言語とは音や文字ではなく観念であるという説明
公開日:
:
出版・講義資料, 動画で考える人流観光学, 観光学評論等
観光資源を考えると、言語とは何かに行き着くこととなる。
愛聴視して「ゆる言語学ラジオ」で例のエヴェレットのピダハン族について解説
ピダハン族には、数の概念がない。確かに、犬が2匹いるという概念は、犬が全く同じものでないと成立しないが、すべての犬は違うから、勝手に犬というカテゴリーを人為的に作り上げないと成立しない。色も、人間が切り分けて分類しているだけである。過去完了は、ピダハンでは自己体験のものとそうでないもので言葉が異なる。日本語も以前はそうであったようだ。きとけりの用例。キリスト教の布教が無理なのは、キリストと会ったことがあるのかという問いに、会ったことがないと答えると、あったこともない人の言うことを何故信じられるのかという返答が返ってきたしまった。
従って、ピダハンの言語を理解すると、人間には生来言語を習得する法則が存在するという、チョムスキーの生成文法学説が正しいとは思えなくなるようだ。
関連記事
-
-
動画で考える人流観光学講義(開志) 2024.1.15 観光ビジネス
◎人口、人流 ビジネスの前提 3 人流の縦軸横軸 13 観光情報 ◎温泉街 伊香保温泉と
-
-
動画で考える人流観光講義 GDP
世界の1人当たり名目GDP 国別ランキング TOP30・推移 https://youtu.
-
-
遠くない未来、学問は人間が理解するものではなくなる(かも)【ゆっくり科学】
https://www.youtube.com/watch?v=yCIxsaLg
-
-
『海外旅行の誕生』有山輝雄著の記述から見る白人崇拝思想
表記図書を久しぶりに読み直してみた。学術書ではないから、読みやすい。専門家でもないので、観光や旅行
-
-
動画で考える人流観光学講義(開志) 2023年11月13日 観光資源➂
◎観光資源として活用される伝統(昨年のテスト出題)、歴史(認識) 伝統という言葉 美術評論家の北
-
-
『戦後経済史』野口悠紀雄著 説得力あり
ドッジをあやつった大蔵省 シャープ勧告も大蔵省があやつっている。選挙がある民主主義では難しいこと
-
-
観光資源創作と『ウェールズの山』
観光政策が注目されている。そのことはありがたいのであるが、マスコミ、コンサルが寄ってたかって財政資金
-
-
『ダークツーリズム拡張』井出明著 備忘録
p.52 70年前の戦争を日本側に立って解釈してくれる存在は国際社会では驚くほど少ない・・・日本に
-
-
『シュリューマン旅行記』 清国・日本 日本人の宗教観
『シュリューマン旅行記 清国・日本』石井和子訳 シュリューマンは1865年世界漫遊の旅に出か
-
-
歴史認識と書評『1945 予定された敗戦: ソ連進攻と冷戦の到来』小代有希子
「ユーラシア太平洋戦争」の末期、日本では敗戦を見込んで、帝国崩壊後の世界情勢をめぐる様々な分析が行
