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🌍🎒シニアバックパッカーの旅 動画で見る世界人流観光施策風土記2017年5月7日 サンマリノ(国連加盟国87か国目)訪問

公開日: : 最終更新日:2023/06/14 シニアバックパッカーの旅

〇ホテルと中央駅の徒歩アクセス

朝空港までバスでゆくためには、朝食後徒歩で中央駅にアクセスできるか早起きして確かめてみた。朝食は七時ということであったが、早めにできたので、明日も大丈夫だろう。

駅まで山勘で歩いたら、途中で逆方向であることに気がつく。ランアバウトの交差点があると方向感覚が狂う。スマホが必要。結局徒歩25分の距離。
空港バスの運転手に明日の切符はかえるかきいたら今でも車内で買えるという。有効期間が購入日に限定されていないのかはわからないが、明日も大丈夫だという。しかし昨日のロマがいてチップがうるさく、サンマリノの帰りに買うことにした。
ホームに入る。切符の刻印を忘れていたが、浮浪者(?)が教えてくれた。チップ狙いか?

朝八時の列車。昨日発車ホームが7番と確認。案内係は4番と言っていたが、テーブル表は7とある。
車掌に見せると車両を指差す。指定席だったが、イタリア語が読めない。昨日は席は自由ときいていたが、私のヒアリング能力がわるいのか。ただ席は勝手に座っているものもいた。乗客が少なければそんなものだろう。

車窓は飽きないが、だんだんと似てくる。小麦畑は日本でもときおりみられるが、ワイン畑はなく、変化がある。ベニスに行った時を思い出す。水田風景は日本特有でもなくアジア一帯で見られる。しかし、その水田風景も東京近郊でもめずらしくなった

〇サンマリノ
リミノの駅前で切符売り場を探す。
タバコ屋で売っているようだ。日本と同じようなもの。
やはり切符を持っていない西洋人がいたので、買い方を聞くと、誰かが教えてくれた。

サンマリノ行きのバス

動画 自転車
IMG_8536

サンマリノの人口は三万だが、一人当たりのGDPは4万ドルを超え5万ドル近い。日本より豊かである。交付税をもらっていないのだから、学ぶべきことが多いはず。ただし周りのイタリアの地方都市と比べどうなのか調べる必要がある(イタリアの平均は3万ドル)。消費税が低いのでブランド品店が多い。付近のイタリア人も買いにくるのであろうか。

道中、スマホが突然作動しなくなった。なんとかバッテリーからある程度充電、あかランプになると、充電を受け付けなくなる。タブレットは大丈夫だからスマホに原因がある。スマホのバッテリーが消耗したのかも知れず、旅行中はタブレットを使うようにする(結局後で、充電ケーブルに問題があることがわかる)。家族にはタブレットの電子メールは使えるので、パソコンアドレスも大丈夫だと伝える。ただし、緊急のとき電話が通じないのでよろしくとめーるする。

サンマリノの車の ナンバープレートはブランド品の模様みたいでわかる。ブランドショップが多いのは税金の関係か。面積八丈島程度の地域は日本にはいくらもある。ただし日本の田舎は真似ができないだろう。交付税を叩き返してまで観光で地域越しをすることはできないだろう。ちょっとしたイベントまで市の金をあてにする人が多いことは市長時代に経験済みであるが、どこでも同じである。

アプローチ道路には観光らしい施しもある。日本もお城に神社仏閣、お土産と同じ。サンマリノは砦、教会にブランド品、雑貨は何処も同じだ 、日本の刀まで売っていた。カタナといっていた。入場料も4、5ユーロ相場だろう。教会は現役であるところが神社仏閣と少し違うが、外人には違いがわからず退屈するはず。従ってお城や砦の方が刺激的で見張らしも重要。山城がよい。機関銃をもった警官がいた。裁判官は外国人だそうだ

写真の説明はありません。

 

山頂の砦

街並み

〇ミニ国家
バチカン、サンマリノ、マルタ騎士団 サンマリノは、現存する共和政体を採用する国としては世界でも最も長い歴史をもつ。アメリカ大陸がヨーロッパ人に知られる以前、すでにサンマリノ共和国初代大統領が就任していたといわれる。1631年、ローマ教皇が独立を承認し、世界最古の独立共和国となった。
サンマリノでは国民のほとんどが顔見知りという状況下で公平を期すため裁判官は外国人に限られている。

24キロメートル離れたイタリアのリミニとは定期バスで結ばれている。ボルゴ・マッジョーレからサンマリノ市(旧市街)へのロープウェイがある。エレベーターも公共交通機関として利用されている。軽飛行機向けの650メートルの滑走路、ヘリポートがある

〇サンマリノの観光状況
2016年の訪問客数は194万人、2015年が189万人である。
 http://www.statistica.sm/contents/instance15/files/document/14092830Tav_Afflusso_tur.pdf

内訳は、イタリア人の宿泊客が、ARRIVALベースで7万3千人(うちホテルが5万9千人、ホテル以外が1万4千人)平均宿泊日数1,6泊(ホテル1.4ホテル以外2.5)となっている。イタリア人以外の外国人宿泊客はARRIVALベースで4万7千人(うちホテルが3万2千、ホテル以外が1万5千)、平均宿泊数1.8泊(ホテル1.4 ホテル以外2.8)となっている。2015年、2014年とくらべてARRIVALベースでの数字は増加している。宿泊日数はホテル以外、つまり親戚知人等の施設の場合が長いことがわかる。
いずれにしても当然のことながら、宿泊客数は多くて年間10万人程度であり、大半が日帰り客である。しかし、一人当たりのGDPは我が国をしのぐ5万ドル近い数字となっており、その秘密を探らなければならない。
http://www.statistica.sm/contents/instance15/files/document/14092844Arrivi_presenze_.pdf

サンマリノ政府が公表してる経済指標によれば、全体の所得5億ユーロのうち、製造業が1,5億であり、Accommodation And Food Service Activities は0.14億ユーロである。ウィキペディアには「サンマリノのGDPの50パーセント以上は観光客(281万人、2004年)によるものであり、1997年の段階では330万人以上が訪問している。1985年には小規模な空港が完成した。観光以外の基幹産業としては銀行業、電子産業、窯業があり、主な農産品はワインとチーズである。一人当たりの支出レベルや生活水準はイタリアとほぼ同様である。」と記載されているが、数字も古く、観光のウェイトはかなり低下していると思われる。つまり観光以外の要素により高水準が維持されていると考えられるのである。

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