吉田松陰と北一輝
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歴史は後から作られるの例
『対談 昭和史発掘』 松本清張 2009年 文春新書
p.60 北一輝はマッチ・ポンプ 松本 青年将校運動が激しくなりかかると西田をしてこれを抑えさせる。そういう情報を三井財閥や久原久之助あたりに行ってはカネをせびり取っている。当時としては多額な金だ。
p.62 北は浪人なのに中野の桃園町のものすごい大きな屋敷に住んでいた。・・・まあ、一部では北一輝が処刑されたから、彼は革命に殉じたとか、革命の情熱家というふうに裁判の評価を見て評価しているけれども、まったく間違い。
シナ事変 p.69 結局、石原の軍事思想とまるで反対のことを石原自身の手でやるという皮肉な結果で拡大する。
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