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シニアバックパッカーの旅 2018年8月2日 FORTH橋を見てエジンバラに入る

公開日: : 最終更新日:2023/05/26 シニアバックパッカーの旅

今回の旅行は、一人旅ではなく、前半は家内と、後半は役所時代の同僚が一緒の旅である。勿論新しい国を訪問することが目的だから変則的なスケジュールである。でも、ネット予約とスマホガイドで可能な時代になったことをつくづく感じた。日本の通信費の高さを何とかしてくれれば、人流はさらに伸びるのであるから、交通・観光関係者は認識を新たにすべきであろう。

結果的に今回の旅で訪問国・地域は、マン島、ガーンジ島、ジャージ島、アンドラ、セネガル、モロッコ、リヒテンシュタイン、それにジブラルタル等で129になった。だんだん数に欲が出て、スコットランドやバスクまで数に加えることにした。両者とも独立運動をした過去があるからである。勿論カタルーニャもそうである。

エジンバラ空港からエジンバラの中心部にはトラムが一番便利であろう。カードが直接使えるし、空港のすぐ横から乗れる。行ってみて分かったことだ。帰りはトラムにした。Airbnbの施設のすぐ前から乗れる。

さて、今回は世界遺産のFORTH橋にいくつもりであったので、最終的にはタクシーにした。

FORTH橋は国土交通省の技術畑の人には教科書的な存在であり、誰でも知っているが、事務官はほとんど認識がないであろう。世界遺産になっているから知っているくらいだ。離着陸時に飛行機からもその美しい姿が見れるから、その程度でもいいのかもしれない。私は席が逆側であったので見るだけであった。

さて、タクシー運転手は駅をわかっているようであったが、後でとんでもない間違いであると分かった。英語力の弱さも反省である。家内は訛りがひどいからといっていたが。
一人なら歩いたのであるが、今回は家内もおり、もより駅まで車で直行した。

その駅が、ついてみて全然らしくない。乗車時間も下調べの時の想像と異なり、ずいぶん時間がかかった。結果的に一駅先の中心街の駅に連れて行かれたのである。運転手はそれしかないと思っている。駅にいる人に聞いたがここだというので仕方がないと思っていると、その人はスマホを見て、一つ手前にも駅があると教えてくれた。NORTHQWEENFERRY駅である。私のスマホはオフラインになっており、googleMAPが使えなかったからわからなかったのだ。最終駅で30£という運賃表を見せてきたが、観光タクシー用の表であろうから、道を間違えたので20£にしするべきといって、してもらった。20なら、一人10£として、バスの倍であり、合理的な値段である。その駅は運転手も知らない世界遺産のふもとの駅である。しかしその駅も勿論高台にある。海岸まで相当あるので、足に自信のない者には無理かもしれない。30支払って、ふもと周りで駅に行った方がよかったかもしれなかったが、あとの祭りであった。

橋のふもとの街並みはきれいである。花を植え、民泊用のコテージにしている。鉄道橋に道路橋があり、豪華客船も来ていた。ただし大型桟橋はないようだから船客は見るだけかもしれない。冬も寒いけれど海が荒々しくて眺めはいいのであろう。ユーチューブで鉄道好がアップしているところでもある。

https://www.facebook.com/shuichi.teramae/videos/vb.100005613103185/859550507575378/?type=2&theater&notif_t=video_processed&notif_id=1533964618028210

https://photos.google.com/album/AF1QipMRBLJRTWdykuuJ9nyYU0GRZqkbxzKgrJrrif77

https://photos.google.com/share/AF1QipPjqbTWDVWiZIa93i4a1WTSqYpa58BAijxfMeD9xj0TvWSaYwRGSAi7FZhVY02CEw?key=SFdtQzdVZzlJOEZGTEt1SWp5QnQwYW5raVU3bzVB

NORTUQWEEN駅で自動販売機で切符を買う。使い方がよくわからないまま、2人分かった。列車頻度は1時間に3本ていどあるから、まったく問題はない。車掌に切符を見せると、一人分しかないという。よく見ると往復を一人分かってしまったようだ。もう一人分は取り忘れたようだ。車内で買うと、スコットランドでしか使えないカネでお釣りが出るというので、次の駅で降車して買いなおすことにした。今度は慎重に片道切符を一人分買うことにしたのだが、往復と片道がわからない。電車が来たので、往復のボタンをおした。往復という認識もないのだが。

エジンバラの駅で、切符の払い戻しが可能となっていたので、払い戻しを受けに行くと、片道使用したものはダメだといわれる。私の英語力は、その程度の理解なのであり、失敗しないと上達しないようである。結局10ポンド以上無駄をしてしまったが、タクシーをまけさせたので、イーブンであろう。

エジンバラでは、わたしの調べが不十分で、Airbnbの宿の場所を勘違いしてしまっていた。そのおかげで道順をまちがえ、先にミリタリータトゥーの会場調べに行ってしまった。急な坂道が多いことも認識なく、荷物を持ったままでは疲れてしまう。ブランド品のカバンを痛めてしまっては、通信費をケチっても意味がなかった。日本の携帯会社の通信費は高く、特に海外データ通信費は高すぎる。先のカリブ海でも5万円の請求が来ていたから、今回は完全にオフにしている。

駅で気長に通信すれば地図ぐらいはダウンロードできるのだが、エジンバラでは気持ちに余裕がなかった。今回の旅では、次第に地図のダウンロードに慣れてきたことが成果であった。
さて、初めてのAirbnbであるが、家はすぐに見つけられた。駅のそば、エジンバラ城が見える坂の途中のアパートである。2階にあるのだが、階段の感覚では4階である。まず入り口で暗証番号を入れると、鍵が入っている箱が開け、中に鍵がある。そのカギは元に戻して、中に入り、次に二階のドアの前で、指定された箱から鍵を取り出す。その時の暗証番号は同じであった。その箱には我々の部屋の鍵が入っている。帰りは逆順で返しておくのである。

部屋はアメニティの類はタオル以外何もなく、水もないシンプルなもの。共用のキッチンがあり、食器、オーブン等があり、長期滞在もできるようだ。私の言う食と住の接近である。

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