🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2019.9.26 ナウル共和国 国連加盟国133か国目(INU)
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最終更新日:2024/05/03
シニアバックパッカーの旅
ナウル到着。 機材が変わることもあり、トランジットルームへ移動。無事つぎのボーディングパスが手に入りやれやれ。かなりの人がここで乗り換える。ビザを緩めて観光客誘致をすればという意見もあろうが、今のところ、ビザ入手最困難地域だ。宿泊施設不足が原因と聞いている。 つぎの機材に乗り込む。タラップまでほんの二十メートルの距離をVIPゲートから黒塗りに乗って移動するサングラスをかけた政府要人をみかけた。見送りは制服の役人らしき空港職員。おかしなことにボディガードはいない。ナウル航空の時間変更でソロモン諸島入国ができなくなったが、その理由は、このナウル要人の豪州出張計画のせいではないかと疑いたくなった。
ナウル共和国(事前調査資料)
バチカン市国、モナコ公国に次いで面積が小さい。また人口も、10,210人であり、バチカン市国、ニウエ、ツバルに次いで人口が少ない。
アホウドリを始めとする海鳥の糞の堆積によってできたリン鉱石の採掘によって栄えた。世界で最も高い生活水準を享受し、税金を徴収されずに医療や教育は無料、ベーシックインカムとして全年齢層に対する給与としての年金支給を始めとした手厚い社会福祉を提供していた。しかし、20世紀末に鉱石が枯渇して基本的インフラを維持するのでさえ困難な深刻な経済崩壊が発生。オーストラリアやニュージーランドなどの近隣先進国や日本からの援助に依存している。
ナウル共和国1968年独立 1970年代のナウル人口 3500人~5000人程度 年3000万ドルの輸出余剰金 夢の金利生活国計画 2004年メルボルンの超高層ビルも債権者へ オーストラリアドルを使用している。自国の通貨は存在しない 最盛期の1980年代中頃には世界で最も高い国民所得を誇っており、国民は完全な無税、医療や教育も無料である他、莫大な収入を財源に全年齢層に年金が支給されていた。当時は、ほぼすべての食料品と工業製品の調達はもちろん、政府職員を除くほぼすべての労働者も中国や近隣のミクロネシア諸国から来た出稼ぎ外国人に依存しており、貿易依存度は輸出、輸入とも110%という値だった。また一本しかない島の道路には採掘権で富を得た者が持ち込んだフェラーリやベンツなどの高級車が走っており、食事も労働者相手に店を出した中国人のレストランで三食済ますといった生活だった。このような単一の資源産業に依存し、大半の国民は働く必要がない状態が長期間続いたことは、後に問題を深刻化させることになった。1990年代後半からリン鉱石採掘の衰退による経済崩壊と財政破綻により、電力不足や燃料不足、飲料水不足が深刻化し、以降は諸外国からの援助が主要な外貨獲得源となっている。2007年に日本テレビの『世界の果てまでイッテQ!』が「地球の歩き方」のナウル版を制作する企画で取材班が訪れた際には、日中の街中をうろつき回る多数の島民の姿が映し出されていた。これは1世紀近くにわたり、働かずに収入を得ていたため、ほとんどの国民が勤労意欲以前に労働そのものを知らないためである。取材班が訪れた当時は、政府が小学校の高学年で働き方を教える授業を行い、将来の国を担う子供たちの労働意欲を与えようという対策がなされていた。しかし、鉱業だけに頼る産業構造だったため一定規模の民間企業が存在しないこと、インフラ整備が後回しにされていることなど悪条件が重なっているため、現地での起業も外国企業の誘致も進んでいない。外務省の情報では、日本からの民間投資は存在しない。2011年の統計によると、島内の失業率は90%に達しているとされる。
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