*

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2015年3月 ラトビア(国連加盟国64) 2015年3月 

公開日: : 最終更新日:2023/06/13 シニアバックパッカーの旅

バルト三国とフィンランド

2015年3月中旬、ヘルシンキとバルト三国首都の旧市街である世界遺産をめぐる旅行をしてきた。ロンドンとヘルシンキの車の配車アプリ調査の機会を利用して短期間で回ったものだから、各国とも首都に限定されることとなった。

フィンランドは人口530万人で、首都ヘルシンキは56万人。エストニアは130万人、首都タリンは40万人。ラトビアは200万人、首都リガは70万人。リトアニアは300万人、首都ヴィルニスは56万人といった人口規模である。フィンランドが相対的に人口規模は大きいが、それでもバルト三国合計を超えてはいない。都市規模ではリガが最大である。四か国は陸続きではあるが、ヘルシンキからバルト三国には空路が便利である。旧ソ連時代の交通ネットワークが基本となっており、鉄道、道路ネットワークが4か国を有機的に結びつけていないからであろう。当初鉄道により旅行を計画したが、短時間の旅行では困難であった。国際バスも存在するが情報不足であきらめた。

ロンドンからの帰路であったので、まず物価水準の違いに驚かされた。ロンドンのホテルは設備内容に比べて異様に高い印象を持った。逆にバルト三国は、円安時代なのに安く感じるので、これkらの経済発展が期待できるだろう。サントぺテルブルグがすぐそばにある感覚で、交通ネットワークもモスクワ、サントペテルブルグ中心の影響がまだ残っていたが、いずれEU中心の物流体系が出来上がってゆくであろう。

フィンランドを含め、日本のちょっとした自治体の規模で国家を形成しているのであるから、日本の自治体も自立が可能なのではないとの印象を持ってしまった。モスクワを頼りにしていた時代もあったのだろうが、政治的には苦難の時代でもあった。東京がモスクワと考え、東京の住民が歴史的に民族が異なると思えば、自立することを選択するのかもしれないが、同じ民族であるから幸いなのだろう。そう思えば、沖縄の人たちの心情も理解できるのではなかろうか。

 

リガ(ラトビア)

ロンドンからヘルシンキ経由でリガに到着。ネット予約で航空券を取得した際、ロンドンからの直行よりもヘルシンキ経由のほうが安く済んだからである。

IMG_2431

リガ・ヘルシンキ間は通常ネット予約で往復2万円くらいであり、時間は海越えのプロペラ機で片道1時間、通貨もユーロになっていたので、日本人にとっては、関西から四国に旅行する国内線感覚である。空港から中央駅までも近くタクシーで12ユーロ、ホテル循環バスも一時間に二本あり便利である。駅前のオペラホテル&スパにしておいてよかった。値段もネット予約1万円にしては十分な設備であった。

IMG_2435

ハンザ同盟の港町リガはヘルシンキよりも人口規模が大きい都市のはずであるが、国際線ネットワークの要となっているヘルシンキと比較すると、リガは小さく感じられた。もっとも河口付近の港が遠目に見えたので港近くに人が多く張り付いているのかもしれない。

旧市街地は世界遺産登録されており、早朝の体調の良い時に散策してみた。

IMG_2456IMG_2463IMG_2450

左からブラックヘッド会館、聖ペテロ教会。最後はブレーメンの音楽隊のもととなった街と姉妹であることを示すものである。同じ時代背景があるのであろう。

我々は子供の頃にブレーメンの音楽隊の話を絵本で読んで聞かされたから、いまだに記憶に残っている。この姉妹都市方式も観光資源として活用する手なのかもしれない。

リガのホテルにはタリン行きのツアー・パンフレットも置いてあり、田舎を見るにはこれに参加したほうがいいのかもしれない。せっかくの無料スパもあきらめ、ひたすら休息をとり、体力を温存した旅であった。

 

















関連記事

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2018年9月22日 ウルムチ、トルファン日帰りツアー

BBCも公平ではなく、決めつけて詰問している印象。むしろ中国大使の方が冷静に応対。私の乏しい経験でも

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2023年2月28日午後 オールド・ジェッダ

2月28日午後四時からオールドジェッダを散策。世界遺産なのだが、取り壊し中のものも多い。九千歩近くあ

記事を読む

no image

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2012年7月 早苗のお供 英国(バース)

ヨーロッパの大温泉保養都市群 The Great Spa Towns of Europe ヨーロッ

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーのへ道 1980年 米国⑵ニューヨーク、⑶ワシントン ⑷バージニア州ウィリアムスバーグ、⑸イリノイ州シカゴ、⑹ハワイ州ホノルル

1980年情報管理部内で、調査企画課から情報処理課に移動。日本電電公社からの出向者、松原(技術)、名

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2022年5月1~2日早朝 シラクサ

シラクサの宿     世界遺産 ネアポリ考古学公園   石切り

記事を読む

no image

🌍🎒シニアバックパッカー地球一周の旅 2024年2月25日 COO ベニン

https://photos.google.com/album/AF1QipPhiPxxGzjk

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 ナンビア 国連加盟国126か国目ナミブ砂漠ツアー (147) 2019年2月19日~21日

(動画 初日1、2) https://photos.google.com/album/AF1

記事を読む

🌍👜シニアバックパッカーの旅 11月19日 ハルピン歴史的建造物群調査

11月19日は聖ソフィア大聖堂をスタート https://photos.google.com/

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2017年5月9日 モンテネグロ(国連加盟国89か国目)

早朝便でティラナからベオグラード、ベオグラードからポドゴリッツァにゆく。国境を超えるタクシーが手軽に

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーへの道 2006年 オランダ(国連加盟国30か国目)アンネの館 レンブラント

ニシンのハンバーガーを食べた記憶が一番ある。 アムステルダム駅は東京駅のモデルとかで、

記事を読む

AIに聞く、甘利俊一博士の「脳・心・人工知能」を参考にした、『観光資源反応譜』の提案

人流・観光に関する学生用の教科書として、amazonのkindleで『

シリア、リビア旅行前によむ『アラブが見たアラビアのロレンス』

日本人の一般的な英国のイメージは、映画「アラビアのロレンス」に

『脳・心・人工知能』甘利俊一著講談社BLUEBACKS メモ

AIの基本技術は深層学習とそれに付随して強化学習 そのあと出現した生成

no image
🕌🎒2025シニアバックパッカー国連加盟国192か国達成の旅 190か国目イエメン

  Facebook投稿文 https://www.faceb

no image
🕌🎒 2025シニアバックパッカー国連加盟国192か国達成の旅 189か国目アフガニスタン カブール

facebook投稿文 2025年7月15日 成田を午後5時に

→もっと見る

PAGE TOP ↑