事業創造提案・自家用車を用いた通訳案内サービスビジネスの新展開の可能性(2)
公開日:
:
最終更新日:2017/08/31
通訳案内と翻訳導游員
自家用車を用いた通訳案内サービスビジネスの新展開の可能性(1)をブログに掲載しておいたが、その後、自家用車を用いた通訳案内サービスビジネスをすでに提案している者がいることに気が付いた。https://www.travelvoice.jp/20140630-22842
はやりいろんな人が考えることなのであるが、実行するか否かなのであろう。この人も制度の理解はまだ不足されているが、ビジネス感覚には鋭いものがある。
このサイトの中で「現在、インバウンド向けツアーを造成するにあたって、宿泊や交通を含めなければ旅行業法が適用されることはない。通訳案内士が自家用車で移動する場合も、車代として課金しなければ可能というのが観光庁の見解だという。しかし、「第二種か第三種の旅行業登録は視野に入れている」と橋本氏は話す。「将来的には旅行会社としてアウトバウンドも手がけたい」と夢は大きい。世界一周の旅の途中で見つけたスリランカの「ある美しい場所」を気に入った橋本氏は、そこにバンガローを建てて、日本人旅行者を送客することも考えている。」という記述がある。その通訳案内士が名称独占に変化することのインパクトは、Uber、Airbnbに続くものかそれ以上のものであろう。
http://travelience.jp/ja/press/
https://mainichi.jp/articles/20170622/k00/00e/040/262000c
今は、日本ではなく、海外の場合のサービスを見てみる。
日本人が海外旅行をする場合の需要に対応したサービスに、マニラでのHPを見つけた
http://phdoor.net/
レンタカーにドラーバー、通訳に、ナイトツアー等のオプションまで準備している。
これの逆バージョンを、中国本土に中国語で発信すればよいのである。
関連記事
-
-
越境白タクとアジアインバウンド観光振興会
不覚にも越境白タクという言葉があることを今まで知らなかった。「日本国内で増殖している中国の配車アプリ
-
-
品格が求められた通訳案内業務の時代背景の逆転現象 国内観光用の添乗員研修制度に参加して
通訳案内業法は戦後アメリカ人観光客に失礼があってはいけないということから、その質的確保を図るために制
-
-
空港送迎サービスアプリの日本進出ニュース
フォーブスに次のようなニュースがでていた。 めもがわりに残しておく 朝7時の国際便に乗る
-
-
通訳案内士と旅行業法等の関係
ブログに既述したとおり、日本観光通訳案内士協会のHPの記述に、問題が存在した。 質問を出したところ
-
-
中国人ガイド関係記事(メモ)
実態が生なしく記述されている http://www.inbound-consultant.co
-
-
<中国人白タク>横行も検挙困難…スマホ決済で 数千人登録 8/27(日) 9:00配信 毎日新聞
下記記事がようやく一般紙でも出てきたが、既にブログで数回紹介した通りである。取引が中国内で完結してい
-
-
運転手付きレンタカーの問題
運転手付きレンタカーの問題も、私は基本的には道路運送法の問題だけでは解決できないと思っている。繰り返
-
-
通訳案内士の禁止行為
通訳案内士協会のHP https://www.guidesearch.info/search
-
-
沖縄の中国人レンタカー報道
日本政府観光局(JNTO)が2016年6月20日に公表した訪日外国人のレンタカー利用状況に関する資料
- PREV
- 日本人の北朝鮮観光
- NEXT
- ダークツーリズム ベトナム戦争戦没者慰霊碑 ハルピン 731部隊記念館