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🗾🎒シニアバックパッカーの旅 2016年3月6~7日 熊本県人吉市 肥後交通・オフサイトミーティング

公開日: : 最終更新日:2023/06/15 シニアバックパッカーの旅, 国内観光

システムオリジン、チームネクストの仕事で、肥後交通が毎年実施している従業員のための研究会を視察する機会を得た。
東京から人吉に行くには、羽田から、鹿児島空港(KOJ)、熊本空港(KMJ)、福岡空港(FUK)の三通りが考えられる。今ではスマホアプリで簡単に情報が手に入る。昔鉄道全線走破を目指していたころは、JRの時刻表が頼りであった。鹿児島空港はバスとの接続時間が長いところから、今回は熊本経由を選択した。空港から鉄道駅までの高速バス活用である。
空港で高速バスを探したところ、小型バスであった。

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新八代まで1400円。現金払である。不十分ながらも英文表記はある。しかし、初めての外国人旅行客には不安感があるであろう。東京からの私でもこのバスで間違いがないのかと思ったから、全国共通のロゴでもあればと思いついた。乗り場は、空港も駅もきちんと確保されているから問題はない。
新八代駅は二度目である。九州新幹線開業の期待は大きかったであろうし、新駅も期待が大きかったであろうが、たぶん駅周辺の開発は進まないであろう。東横インがでていたが、宿泊料三万円で有名になったアパホテルはでてきていない。映画駅前シリーズでは、東海道線の駅前旅館がにぎわっている光景が出てくる。昭和30年代であるから、新幹線などない。映画の想定は台風で列車がストップ、お客は駅前旅館に集中するのである。街は大いににぎわい、時間つぶしに、パチンコ、飲み屋へと向かう。旅館業法は、部屋がある限り断れないように規定している。だから、法律なのである。新八代が東海道線の駅のようににぎわうには時代が遅すぎた。
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新八代で在来線の肥薩線にのり、人吉に向かう。肥薩線は三度目である。スイッチバックが有名で鉄道ファンが乗りに来る。私は国土庁時代であったと思うが、肥薩線から宮崎県の海岸が見渡せた場所があり、その雄大さに感激したことが忘れられない。
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肥薩線は乗車率が100%sでも赤字に違いない。国からの交付金があるから維持できている。JR九州は少しでも赤字幅を減少すべく、観光に力を入れている。車内で記念撮影ができるよう、乗務員が必至である。当日の乗車効率はざっと見たところ半分程度であった。車窓から球磨川急流下りのラフティングが見える。

球磨川ラフティング

球磨川ラフティング

オフサイトミーティングの様子は、チームネクストのHPで詳しく報告されているのでそちらを参照いただくとして、ここでは人吉の報告をする。
人口三万余ではあるが、盆地の中心であり集中度は高い印象。城下町であり、観光地必須の温泉もある。これは日本の特徴で、外国人には印象が良く、わかりやすい。ただし、日本中城下町、温泉だらけであるから、統一観と個性をうまく調和させないといけないであろう。
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次の目的地の北九州小倉まで時間があり、人吉で食事と観光をする。今月の観光パンフレットに紹介されていたソバ屋とウナギ屋のうち、ソバ屋を選択。親子そばという点に惹かれた。親子どんぶりのご飯がそばに代わっているだけであるが、出汁は特徴を出していた。赤坂の林という評判の親子丼の店を思い出し、近々東京転勤予定の同行者に紹介する。といっても、林に行っていた時代は鉄道建設公団(赤坂山王ビル)で常磐新線(つくばエクスプレス)の仕事をしていた時代だから30年まえである。店はまだある。食事がおわり、駐車所に車を置いて、街並み散策。一生懸命頑張っているようであるが、無理が重なっている。熊本県の端であるから、行政資金はつぎ込まれるのであろうが、大きな流れには勝てない。人吉が栄えるということは、どこかがへこむだけである、日本全体が栄えることは無理である。そのことは冷静に考えれば簡単に理解できるのであるが、政治的には解らないふりをせざるを得ない。だから、移住者援助資金を使ったり、地方創生が叫ばれるのである。これからは、人口減少、街並み縮小を真剣に考えるべきで、それに成功したことろに財政資金を投入すればいい。

まず、選択しなかったうなぎ屋にゆく。肥後交通の方々と鉢合わせ。彼らは獲得した賞金でウナギを食べるようだ。街には、お化粧した貸し店舗があり、テナントが出て行ったのであろうか、募集中のものが多い。テナントもいくら商品を工夫しても限界がある。地元でひときわ高さが目立つ雑居ビルがあった。数年前までは、劇場はまだやっていたそうだが、踊り子のおばあさんが退職したので廃業したとか。隣の焼き鳥屋のおじいさんが教えてくれた。醤油さんが工場見学をさせてくれるとか、様々な工夫がなされているが、今ではどこでも行っていることになってしまった。地元の歌留多や雛人形展示も各地同じである。時間つぶしにはなるが、わざわざ行くほどの価値がない。地元の小学生に郷土の誇りを持たせる効果があるくらいである。日本観光協会時代、豊後高田で昭和の町を見学したが、今では大なり小なりどこでもやっている。「三丁目の夕日」効果であるが、効果が出すぎて、効果が薄れてしまった。外国人には「三丁目の夕日」ではインパクトが弱く、やはりお城である。

