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🌍🎒シニアバックパッカーの旅 メキシコ(国連加盟国85か国目)ティオティワカンとソロカ 2016年11月14日~16日

公開日: : 最終更新日:2023/06/14 シニアバックパッカーの旅

◎11月13日
夕刻メキシコに入国。これで90か国・地域である。とりあえず数え方は数が増加できる方法をとっている。
メキシコ空港は無料wifiが行き渡っている。Facebook等のIDでログインできるのは便利であるが、日本、特に公営交通や空港では抵抗があるだろう。社内にうるさく言う幹部が必ず一人や二人はいるものであるが、結構面倒であるから、FACEBOOKから入れるのは便利である。最近は海外旅行では無料Wifiのあるところ人ありの状態である。無料のお茶を出すよりも効果があることを知っておいたほうが良い。
グァテマラの市内観光がAVIANCOの欠航により参加できなくなったため、その旨連絡をメールしておいたところ、GetYourGuideから、特別の措置として代金全額45ドルをリファンドするとのメールがきた。リファンドは全く期待しておらず、ただ不参加の情報だけメールしたのだが、現地のランドオペレーターがリファンドに応じたのであろう。VELTRAやHISと違い外国のサイトであり英語での申し込みだったのだが、意外と柔軟なことにおどろいた。欠航は航空会社の責任だし、運送契約は現地ツアーまで責任はない。コロンビアに立ち寄れなかった補償も無理だと理解している。

写真は航空機窓から撮影したメキシコシティの夜景
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◎ティオティワカン
アステカ文明のティオティワカンはメキシコシティから約50キロのところに位置する。東京でいえば成田空港や三浦半島といいたところに京都ははるかにしのぎエジプト級の文化遺産が存在するのであるから、大変な観光資源である。メキシコの治安は最近悪化しており、アメリカ政府が注意喚起情報を出しているにもかかわらず、観光客が前年よりも増加している理由もわかるような気がする。
ツアー会社アミーゴメキシコの商品をネットでVELTRAから購入した。40ドルは安い。早朝6時半にホテルに迎えが来るとなっていた。英語とスペイン語のできるガイド付きである。予備知識があれば、難しい説明はどうせわからないから、集合時間等重要なことが聞き取れれば英語でもなんとかなる。

ティオティアワカンでは、太陽の塔、月の塔、死者の道がわかればよい。太陽の塔は248段、歩数にすると二千歩もなかったが、さすがに二回休憩した。宗教的には月の塔が重要だそうで、遠景に周りを取り囲む山々の稜線がピラミッドと重なって見える。死者の道は、最初の部分が窪みのあるコート状になっているものが連続して設置されている。写真では平たんに見えるだが。太陽の塔から月の塔までは平たんな道であるが、いずれも緩やかな登り道である。優れた計算力がないと建設できない代物である。

太陽のピラミッド

太陽のピラミッド

新婚旅行❓に来ていた日本人カップルに撮ってもらう
頂上
下り階段

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死者の道 背景に気球が見える
死者の道

死者の道2

死者の道3

月のピラミッドからみた太陽のピラミッドの遠景、後ろに稜線がみえるのも計算ずく
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月のピラミッド
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紀元前2世紀から紀元後6世紀ころまで暮らしていた民族が、明確な理由は不明だが放棄してしまった。ピラミッド周辺には、廻りの地域の部族から大使に当たる者が来て暮らしていたとの説明があった。大使ではなくて人質ではないかとも思ったが、アンバサダーといっていた。そのあと12世紀ころ入り込んだアステカ人が、この遺跡は神が残していったものだと思って暮らしていたという。

