『徳川家康の黒幕』武田鏡村著を読んで
私が知らなかったことなのかもしれないが、豊臣家が消滅させられたのは、徳川内の派閥攻勢の結果であったと記述されている。
家康は、豊臣家を一大名として存続させるつもりであったと記述されている。秀吉が織田家を存続させたようにである。
そうも行かなくなった原因は、家臣の大久保と本多の抗争が激しくなり、外部に目をむ消させざるを得なくなったからであると記述されている。
史料を駆使して解説されているが、私には批評する能力はないものの、面白く読んだ。
歴史は後から作られるという私の自論からすると、新しい材料が増えたことになる。
関連記事
-
-
コロニアル・ツーリズム序説 永淵康之著『バリ島』 ブランドン・パーマー著『日本統治下朝鮮の戦時動員』
「植民地観光」というタイトルでは、歴史認識で揺れる東アジアでは冷静な論述ができないので、とりあえずコ
-
-
書評 三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』日本の近代化にとって天皇制とは何であったか
日本の近代とは明確な意図と計画をもって行われた前例のない歴史形成の結果 前近代の日本にはこれ
-
-
歴史は後からの例「殖産興業」
武田晴人『日本経済史』p.68に紹介されている小岩信竹「政策用語としての「殖産興業」について」『社
-
-
Quoraに見る歴史認識 太平洋戦争(大東亜戦争)は侵略戦争だったのでしょうか?
侵略には外交用語として明確な定義があります。計画に基づいて軍事作戦を先制発動することです。
-
-
Quora Ryotaro Kaga·2019年8月1日Sunway University在学中 (卒業予定年: 2024年)なぜこんなに沢山の日本人女性が未婚なのですか?
Ryotaro Kaga·2019年8月1日Sunway University在学中 (
-
-
『中国人のこころ』小野秀樹
本書を読んで、率直に感じたことは、自動翻訳やAIができる前に、日本型AI、中国型自動翻訳が登場す
-
-
書評『山形有朋』岡義武 岩波文庫
p.208- 晩年とその死 世界戦争に関し、米国の対日態度は懸念される。ドイツの敗戦が必ず
-
-
『日本経済の歴史』第2巻第1章労働と人口 移動の自由と技能の形成 を読んで メモ
面白いと思ったところを箇条書きする p.33 「幕府が鎖国政策によって欧米列強の干渉を回避した
-
-
動画で考える人流観光学 リーマン予想 素数
ゲーテルの不確定性原理 https://youtu.be/hEG1cWJD
