*

『徳川家康の黒幕』武田鏡村著を読んで

公開日: : 最終更新日:2023/05/31 出版・講義資料, 歴史認識, 観光資源

私が知らなかったことなのかもしれないが、豊臣家が消滅させられたのは、徳川内の派閥攻勢の結果であったと記述されている。
家康は、豊臣家を一大名として存続させるつもりであったと記述されている。秀吉が織田家を存続させたようにである。
そうも行かなくなった原因は、家臣の大久保と本多の抗争が激しくなり、外部に目をむ消させざるを得なくなったからであると記述されている。
史料を駆使して解説されているが、私には批評する能力はないものの、面白く読んだ。

歴史は後から作られるという私の自論からすると、新しい材料が増えたことになる。

関連記事

希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書) 新書 – 2010/8/17

ピースボートというクルーズ旅行商品があり、かつて週刊誌にその悪評が掲載されたことがある。消費者保護を

記事を読む

no image

保護中: 7-1 先行研究1(高論文要約)

高論文 「観光の政治学」 戦前・戦後における日本人の「満州」観光 (満州引揚者)極楽⇒奈落  ホ

記事を読む

no image

満州の中国化 中国東北部の民族構成の歴史的推移

高媛氏の『観光の政治学』の主要テーマがホスト(中国人)、代理ホスト(在満日本人)、ゲスト(外国人)が

記事を読む

no image

Quora ヨーロッパ人による境界がなかった場合には、今日のアフリカには幾つくらいの国があったと思いますか? 欧州にはバスク語しか残らなかった

https://youtu.be/i28l-t4H1GM ヨーロッパ人による境界がなかっ

記事を読む

「起業という幻想」白水社 スコット・A・シェーン 職を転々として起業に身をやつす米国人の姿は、産学官が一体になって起業を喧伝する日本社会に一石投じることは間違いない。

  マイクロソフトのビル・ゲイツ、アップルを立ち上げたス

記事を読む

no image

『動物たちの悲鳴』National Geographic 2019年6月号

観光と動物とSNS https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/m

記事を読む

no image

『金融資本市場のフロンティア 東京大学で学ぶFinTech、金融規制、資本市場』に学ぶべきMaaS

本書を読んで、アンバンドリングとリバンドリングという言葉に出会った。金融機能が、テクノロジーが導入

記事を読む

no image

Quoraに見る歴史認識 終戦後に当時のソ連は、どうして北海道に侵攻しなかったのですか?

終戦後に当時のソ連は、どうして北海道に侵攻しなかったのですか? 回答を先に書けば、米国との間

記事を読む

no image

2002年『言語の脳科学』酒井邦嘉著 東大教養学部の講義(認知脳科学概論)をもとにした本 生成文法( generative grammar)

メモ p.135「最近の言語学の入門書は、最後の一章に脳科学との関連性が解説されている」私の観光教

記事を読む

no image

『聖書、コーラン、仏典』 中村圭志著 中公新書  メモ書き

福音書の示すイエスの生涯はほとんどの部分が死の前の2,3年前の出来事 降誕劇は神話 ムハンマドの活

記事を読む

no image
🕌🎒2025シニアバックパッカー国連加盟国192か国達成の旅 計画作成

国連加盟国192か国を訪問するという計画も残り4か国となっている。その

no image
🌍🎒2024シニアバックパッカー南極太平洋諸国の旅 福建省(24番目)厦門

中国渡航にビザが必要な段階で計画したので、金門島から廈門に渡る

🌍🎒シニアバックパッカー南極太平洋諸国の旅 台湾省🏳‍🌈 金門島

  昨夜桃園空港から台北駅に鉄道で移

no image
🌍🎒シニアバックパッカー南極太平洋諸国の旅 台湾省🏳‍🌈 台北

国連加盟国第一か国目は中国。1970年に香港、台湾と旅行した。当時は、

🌍🎒2024シニアバックパッカー南極太平洋諸国の旅 パラオ共和国(国連加盟国188か国目)

    2024年12月4日早朝マニラから

→もっと見る

PAGE TOP ↑