🌍🎒 🚖シニアバックパッカーの旅 世界人流観光施策風土記 2017年9月 フィリピンはマニラの観光・交通事情 承前
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最終更新日:2023/06/14
シニアバックパッカーの旅, ライドシェア, 配車アプリ
フィリピンの首都マニラに9月11日から15日まで、チームネクストの調査に参加する。
フィリピンは今回で三度目になる。今回は、Uber等のシェリング経済の調査がメインである。40年前、大阪陸運局勤務時代に、関西地区でもジップニーが話題になり、個人旅行をかねて訪問したことが初めてであった。モンテンルパに行ったことを思い出す。二度目は、15年前の海洋政策研究財団の参与をしていた時代に、全日本海員組合のお世話でマニラの船員教育センターを訪問させてもらった。フィリピン人船員が日本外航海運を支えていたからである。観光ではパナウェイの棚田に圧倒された。日本の農村風景がそれ以来観光資源としては貧しく見えてしまう。
30年前、国際運輸観光局時代にフィリピン大使館の観光アタッシェのロベルトティクソン氏と面識を得た。中国系のインテリで、フィリピンは以前は日本に次ぐ経済国であったのに、マルコス大統領の悪政で経済的に貧しくなったと嘆いていた。おりしもアキノ大統領に代わった時でもあった。
アセアンのGDP比較をするとよくわかる。http://www.jinryu.jp/201709013531.html
イスラム圏のマレーシア、ブルネイ、インドネシア、仏教のタイ等との比較でも劣位であり、ぼやぼやしているとベトナムにも追い越されてしまう。中南米のカソリック国もなかなか経済成長しないが、フィリピンも同じで、非科学的かもしれないが、アメリカが関係する国はカソリックが原因しているのかと思いたくなる。英語教育が行き届き、世界第3位とのことであるが、英語ができるだけでもダメということは、日本の教育制度でも頭に入れておかないといけないのであろう。
なお、日本人の豊かさも、2000年をピークに2005年には豪州に抜かれ、2010年にはシンガポールにも抜かれ、2015年には、香港、ニュージーランドにも抜かれており、ブルネイと同水準になってきている。
アセアン等の人流の概況を見てみると、経済よりも関係が激しいことがわかる。フィリピン人の海外旅行者数は、中国に100万人、韓国に40万人、日本には30万人である。逆にインバウンド客の数は中国と日本はほぼ同数の50万人であるが、現在は中国が多くなっているであろう。
マニラのタクシー事情は、事前の資料調べでは、圧倒的に供給量が不足していると感じられる。しかし、道路事情もありよくわからない。トライシクル、ジップニー等の供給が補っているのかもしれない。Uber等の進出で、フィリピン政府(国)は、TNVSとして規制に対象に加えたと解説されている。既存形態の改良型であるPremium Taxiとの違いは、流し営業ができないことである。この点では完全に英米流の規制であるが、規制前には、Uber等は違法とされていたのかがよくわからない(違法だとして個人ドライバーを処分しようとしたところ世論に反発が出たと報道されていることまでは知りえた)。英米流であれば、つまり車庫待ちであれば、公共交通ではなく違法ではないことになるが、法令がわからず、今回の調査で確かめたいところである。
チームネクスト事務局の野田氏が手に入れてくれた資料では「インターネットベースのタクシーオペレータが政府の管轄下に置かれます。これは主に、 フィリピン国営タクシーオペレーター協会(PNTOA)の要求に応じて、フィリピンのタク シー業界において公正な競争の場を作り出す必要性によってもたらされました。同協会は、これらの事業者を国内産業に直接的な脅威とみなし、これらの企業が規制されていないこ とに失望を表明した。拘束力のない規制のために、Uberのようなインターネットベースの タクシーオペレーターは、営業地域の制限や所有可能なタクシーの数から自由でした。競技場を平準化するために、政府はインターネットベースの事業者に公共交通機関の新し いカテゴリ、すなわち輸送ネットワーク車両サービス(TNVS)の下でそれらを分類することによって認可した。」「In May 2015, the Philippine government introduced a new classification for public transport, according to which internet-based taxi operators would be under government jurisdiction. This was primarily driven by the need to create a fair playing ground in the Philippine taxi industry, as requested by the Philippine National Taxi Operators Association (PNTOA). The association considers these operators to be a direct threat to the domestic industry and expressed its disappointment that these companies were not regulated. Due to the absence of binding regulations, internet-based taxi operators such as Uber were free from restrictions on operating locales and on the number of taxis that can be owned. To level the playing field, the government authorised internet-based operators by classifying them under a new category of public transport, i.e., transportation network vehicle service (TNVS). 」とあるので、報道の内容とほぼ一致するが、長年の習慣からか、条文を読まないことには安心できないのである。
🌍🎒シニアバックパッカーへの道 1977年(大阪陸運局時代)、2005年(パナウェイ棚田)、2017年(ライドシェア、スラム観光)フィリピン(国連加盟国3か国目)
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