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『昭和史』岩波新書青本  恐慌の影響で、朝鮮人(日本国籍がある)の満州移住が増加したが、中国側は日本の手先と見て敵視 奉天の柳条溝で満州事変  この頃からメディアも変わる

公開日: : 最終更新日:2023/05/29 出版・講義資料, 路銀、為替、金融、財政、税制

26年と30年を比較すると中国(満蒙含む)の輸出入貿易額に占める対日貿易額の占める割合は低下したが、日本の貿易額にしめる中国の割合は上昇を続けていた

31年中国は関税自主権を一応回復すると、続いて治外法権の撤廃を取り上げ、日本とも交渉開始

恐慌の影響で、朝鮮人(日本国籍がある)の満州移住が増加したが、中国側は日本の手先と見て敵視 奉天の柳条溝で満州事変  この頃からメディアも変わる

三月事件、十月事件 全く非公表

金再輸出禁止  ドル買いで財閥利益

32年ころから恐慌を抜け出し高橋財政 円安ダンピング輸出 公債発行 軍需インフレ 新興財閥

34年、35年は 満州ブームと呼ばれ、サラリーマン層の生活に安定感

35,36年の危機 ブロック経済化、日貨ボイコット

37年 盧溝橋事件 北支事変

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