『デモクラシーの帝国』 藤原帰一2002岩波新書 国際刑事裁判所 米国の不参加
国際刑事裁判所の設立を定めたローマ規程は、設立条約に合意していない諸国にも適用されるところから、アメリカ政府、米軍は明確な拒絶をしている。『デモクラシーの帝国』 藤原帰一2002岩波新書に記述されている。ブッシュ大統領のいう「新しい戦争」とはテロリズムに対して刑事警察を動員するのではなく戦争によって反撃する点が「あたらしい」ものだ(同書p125)。戦争における交戦団体なら戦時国際法によって認められる地位や権利保障も「絶対悪」には認められない
(p11)0世論は負けた戦争には厳しくても、短期間に勝利を収める戦争には優しい。
非公式の帝国は、領土にはせず権力を行使するものである。(p72 )アメリカ大統領の最大の責務はアメリカ人の生命を守ること。 第一次大戦はルシタニア号沈没、二次大戦は真珠湾、原爆投下で多くのアメリカ人が救われたとアメリカ人の多くが語る。
関連記事
-
-
書評『ペストの記憶』デフォー著
ロビンソン・クルーソーの作者ダニエル・デフォーは、17世紀のペストの流行に関し、ロンドン市長及び
-
-
『日本車敗北』村沢義久著 アマゾンの手厳しい書評
車の将来の議論の前提に、地球温暖化への見解 ガソリン車 電気自動車 エンジンではな
-
-
ジャパンナウ観光情報協会機関紙138号原稿『コロナ禍に一人負けの人流観光ビジネス』
コロナ禍でも、世界経済はそれほど落ち込んでいないようだ。PAYPALによると、世界のオンライン
-
-
『素顔の孫文―国父になった大ぼら吹き』 横山宏章著 を読んで、歴史認識を観光資源する材料を考える
岩波書店にしては珍しいタイトル。著者は「後記」で、「正直な話、中国や日本で、革命の偉人として、孫文が
-
-
『カジノの歴史と文化』佐伯英隆著
IRという言葉の曖昧さ p.198 シンガポールにしても、世界から観光客を集める手法として、
-
-
広田照幸著『陸軍将校の教育社会史』1997年発行をよんで
同氏の博士論文であり19回サントリー学芸賞受賞作である。原則、博士論文は条件として出版を義務付けられ
-
-
『「食糧危機」をあおってはいけない』2009年 川島博之著 文芸春秋社 穀物価格の高騰は金融現象
コロナで飲食店が苦境に陥っているが、平時には、財政措置を引き出すためもあり、時折食糧危機論が繰り返
-
-
『シベリア出兵』広岩近広
知られざるシベリア出兵の謎1918年、ロシア革命への干渉戦争として行われたシベリア出兵。実際に起
-
-
『鉄道が変えた社寺参詣』初詣は鉄道とともに生まれ育った 平山昇著 交通新聞社
初詣が新しいことは大学の講義でも取り上げておいた。アマゾンの書評が参考になるので載せておく。なお、
- PREV
- ヘルシンキのシェアリングエコノミー・サービス「Whim」
- NEXT
- 伝統は後で作られる例①
