『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』川添愛著
公開日:
:
観光学評論等
ディプラーニングを理解しようと読んでみた。
イタチとロボットの会話は全部飛ばして、解説部分だけ読めば理解できる。
大量の言語データを必要とする機械とことなり,人間の赤ちゃんが少ない経験で言葉を習得できるのは、進化の過程で培われた本能的な能力がある
人類は言葉についてのメタな認識を持っている。抽象的な言葉を理解し、五感で得られる以上の認識や思考を行えるようになる
他人の知識や思考や感情の状態を推測する能力を持っている
これらが人間の内部の中でどのように実現されているか数理的に解明しない限り「言葉を理解できる機械」ができない。そしてそれが作れたとして、そこから新たな課題がまた生まれてくる
関連記事
-
-
岩波新書『日本問答』
本書では、大島英明著『「鎖国」という言説 ケンペル著・志筑忠雄訳『鎖国論』の受容史 人と文化の探究』
-
-
学士会報第20回関西茶話会「新興感染症の脅威と現代世界」光山正雄
感染症は今も世界の人々の死因第一位 歴史上の重大感染症 ①ペスト 14世紀 欧州で大流行 当時の
-
-
観光行動学研究に必要なこと インタラクションの認識科学の理解
ミラーニューロンを考えると、進化の過程で人間が人間をみて心を想定するように進化したとおもっていたか
-
-
観光と人流ビッグデータとウェアラブルに関する意見交換会
2015年2月17日14時から一般社団法人日本情報経済社会推進協会/gコンテンツ流通推進協議会におい
-
-
辛坊正記氏の日本の中小企業政策へのコメント
下請け泣かせにメス、政府が価格交渉消極企業を指導-150社採点 Bloomberg 2023/02
-
-
『眼の神殿 「美術」受容史ノート』北澤憲昭著 ブリュッケ2010年 読書メモ
標記図書の存在を知りさっそく図書館から借りてきて拾い読みした。 観光資源の文化資源、自然資源という
-
-
「DMO」「着地型観光」という虚構
DMOという新種の言葉が使われるようになってきていますが、字句着地型観光の発生と時期を同じくします。
-
-
Ctripの空予約騒動について 大山鳴動に近い騒ぎ方への反省
「宿泊サイト、予約しない部屋を販売」といった表題でテレビが取り上げ、関係業界内ではやや炎上気味であ
-
-
羽生敦子立教大学兼任講師の博士論文概要「19世紀フランスロマン主義作家の旅行記に見られる旅の主体の変遷」を読んで
一昨日の4月9日に立教観光学研究紀要が送られてきた。羽生敦子立教大学兼任講師の博士論文概要「19世紀
