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🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2022年5月12日 イスタンブル 西欧史観的観光資源の再認識  

公開日: : 最終更新日:2023/06/14 シニアバックパッカーの旅

 

トルコへは、現役時代の1986年頃、金丸ミッションに参加して以来訪問していない。全日空が悲願の国際線進出を果たすための前座のようなフライトでもあった。二階俊博衆議院議員が当選二回目の時で、世話係をしておられ、成功裏に終わったことで評価が高くなったイベントである。秘書の長田氏が、通常は下っ端の議員が、金丸先生に資金をもらいに行くところを、二階先生は逆に集めた旅行代金から、金丸氏に謝金を支払って評価を上げたと聞かされた。

facebook 投稿文

イスタンブールに到着。空港バスターミナルで路線バスSG-1を探すもわからず、他の路線バスもイスタンブールカードがいると言われ、面倒なので、HAVASにのった。39リラだから高いのだろう。高速道路ルートが複数あり、混雑情報がgoole mapでも、リアルタイムで入ってくる。路線バスは勝手にルートを変更できないだろうが、ハバスは変えられるのかもしれない。
 
トルコはバス王国で、日本と逆。日本でも群馬は、三Bの一つといわれ、バスが発達。利用もしない地元住民の反対に会い、超赤字鉄道が維持されるため、バスは市場を失い、更なる赤字バス路線を維持させられ、意欲を失う。誰かがものの道理を問うべきだが、選挙で不利になりそうなことは口をつぐむ。イスタンブール空港アクセスでは、マイカーとバスが主体。鉄道を何故作らないのか疑問。政治家はバス勢力を気にしているとすれば、日本と逆の構造。道路混雑を見ていると、そう思ってしまう。
 
宿も何度か行きつ戻りつし、到着。イスタンブールの宿は、完全にバックパッカー用で、若者ばかり。夜はコンサートを開催していた。荷物を置いての市内探索なのでかなり楽である。
 
交通機関利用にはイスタンブールカードが必要。自動販売機なので、しばらく操作。日本語もあるが、途中から英語になる不思議なもの。助けてくれた人も結局ギブアップで、彼のカードを使えとくれた。イスラム教徒は喜捨の習慣があるから、気の毒に見えた私を助けてくれたのだろう。シリア難民でも、欧州各国とは桁違いの数を受け入れているのも、イスラムの教えだからなのだろう。
 
カードを使って対岸に純客船で渡った。15リラ。橋がみえる。トプカプ宮殿は修理中だが、信者が、お祈りをしていた。失礼のないよう、音の出ないアプリで、入口だけ撮影させてもらった。
宮殿そばの市場は賑やかで、声をかけられる。ニーハオもあったが、適当に相手。途中焼きトウモロコシを買う。一本15リラ。殺人事件が起きたサウジアラビア総領事館を見ようかとgoole mapをみたら徒歩ではかなり遠く、バスだと混乱もあり結果時間がかかる。無理をしないことにした。
 
戻りは海底鉄道。日本の技術だそうだ。トンネル部分は国鉄TDCC,。イスタンブールカードには20リラ入金した。反応がなく心配したが、海底鉄道のゲートは通過できたから、チャージは足りていたのだろう。ネットの書き込みでは、出口を出たところにイスタンブールカードの精算機があると。かざしてみると、14リラ残。カードをくれた人の残金が7リラ程度あったのだ。日本だと外人観光客がスイカ購入で困っていたら予備のカードをさし出す人はそんなにいないだろ。
 
(翌日の出国)
イスタンブールの空港、路線バス90分かけて到着。こちらは先に16リラ先払、イスタンブールカードの残量でしはらい。
パスポートコントロールは大混雑、これならファーストトラックは意味がある。日本は六月になっても、海外は3万人しか受け入れないとか、大丈夫なのでしょうか。残りの現金で朝食、出したお札がセロテープで補修してあるので使えないと言われたが、言葉がわからないふりをしていたら、諦めて受け取っていただいた。兎に角、大混雑なので、皆殺気だっていた。

空港から市内へ

 

◎イスタンブルの宿

 

 

ボスポラス海峡を船で渡る

 

市内見学 

 

海峡を鉄道で渡る

 

◎出国まで

🌍🎒シニアバックパッカーへの道 1988年7月 自民党等トルコ(国連加盟国14か国目)訪問団参加 

旅行準備資料

◎ローマ人からギリシャ人へ

吾々が学校で習う「東ローマ帝国」という名称は西側の付けた名称で、自身は「東」とは考えておらず、ローマの継承者として位置付けていた。しかし、十字軍の皮をかぶったヴェネチアにビザンツ帝国を作られると、自らをローマ人というよりもギリシャ人として位置付けることになり、古代ギリシャの文化が復活することとなった。