人吉を後にして北九州に向かう。高速道路。同行者のBMWに乗せてもらったが、命を預けることになる。本を読むのだが暖かくて睡魔に襲われる。運転手さんも同じだろう。高速道路は自動運転車のほうが確実に安全だ。無茶な運転の車も少なくなった。時折、カーナビが、取り締まり強化区間だから気を付けて運転という。自動運転車ならそんな放送もいらない。高速道路ではなく、自動運転道路に早く衣替えしてもらいたい。ETCは普及した。オフサイトミーティングでETCの話になった。私はいずれGPSの時代になるから、巨大な金をかけてETCな度無駄だと思ったが、官民挙げて新規事業にした。今そのバージョンアップ投資の時だそうだ。しかし次はないだろう。GPSのほうが優れている。自動運転かもしれないから、ETCのような孤立型では面倒である。

小倉ステーションホテルに宿泊。昨日の人吉のホテルも宿泊費は7~8千円と同じようなものである。ただし、人吉はWifiがなく、小倉はあり。外国人の影響は出ていなかった。アパホテルの真似はしていない。訪問先の三ヶ森タクシーは介護ビジネスも兼業。高齢者のことがわかるのであろう、タクシー定期券を発売していた。特定区間一か月乗り放題(上限80回)区間運賃×20日×2である。高齢者フリーパス券は65歳以上限定で特定範囲運賃一か月乗り放題(上限96回)代金は運賃×30×2×0.8となっていた。同時に学割定期券も発売。この場合は区間運賃×18日×2 

運送業者が自らの商品を販売する際に、代理店に委託をしても委託先は旅行業の登録は不要である(宿泊機関の場合は法的には必要なのが説明困難?)。ついでに日帰りで観光商品をつけても旅行業の登録は不要である。では、毎日ボーリングのゲーム代金を付加して販売しても日帰りだから登録不要となるのであろうか。代金の作り方次第である。パック料金にした場合は必要であるが、運賃にアドオンした場合不要である。ここに宿泊をアドオンすると、宿泊業者の代理行為となり登録が必要となる。運送行為が免許制であった時代の宿泊業との差が今でも残っているのである。三ヶ森タクシーが乗り放題、食べ放題等付加商品を月極で販売するとして、付加商品には経済規制がかからないものが大半であるから、例えば毎日の食事代を300円して食べ放題に設定し、タクシー定期券を現状のままにすれば、ケースによっては大勢のお客さんが購入するかもしれないのである。その場合に、レストランとの内部決済において、販売促進費等の名目でコスト補てんしても合法である。国営時代の日本航空は、販売促進費を旅行代理店に大量に支払っていた。そのことを国会で取り上げられたこともあるが、当局は合法であると答弁している。

東京に戻る日、羽田が天候のため着陸できず、成田に向かう。二時間遅れでランディング。ここまでは仕方がない。到着後乗客は下りる準備。ところがなかなか出してもらいえない。ようやく放送。地上の手配が間に合わず、30分程度かかるとの放送。ここで皆緊張の糸がきれる。旋回中は仕方がないと思うのであろうが、期待させられた状態での裏切り?は問題になる。このことが接客業の割にわかっていない。いくら口で誤っても、機長の評判は落ちる一方であった。旋回中に地上との連絡を取っておくべきだが、たぶんセクショナリズムがあるのである。機内の無線Wifiもこのようなことがあるのだから、無料にしておくべきであろう。そうすれば、乗客は旅先に連絡が取れる。現に北海道に向かう乗客は到着後キャンセルを電話で入れていた。
地上がもたついている原因は、条約に空港バスのチケットの手配や請求書を渡す作業であった。係員の中には初めての経験であると言っていたが、私はお辞儀の仕方を習う時間があったら、こういう事態へのリハーサルをしておいたほうがよほどおもてなしになるよと言って、嫌われた? しかし、常日頃おもてなし、おもてなしにいささか問題意識を持っていたのも、このようなコンプライアンスに近い訓練がなおざりになりはしないかという危惧を抱いていたからである。
ようやく機内から到着口に向かう。しかし誰も誘導員が案内しない。表示に従って進むだけである。事前の話では、制限区域内を通過するので、乗客は勝手に通れないと言っていたが、全くそんな気配はなかった。これも係員への教育不足である。
私は日本航空の場合これで三度目のトラブルである。倒産前に、千歳の大雪で欠航になったことがある。翌日の復旧を見ていると、全日空はすぐに立ち上がったが、日本航空は半日以上かかった。JASとの合併が原因と聞いたが、社内事情である。社内事情が優先するような会社だからもあって倒産したのであろう。それでも私はJALを利用している。それだけマイレージの魅力があるからである。挨拶など適当でよい。運賃を安くし、緊急事態に的確に対応してくれれば、それがおもてなしなのである。

幸い、当日予定していた錯覚研究に間に合った。

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