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『科学の罠』長谷川英祐著「分類の迷宮」という罠 を読んで

観光資源論というジャンルが観光学にはあるが、自然観光資源と文化観光資源に分類する手法に、私は異議を唱えている。
http://www.jinryu.jp/201703023474.html
本書の中の一説「分類の迷宮」という罠を読み、単純に観光資源の分類に異議を唱えていた自分が恥ずかしくなったのここの記述しておく。

著者は、科学は「WHAT」(何であるか)ではなく(26〜36・98・129頁)「WHY」・「HOW」を探求することと位置付け(37〜56頁)ている。分類はコミュニケーションツールであるとする。そして常に書き換えられているとする。ある分類を使わなければいけないといえるのは、誰もが従わざるとえないことが示される場合だけである。本でいえば、字数。特に著者の専門である生物学関係では第1・2章を割き、とりわけ分類学の曖昧性を取り上げつつ(第2章)、分類学は科学でない(98頁)とまで言い切っている。

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