動画で見る世界人流・観光施策風土記中東編 イスラムのこと 社会総合研究所主催10回セミナー
大江戸博物館の会議室で塩尻和子氏の標記のセミナーがあり参加してみた。大変面白く聞かせていただいた。
参加者も聞きたいことが多かったのであろう。簡単にメモを残しておく。
イスラム法のことについては質問があり、普通の国と変わらないという説明であった。人が受け入れるか否かによってちがい、イスラム法学者がいくら説明しても受け入れられないものはダメなようである。国によっても解釈が異なるようである。特にスンニ派の方には、プロの法学者はいなく、長老的な人が解釈するようである。このあたりの行政との関係はよくわからなったが。
中央アジアのムスリムはソ連時代に意地悪をされて、豚肉も酒も受け入れるようになったそうだ。緊急時はハラルも必要なく、今のハラルはビジネスのような印象を受けた。利子の話も近年話題になるようになったようで、昔は話題にもならなかったようだ。暴利はいけないという程度のことであるようだ。
イスラム教には天使みたいな妖精が出てくるのだが、一神教には合わないのではという質問があった。中東には古代からおとぎ話として、悪魔や妖精が想像されており、一神教であっても、宗教には付き物でしょうということであった。アラジンと魔法のランプに出てくるハクション大魔王のようなものだ。
ジハードは、イスラムの教えではジュネーブ条約以上に厳しい条件が付いていたが、戦闘のなかで勝手に解釈されているようだ。本当は誰も喜んで自爆していないはずだという答え。
シーア派とスンニ派ももともとは仲が良かったということであった。オマーンでは今でも同じモスクを使用している。アメリカの介入以降反目が始まったとの説明であった。
安倍政権では、日本がイスラエルと一緒にドローン開発を始めると報道されているが、極めて危険であり、日本もジハードに巻き込まれる危険性があると危惧されていた。
◎ジハード
◎シーア派、スンニ派
関連記事
-
-
北中米旅行記⑧ グアテマラからマイアミ経由メキシコへ 11月14日
14日はグアテマラのホテルを6時に出発。ランチボックスを準備してくれたが、制限区域内にはジュース
-
-
2016年2月 中東・東アフリカ旅行記5 キガリ虐殺記念館
ラルナカからアンマン、アンマンからドーハと元の道を戻る。ドーハは人人人。春節の影響もあるのだろう。ラ
-
-
2016年2月 中東・東アフリカ旅行記9 エチオピア・アジスアベバ
2月16日~18日エチオピア・アジスアベバ いよいよ最後の旅行である。ジュピターホテルは無料
-
-
va旅行中東イスラム イラン編⑤エスファハーン
https://youtu.be/yMgbN0osb44 https://youtu.
-
-
コモロ連合(146)2019年2月17日
ビザは青葉台のセネガル大使館で取得。3千円。コモロ滞在時間が少ないので、ビザは事前に取得した。短
-
-
1 2019年24日~10月16日 太平洋島嶼国等への旅の起点 豪州
2019.09.24 三週間の太平洋諸国巡りの旅。 訪問地数も152国・地域から166国・地域
-
-
バルト三国とヘルシンキ 世界遺産の旅
2015年3月中旬、ヘルシンキとバルト三国首都の旧市街である世界遺産をめぐる旅行をしてきた。ロンドン
-
-
Travel writing through practical tourism research on Mongolia Tsaatan ethnic (especially concerning with a reindeer and shermanism) 2
20th August In about four hours, beyond the mou
-
-
ヴァーチャル旅行 中国編②貴州省 平塘(Pingtang)―羅甸(Luodian) 世界一高い場所にかけられた橋
https://youtu.be/0Eql5yYvsYU あまり世に知られていない世界一