書評『我ら見しままに』万延元年遣米使節の旅路 マサオ・ミヨシ著
p.70 何人かの男たちは自分たちの訪れた妓楼に言及している。妓楼がどこよりも問題のおこしやすい場所である。故国では、そのようなところを訪れることは生活の一部として許されていた。従って使節一行の男たちが、妓楼を自分たちの工程に組み込むことは当然のことであったろう。
彼らは口をそろえて説明している。自分たちがそこを訪れる理由は、普通そのようなところを訪れる理由とは違うのだと。例えば、熟睡のためだと。
関連記事
-
-
化石燃料は陸上生物の生息域の保全に役立っている 堅田元喜
https://cigs.canon/article/20201228_5529.html
-
-
岩波書店の丁稚奉公ストライキ
『教科書には載っていない戦前の日本』p.222 封建的な雇用制度の改善を求めて岩波書店側に突
-
-
『尖閣諸島の核心』矢吹晋 鳩山由紀夫、野中務氏、田中角栄も尖閣問題棚上げ論を発言
屋島が源平の合戦の舞台にならなければ観光客は誰も関心を持たない。尖閣諸島も血を流してまで得るもの
-
-
Quora 韓国の方が言う「日本は一度も真摯に謝罪した事が無い」というのは客観的に見て事実ですか?
https://jp.quora.com/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%AE%
-
-
錯聴(auditory illusion) 柏野牧夫
マスキング可能性の法則 連続聴効果 視覚と同様に、錯聴(auditory illu
-
-
国際観光局ができたころ 満州某重大事件(張作霖爆死)と満州事変
排日運動が激しくなってきていた。当時は関東軍は知らず、河本大佐数人で実行。満州の出先機関はバラバラ
-
-
三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』なぜ日本に資本主義が形成されたか
ちしまのおくも、おきなわも、やしまのそとのまもりなり
-
-
ふるまいよしこ氏の尖閣報道と観光
ふるまいよしこさんの記事は長年読ませていただいている。 大手メディアの配信する記事より、信頼できる
-
-
観光資源としての吉田松陰の作られ方、横浜市立大学後期試験問題回答の例
今年も一題は、歴史は後から作られ、伝統は新しい例を取り上げ、観光資源として活用されているものを提示
-
-
書評『人口の中国史』上田信
中国人口史通史の新書本。入門書でもある。概要〇序章 人口史に何を聴くのかマルサスの人口論著者の「合
- PREV
- 書評『山形有朋』岡義武 岩波文庫
- NEXT
- 歴史認識と書評 岡部伸『消えたヤルタ密約緊急電』
