小城鎮建設論
公開日:
:
最終更新日:2023/05/20
出版・講義資料
p.82 改革・開放が始まって暫くの間、「小城鎮建設論」 都市と農村の中間地帯=小城鎮を豊かにし、そこを人口移動の緩衝地帯にするという発想 しかし、中国の市場経済化は予想を超えるスピード
1990年代半ばまで「盲流」として避けてきた人口移動を、徐々に押しとどめられなくなってきました。従来の人口移動抑制策は交替を余儀なくされます
p.176 過去へ進化する社会主義
学歴が当人の社会的地位を強く規定する現在の傾向は、科挙と呼ばれる官僚選抜試験によってエリートを生み出していた、伝統中国との継続性を想起させます。
階級史観の衰退は、伝統的な価値観の再評価をもたらしつつあります。
現在の士大夫たる国家幹部は、儒教を真剣に学ぶべきだといった議論さえ生まれています。
戸籍による都市・農村の管理や男女平等主義、都市住民の政府に対する高い期待などがこの社会主義に含まれている
関連記事
-
-
Quora 英語は文字通り発音しない単語が多い理由は、ペストの流行が原因?
Shiro Kawaiさんの名回答 1400年頃までの中英語(Middle English)
-
-
【ゆっくり解説】【総集編】ガチで眠れなくなる「生物進化」の謎6選を解説/ミッシ ングリンク、収斂進化、系統樹、生命起源【作業用】【睡眠用】
https://youtu.be/ACEmkF1-g88
-
-
『昭和史』岩波新書青本 恐慌の影響で、朝鮮人(日本国籍がある)の満州移住が増加したが、中国側は日本の手先と見て敵視 奉天の柳条溝で満州事変 この頃からメディアも変わる
26年と30年を比較すると中国(満蒙含む)の輸出入貿易額に占める対日貿易額の占める割合は低下した
-
-
中山智香子『経済学の堕落を撃つ』
経済学は、なぜ人間の生から乖離し、人間の幸福にはまったく役立たなくなってしまったのか? 経済学の
-
-
『枕草子つづれ織り 清少納言奮闘す』土方洋一 紙が貴重な時代は、日記ではなく公文書
団塊の世代が義務教育時代に学修したことの一部が、その後の研究により覆されている。シジュウカラが言
-
-
明治維新の評価 『経済改革としての明治維新』武田知弘著
明治時代の日本は世界史的に見て非常に稀有な存在である。19世紀後半、日本だけが欧米列強に対抗し
-
-
保護中: 『from 911/USAレポート』第827回 「アベノミクスの功罪と出口シナリオ」冷泉彰彦 これだけ識字率と基礎算術と社会性の訓練を受けた分厚い人口を抱えた大国が、利幅が薄く労働集約型の観光業を主要産業とするという、どう考えても悲劇的な産業構造に追い詰められた、これは7年半にわたって改革に消極であったことのツケにしても、随分と妙な方向になったと思います
結果的に、これだけ識字率と基礎算術と社会性の訓練を受けた分厚い人口を抱えた大国が、利幅が薄く労働
-
-
書評 渡辺信一郎『中華の成立』岩波新書
ヒトゲノム分析によれば、山東省臨̪淄の遺跡 2500年前の人類集団は現代欧州と現代トルコ集団の中間
-
-
人間ってなんなの?:チンパンジーの4年戦争【 進化論 / 科学 / 人 類 】タンザニア
グドール 道具を使うチンパンジーを発見 ジェーン・グドール(Dame Jane Morris Go
