos.google.com/photo/AF1QipN79UxbFpriiS

記事を読む

PAGE TOP ↑