*

ソ連の北方四島占領作戦は、米国の援助のもとで実施されたという「発見」 『さらば!検索サイト』太田昌国著 現代書館 

公開日: : 最終更新日:2023/05/29 出版・講義資料, 歴史認識

また私の頭の中で「歴史は新しく作られる」という例が増加した。表記のpp.77~79に記述されている。北海道新聞2017年12月30日朝刊で報道されている。米軍のアラスカ州ゴールドベイ基地で訓練を受けたロシア兵が、7隻のソ連船とともに、米軍から貸与された10隻に乗船して占領したのだ。その資料は北海道庁根室振興局が「発見」したのだと記述されている。「隠ぺい」だったかもしれないとも記述されている。

http://www.jca.apc.org/gendai_blog/wordpress/?p=774

当時の状況から考えると、ドイツを降伏させ、ベルリンを陥落させたのは、アメリカではなくソ連であり、そのため疲弊していたから、当然極東でソ連に援助すると思われる。

関連記事

任文桓『日本帝国と大韓民国に仕えた官僚の回想』を読んで

まず、親日派排斥の韓国のイメージが日本で蔓延しているが、本書を読む限り、建前としての親日派排除はなく

記事を読む

no image

ダークツーリズムと『脳科学からみた「祈り」』中野信子著

ダークツ―リズム 怖いもの見たさの時の脳内物質を調査する必要がある。その調査をせずして、ダークツー

記事を読む

地域観光が個性を失う理由ー太田肇著『同調圧力の正体』を読んでわかったこと

本書で、社会学者G・ジンメルの言説を知った。「集団は小さければ小さいほど個性的になるが、その集団

記事を読む

no image

動画で考える人流観光学  西洋人慰安婦に関する映画

She Ends Up In A Japanese Concentration Camp For

記事を読む

no image

「温度生物学」富永真琴 学士会会報2019年Ⅱ pp52-62

(観光学研究に感性アナライザー等を用いたデータを蓄積した研究が必要と主張しているが、生物学では温

記事を読む

no image

『元寇』という言葉は江戸時代になって使われ始めた

Wikiでは、「「元寇」という呼称は江戸時代に徳川光圀が編纂を開始した『大日本史』が最初の用例で

記事を読む

no image

QUORAに見る歴史認識 あなたが「この人誤解されてるな」と思う歴史上の人物は誰ですか?

あなたが「この人誤解されてるな」と思う歴史上の人物は誰ですか? ネルソン・マンデラさん。

記事を読む

no image

『生成文法』書評

「人間の言語習得は知性の獲得を証明するものではなく、単に種の進化の延長であるーー。」はじめてこの

記事を読む

no image

若者の課外旅行離れは本当か?観光学術学会論文の評価に疑問を呈す

「若者の海外旅行離れ」を読み解く:観光行動論からのアプローチ』という法律文化社から出版された書籍が

記事を読む

保護中: 『植物は未来を知っている』ステファノ・マンクーゾ  、動物が必要な栄養を見つけるために「移動」することを選択。他方、植物は動かないことを選び、生存に必要なエネルギーを太陽から手に入れるこにしました。それでは、動かない植物のその適応力を少しピックアップ

『植物は<未来>を知っている――9つの能力から芽生えるテクノロジー革命』(ステファノ・マンクーゾ著、

記事を読む

PAGE TOP ↑