◎コンスタンチノーブルからイスタンブールへ名称変更

子供の頃江利チエミの歌で記憶にこびりついていたウスクダルの意味がようやく分かった。1453年ビザンツ帝国が滅亡すると、東岸のスクタリ(ユスクダル)に本拠を置いていたオスマン朝はコンスタンチノーブルに王宮を移転し、以降はイスタンブルという名称が定着。これはギリシャ語のイス・ティン・ポリン(町へ)という言葉が由来

◎ヴェネチアからの便の運休によるキャンセル

ヴェネチア・コンヤが100ユーロで販売されていたので予定したが、ペガサス航空がベネチア・イスタンブル間を運休してしまった。あれこれ探して、ミラノ・ハンブルグ・イスタンブルの航空券を確保して事なきを得たが、返金がネットエージェントのGOTOに入るので、不安感が残っている。またイスタンブル・コンヤ間がきちんと残っているかも不安であり、ネットエージェントを回避する心理的影響が残ってしまったのか、多少高くてもダイレクトにエアライン予約をするようになった。ネットエージェント経由では、座席指定がすぐにはできずオンラインチェックイン等が不便である。

おりしもオデッサ報道が盛んにおこなわれているので、次回ようにオデッサ・イスタンブル航路を調べておいた。

Black Sea Ferry  Чорноморськ – Деріндже ferry

https://sealines.com.tr/

◎ HUMAN SEX TRAFFICKING

ウクライナ女性がトルコ経由で売買されるドキュメンタリー

https://youtu.be/4ydmpSw-pmM

◎4月時点では日本の空港は陰性証明を必要としたため、いろいろ情報収集をした。最終的にはパリで取得。

検疫 https://feel-the-earth.com/memo/2021/07/pcr_sabiha-gokcen/

イスタンブールの空港であるサビハ・ギョクチェン国際空港でのPCR検査の方法

 サビハ・ギョクチェン国際空港のPCR検査所は空港の一階、到着出口の建物内にあります。通常PCR検査を必要とするのは出発する人なので、その場合は、出発のカウンターなどがある2階から1階に降りる必要があります。出発のチェックカウンターが並んでいますが、そのカウンターの「A」の近くにマクドナルドがあり、マクドナルドの近くに下階に下るエスカレーターがあります。 このエスカレーターで下階に行くとすぐ、下の写真のようなPCR検査場があります。

サビハ・ギョクチェン国際空港内のPCR検査ラボ

サビハ・ギョクチェン国際空港ないのPCR検査は有料です。2021年7月のレート1リラが12.8円で換算しています。 2021年7月の時点では2つのPCR検査は2つの方法があるようです。

・PCR検査

・簡易PCR検査

 上のPCR検査は通常の鼻腔に検査棒を入れるタイプのものでこれが250リラ、3200円となっており、 簡易版は175リラ2240円となっています。 これから向かう国が受け入れるタイプのPCR検査が必要です。 日本に帰国される方は日本の検査フォーマットがあるので注意してください。PCR検査を受けた場合、結果が出るまでに時間を必要とします。 このサビハ・ギョクチェン国際空港の通常PCR検査は1.5時間必要と表記されています。

PCR検査の結果が出るまで1.5時間90分と表記されている

検査結果はこの検査場の一番手前の窓口で発行してくれます。

◎ イスタンブルカード

マルマライ鉄道は地下鉄やトラムと接続しているボスポラス海峡の海底を通過する横断鉄道。イスタンブールカードにはマルマライ鉄道を利用した場合返金システムがある。これを知らない旅行者は常に最長区間の料金を徴収されているということになり、非常にもったいない。

・マルマライ鉄道は最初に最長区間料金が課金されます

マルマライ鉄道は改札を通過する時に乗車区間の最大料金が課金。2021年7月の時点では7リラ93円が課金。これでゲートは開き、中に入り電車に乗れます。しかし注意が必要なのは下車してから。マルマライ鉄道は乗車区間により返金があります。なぜなら最初に最大区間料金を徴収されているので、その乗車区間に応じた返金が改札を出た後に受け取れます。返金方法は改札を出たところにある返金機にイスタンブールカードをかざすだけ。こうすることにより返金がイスタンブールカード内に戻ります。乗車時に7リラ93円が課金されますが、ボスポラス海峡を横断するだけ「イェニカプ」駅から「ウシュクダル」駅区間乗車し下車します。 ウシュクダル駅の改札を出たところに上の写真の様な返金機がありますのでこの返金機にイスタンブールカードを改札口のようにかざします。

マルマライ鉄道の「Pendik」がある

イスタンブールカードの自販機はお釣りがでないので投入した金額がカードにチャージされてしまします。イスタンブール市内に行くには

・イスタンブールカード10リラ130円

・公共バス7リラ+マルマライ鉄道7リラの14リラ 180円

30リラ390円でイスタンブールカードと20リラ、チャージで市内に行けます。

Dolapdere

https://youtu.be/FwX6MaYLkUw
https://youtu.be/D9yyKGoPoVY
https://youtu.be/Lad7CngTU3A

◎Yenikapı İstasyonu

 

◎空港

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