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🌍🎒シニアバックパッカーの旅 エストニア(国連加盟国65か国目)

公開日: : 最終更新日:2023/06/13 シニアバックパッカーの旅

日本のメディアはエストニアが大好きである。その昔はブータンであった。しかし鮮度が落ちてきたというより、ブータンの実情が認識されるようになり、取り上げられる機会が減少してきた。エストニアも、過大評価が解ければ、次第に忘れられるのではないか。

「ブラックアース~ホロコーストの歴史と警告」ティモシー・スナイダー著池田年穂訳 を読んで

タリン

ヘルシンキから冬場はクルーズ船で片道2時間半、昼食、夕食つきで、往復1万円のヴァイキング・ラインを日本でネット予約し、日帰り旅行をした。少し体調が回復してきたので予定通り実施することにしたのである。

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船はトラックを積載するフェリーで、物流がメインの航路なのであろうが、観光客もかなり多く乗船していた。フェリーターミナル(ヘルシンキ)は機械化されていて、モダンな感じがした。

中世の街タリンに到着すると、すぐに目に入るのが「太っちょマーガレット」愛称の付け方で印象が違うことの見本であろう。

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中世の街は戦争で完全に破壊されたようであるが、今では世界遺産登録をし完全に復興させたようである。この点はドイツの各都市と同じく、日本観光が見習うべき点であろう。

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IMG_2547 旧市庁舎広場(ラエコヤ広場)

http://www.youtube.com/watch?v=n0CJTiW2F3k

ヨーロッパの旧市街地ではよく大道音楽師を見かける。動画でなければその雰囲気は表せない。

 

 タリンの町にも寿司バーがあった。
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千年前の中世といえば暗黒の時代であった。イスラム教とキリスト教の戦いの時代でもあったから、今日の中東情勢の時代でもあった。

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聖ニコラス教会は中世のゴシック様式、15世紀の教会絵画「死の舞踏」。
生者と死者が共に踊るという奇怪なモチーフには、富める者も、貧しき者も、死が訪れれば身分や貧富の差がなくなって一つになるという死生観が込められている。
 「死の舞踏」は15世紀の絵画や彫刻でよく使われたモチーフで、
14世紀中盤にヨーロッパ全土で大流行したペスト(黒死病)や戦乱で恐怖にとりつかれた人々が狂乱状態になり、
倒れるまで踊り続けた集団ヒステリーがモデルとなっている。 
15世紀の北ドイツを代表する芸術家、バーント・ノトケ(ベルント・ノトケ)が描いたこの作品は縦1.6m,横7.5mで、ノトケが自分の作品の一部を自ら模写したもの。
オリジナルの「死の舞踏」はリューベックの聖マリア教会にあったが、連合軍の爆撃によって失われてしまった。 


 

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