ティオティアワカンのパノラマ写真三組
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◎土産物店
遺跡見学のあとは、繊維工場見学とあるが、土産物店への誘導である。何処の観光地でも共通のものであるが、話術がうまいとそれなりに面白い。観察していると、やはり一定数の人が買い物をする。最初にテキーラの作り方をサボテンを見せながら説明してくれた。後で調べると、サボテンではなくリュウゼツランだそうだが、AGAVEといわれてもわからなかったであろう。テキーラとメスカルの違いも一生懸命説明していたが、よくわからない。虫がどうのといっていたので、写真を撮る。繊維や染色、石器の作り方もである。古代の知恵がそれなりに伝わってくる。日本も稲作文化であるから、米や藁を材料にして外国人に説明するといい。
メキシコでは両替しなかったから、レストランでカードが使えるかと聞くと当然使えるという。観光地だから当たり前だろう。メキシコは経済危機のようであり、ペソが値下がりしているので、物価は割安に感じる。アメリカ人観光客が急増しているのもこのことによる。日本もインバウンドインバウンドといって騒いでいるが、円安の影響が大きいはずである。

写真は、リュウゼツラン
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写真は虫入りテキーラ?メスカル?。昆虫食の習慣がある。
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染色風景
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動画
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骸骨人形がいたるところで売られている。ミイラ人形と思えばいいのかもしれない。
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動画
レストラン

◎メトロバスとトロリーバス
メキシコシティ市内をトロリーバスが走行していた。だからメトロバスも戻入しやすかったのであろう。

動画
トロリーバス

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HOP on&offバス
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◎ ソカロ

予定では2時であったが道路混雑で4時にホテルに戻る。バス専用レーンの状況がよく理解できた。当初はタクシーで世界遺産のソチミルコに行くつもりであったが、時間も無くなりあきらめの踏ん切りがついたのいで、宿から世界遺産のソロカ地区まで散歩に出た。ソチミルコで飾られている骸骨人形はテオティワカンの土産物店で売っていたから同じものを見ることになったのだろう。月曜日なので、ソロカ地区の遺跡や宮殿の中には入れないが、メトロポリタンカデドラル(教会)には入れた。先住民族文化を破壊して作ったものだ。フラッシュをたかなければ写真は構わないようだ。
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タコス店
日本でいえばうどん屋、蕎麦屋みたいなもので、いたるところにある。
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タコス
タコス
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◎ 君の名は
朝3時半にタクシーを呼ンでもらい、空港に向かう。ダラス経由。JAL011便では話題の映画『君の名は』を見た。ストーリーはどこかで聞いた話でもありオリジナリティがあるわけではない。それに隕石が突然落下するという話にも無理がある。映像がきれいだというが、画面が小さいのと、今の技術では自然に勝てるわけがないので期待はできない。それよりは現実の役者よりも映像のの主人公のほうがかわいいのでおかしなものだ。興行成績が良いというが、古典にはならないであろう。日本の田舎の暮らしが東京都の対比において海外の人には理解できるか、その点は興味があるところである。

(追記 2023.04.30)おかしなもので、コロナ開けの4月、海外に若者が、「君の名は」に出てくる聖地に押しかけてきている。どこまで続くのか、ローマのオードリヘプバーンが、グレゴリーペックがライオンの口(真実の口)に手を入れて驚くシーンがあり、その世代には観光名所になっているのと同じであるが、どこまで継続するのかわからない

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(須賀神社)

(真実の口)

 

◎ 自動チェックインと出入国

メキシコでは電子チェックイン読取機が装備されていないのか、スマホにバーコードがダウンロードできない。印刷機でプリントアウトして持参するようになっている。しかし旅先では印刷するのは面倒であり、電子チェックインの効用がない。かえって不便であった。ダラスのラウンジでアップグレードされた若者が喜んでいたが、自動チェックインしていると、そのチャンスが回ってこない可能性が高く、かえって不利になると思った。
成田で自動入国機に向かったが、日本人の利用者は想像通り少なかった。2020年までの課題であろう。少なくとも日本人は全員自動入国機にならばさせて、入国管理官は全員外国人応対にするくらいの体制を考えないと、政策とは言えないであろう。日本人の海外旅行者数の3倍近くの人が海外から訪れることになるのであるから。

 

 

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