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満洲里から綏芬河への列車の旅 24時間

公開日: : 海外旅行感想, 海外観光

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考えてみれば、中国で鉄道に乗るのは、北京の地下鉄を除けば初めてである。
切符は実名制で、外国人なのでパスポート番号も記載されている。中国人は公安が発行する身分証明証番号である。寝台車に乗ると、乗車券を車掌に渡し、引き換えカードを受けとる。降車時にまた引き換えるのである。ただし、あまりキチンと名前を見ていないようで、学生と座席を交換していてもわからなかった。西洋人だとそうはいかないかもしれない。買君は、日本人には身分証明書番号はないのかと聞かれたので、中国と同じようなものはないと答えておいた。多くは運転免許証がその代わりをするとも言っておいた。例のマイナンバーも、切符を買うときに必要にすればいいのであろうが、そんなことをしたら、内閣がつぶれるであろう。

途中駅でホームに降り立つという習慣がないようである。車掌からは出てはいけないように言われた(意味は分からないので、スリッパだからダメといわれたのかもしれないが、そんなこともないだろう)。従ってエキナカビジネスという発想はここにはない。販売はすべて社内であり、アイスクリームから弁当等を売り子が売りに来る。しかし、乗客も乗車全に買い物をしてくるようである。我々の一行もそうであった。

寝台は三段ベッドで、昼間の時間もベッド状態になっている。懐かしい三段ベッドであるが、カーテンもついていない。昔は安い最上段のベッドをよく使った。最上段の方が荷物置き場があり、慎重のある者にはかえってありがたかったのであるが、中国は荷物置き場がない。旅行作家の鈴木一吉氏の話では、欧州でも三段ベッドはあるようだが、コンパートメント方式なのでカーテンはいらないようだ。今回は中・上段に若い女性がいたが、慣れたもので、ズボンをはいてきており、はしごを器用にのぼっておられた。

これまで、大陸横断鉄道旅行もしてみたいと思っていたが、どうも豪華寝台列車でないとやはり無理かもしれないが、コストパフォーマンスが問題になる。車窓を楽しむという感じがあればいいが、シベリア鉄道は、今回の感じで大体わかったような気がした。豪州の一面砂漠というのも興味はあるが、少し感が直さないといけないかもしれない。

中国の鉄道はWIFIがセットされていたから、WECHATが使えて便利であった。逆に言えばWechatのIDで無料WIFIがセットできるのである。Wechatは日本で登録しているから、電話番号等の問題もないが、無料Wifiでは、よく、その国の住所等を登録させるものがあり、そんな場合は外国人には実質使えないことになる。だからfacebookのIDが便利に使われるのだと感心したりして時間が過ぎてゆく。

中国ではFACEBOOK、Google、Line等が使用できない。VPNを使えば利用できるとよく聞くが、VPNを使うにも有料だからばかばかしい。買君はVPNを使いっているようだが、倪君は使っていないようだった。今回は、前回の雲南省の経験から、百度地図をインストールしてきた。CTRIPも何度か利用したので、だんだん中国旅行も一人でできるようになってきた。

しかし、いつものことであるが、ドコモのデータ通信をオフにしていせいかわからないが、時折不具合が出る。icloudのメールは届くがドコモはダメだったりする。かと思えば、突然全部つながったりする。容量の問題かもしれない。スマホとタブレットを同日接続するとうまくいかないこともある。いろいろなことがあるが、そんなものだと思っていれば、慌てることもなくなった。それよりはバッテリーの方が絶えず問題になる。今回の列車には電源がなかった。バッテリーを二つ持ってきたので何とか間に合った。綏芬河についてまずすることは充電であった。

24時間何もすることがない。寝ているだけであるが、何とかなるものだ。小笠原への船旅も同じようなものであったが、小笠原の場合は個室だったので、少し違うかもしれない。おかしなもので、飛行機の方が短い時間であるが、周りを暗くされるせいか、鉄道ほどは気にならない。

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