*

伝統は後で作られる例①

公開日: : 最終更新日:2023/05/28 伝統・伝承(嘘も含めて)

日本のサンクチュアリシリーズ 484宮内庁書陵部

皇居の庁舎で天皇・皇族の戸籍簿「皇統譜」や文書類を管理する図書課が約四十人。『昭和天皇実録』を作成した編修課は天皇・皇族の実録や皇室制度研究を担当する約二十人のスタッフだ。陵墓課が「万世一系」の史跡というハード面の守り人集団とすれば、図書課と編修課は「万世一系」の歴史記録というソフト面の守り人集団とも言える。ただ、戦後は皇国史観のタブーから解放された学界・論壇から天皇陵被葬者の治定の大半に疑義が呈され、初代神武天皇や「欠史八代」など古代天皇の多くは神話上の存在で実在しないとされ、専門家集団として苦しい立場に立たされる。なかでも編修課は大学院で史学を修めた研究員を主体とする頭脳集団。実録作成や元号・宮号の選考や制度調査にも関わり、新たな「歴史」を織り出す職務だけに、学者の良心と皇室に仕える行政官の良心とに悩むヤーヌス(両面神)的存在だ。

もともと十人ほどの定員で古代・中世史専門が多かったが、『明治天皇紀』を上回る空前の大事業『昭和天皇実録』のため近代史専門の若手を順次加え、最終的には常勤十三名が執筆し非常勤七名がチェックにあたる体制となった。平成二(一九九〇)年から二十年計画でスタート。課員を年代別に四班に分けて史料収集にかかり、公文書館、全都道府県はもちろん米国、欧州などにも出張。昭和天皇の戦争、敗戦・占領、戦後平和と歩んだ激動の生涯に関する史料は予想以上に膨大で、何台も冷蔵庫を買い足して保管した。従来は原本史料は全て書写していたのを初めてパソコン作業に〝近代化〟したが、完成は何度も延期され、平成二十六年八月二十一日、ようやく現天皇への奉呈にこぎつけた。

『お土産と鉄道』鈴木勇一 講談社

○ 岡山の吉備団子

加原奈穂子 きび団子 日清戦争の兵隊を山陽鉄道で輸送 広栄堂 お土産に吉備団子 桃太郎伝説に結びつく

石ころが物語を持つとお土産に変身 橋本和也

○アイヌの熊の木彫り

『お土産と鉄道』

十勝地方を変えてゆく大きなきっかけは国立公園の指定

お土産開発もその中で生まれた

尾張徳川家当主徳川義親が、大正10年にスイスを訪れた際に、現在にいうぺザントアートとして木彫りの熊が売られていたことを目にした、徳川農場で農閑期の産業にすることを思いついた

 

アイヌの伝統工芸というイメージが強い木彫りの熊

形ある生物を具象化することは、アイヌの伝統的な習慣からは外れている、極めて近代的な感覚でつくりだされたもの

● 中国「野味」レストラン

●実験データの改ざん ニュートンも妥当な範囲をはるかに超えたものであるデータ改ざんをプリンキピアの中で 行っていることが後世の研究で明らかにされているが、結局大自然の法則をつかんでいたので、些細な瑕疵として忘れ去ってもよい

ガリレオの落体運動の法則の実験も同じ

Pearls Before Breakfast (朝食前の真珠) 2007年1月12日にジョシュアベルは、ワシントンポストが企画したちょっとした実験に参加しました。公表されたのは、4月8日です。http://nisinokaze.web.fc2.com/07x4x8pearlsbej.htm

 

関連記事

no image

伊勢うどん

毎日新聞2016年7月11日 三重県伊勢市の人気うどん店「ちとせ」を訪れ、関係者と記念撮影す

記事を読む

no image

和食とウナギ

福岡の和食タクシーの話を聞いた翌日、チームネクストで柳川にいった。柳川はウナギが名物のようで、うなぎ

記事を読む

no image

2019年1月28日横浜私立大学期末試験 伝統、歴史は後からつくられている例を挙げさせた。その回答例の紹介

2019年1月28日横浜市立大学の観光振興論の期末テストを行った。問題は2問。下記のとおりである。

記事を読む

no image

Quoraに見る観光資源  漢字が日本に来た頃、日本に中国語を話す人はいたのでしょうか?漢字は書き言葉ですが、漢字すなわち古代中国語を話す必要性は日本にあったのでしょうか?蔡 鸟 (Cai Niao),

漢字が日本に来た頃、日本に中国語を話す人はいたのでしょうか?漢字は書き言葉ですが、漢字すなわち古代

記事を読む

no image

QUORAに見る観光資源の嘘 「ラーメン王」「ミスターヌードル」として後世にも語り継がれる伝説の人となっていますが、驚くべきことに、実は発明なんてしていなかったということが明らかになっています。

今では社会的に高く評価されている人物の中で、とてつもなく社会的に評価が低かった黒歴史がある方はい

記事を読む

no image

試験問題1(歴史や伝統は後から作られるということを何度か述べました。その実例を自分で考えて3編以上紹介し、観光資源としての歴史、伝統の活用について、400字以内で論述せよ。)

この設問は、事前に講義中に出題しておいた。実例を自分で探してもらうためだ。出席していない学生は教科書

記事を読む

no image

伝統論議 蓮池薫『私が見た「韓国歴史ドラマ」の舞台と今』

〇 蓮池氏の著作 「現代にも、脈打つ檀君の思想、古朝鮮の魂』などをよむと、南北共通の教育があること

記事を読む

no image

『おクジラさま』佐々木芽生著 備忘録 伝統は古くはない

https://spice.eplus.jp/articles/137344 https:

記事を読む

no image

戦陣訓 世間が曲解して使用し、それが覆せないほど行き渡ってしまった例  

世間が曲解して使用し、それが覆せないほど行き渡ってしまった例である。「もはや戦後ではない」は私の

記事を読む

no image

『「日本の伝統」の正体』

現在、「伝統」と呼ばれている習慣の多くが明治時代以降に定着したと聞いたら驚く人も多いかもしれない

記事を読む

PAGE TOP ↑