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北中米旅行記⑦ グアテマラ、エルサルバドルとマヤ文明 11月11日~13日

公開日: : 最終更新日:2017/09/07 海外旅行感想, 海外観光

◎ グアテマラ到着
 サンサルバドルの空港はキューバと異なり一流で混雑している。麻薬検査犬が活躍しているのには驚いた。トランジットは再検査がなく楽だった。明日また陸上から再入国する。グァテマラ便は混雑していた。流動が多いが、陸上が整備されていないからだろう。
 11日夜のグアテマラシティに到着。Booking.Comにメールしていたのだが、うまく連絡がついているのかわからなかった。ゲートを出ると迎えがいたのでほっとする。道路混雑は想像以上である。
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 宿に到着。ホテルと分からないつくりだが、落ち着いた雰囲気。銃禁止とあるがそんなもんだろう。都心のど真ん中にあるはずだが、市内観光がなくなりメリットが半減した。二泊、朝食に往復足代込みで2万円弱は我々には安いが現地では高額のはずだ。英語はあまり通じない。しかし何とかなるものだ。
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◎エルサルバドル出発
  朝の迎えが7時。朝食も7時だが少し早めに用意してくれた。ガイドは30歳代前半の若者。ホセと自己紹介。私はキューバでスシと呼ばれたので、スシだといった。寿司は国際語になっている。ホセとマリアは太郎と花子。でもホセ、マリアは現に使われているが、花子は聞いたことがない。太郎はうちのお婿さんの名前だから使われてはいる。結果的に参加者は私一人のようだ。26000円の価値はある。ホセのお母さんに「マヤ族」(正確にはこのような民族はいないのだが)の血が流れているといっていた。インテリで人類学を専攻したようだ。素人にもわかるようにマヤの説明をしてくれるので、予備知識がなくても理解できる。日本人の知り合いも数多くいるみたいで、何時か海外に出たいといっていた。名刺を渡し、HPを見てくれるように頼んだ。
 
  道路事情が悪く、物流のためトラックが道を痛めるのであろう。パナマからメキシコまでの道路をよくすれば、観光にも大いに寄与する。面倒な航空機による移動ではなく、車でツアーを組めると思う。パナマもコスタリカも、グウアテマラも観光資源は豊富だが、コンビネーションができていない。

  エルサドバドルはドルを通貨にしている。お札をすれないのはかえっていいのかもしれない。アメリカへの出稼ぎに三百万人が出かけるが、違法移民が多いという。ドルが通用するはずだ。ガイドの話では、中米の5か国はもともと連邦制のもとに一つの国であった。スペインから独立してもメキシコの支配になるだけという複雑なところで、それぞれ、国を管理する能力がが備わっていなかったとの説明であった。面白いもので、メキシコは散々アメリカにいじめられ、領土も取られたのだが、中米諸国には大国であり、それなりの強圧的に対応していたのだ。
 
 出入国管理には興味がある。ガイドブックにあるような入国税は取られなかった。ツアー代金に入っているのかもしれない。スタンプが押され、これで89か国目だ。エルサルバドル側で写真を撮っていると、消去するようにと係官が言ってきた。ガイドの説明では、係官によるとのこと。どこにでもあるはなし。現地の人は身分証明書で往来できる。中米五か国はそうなっているという。外国人旅行客という考え方も変わってくる。ガイドが身分証だけで出入国、ガイド免許はどうなるのか?車は?いろいろ疑問がわいてくるが、英語で話をしなければならないのでやめた。
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◎ マヤ遺跡
 マヤの遺跡は、岩波新書の「マヤ文明」を読んでおいたので少しは頭に入っている。ブログでも簡単に紹介した。https://jinryu.jp/blog/?p=5355
 
 最初に訪問したタスマル遺跡は、アメリカ人のスタンレーが発掘した。紀元400年頃栄えた文明である。JICAも協力して保存に努めているが、スタンレーと異なり、コンクリート復元せず、もとのまま保存している。マヤは数字のゼロをインドより先に発見した高度な文明である。当時のマヤの人たちは360ccの脳の容量であり、生物学的には現代人とかわらないから、そもそも人類がなぜそこまで脳を進化させていたのかという疑問がわく。我々が蛇を恐れるのは密林生活の長かった先祖のDNAを受け継いでいるからで、高速走行の自動車の乗ることを恐れる本能はないから、文明が発達したといわれている。そういう意味では、現代の日本の豊かな暮らしは僥倖であり、西洋の人も、途上国の人も、マヤの子孫も生物学的には脳の機能は変わりはないはずである。白人支配(日本人の場合は擬似白人扱い)を根拠づける帝国主義は科学的には完全に間違いである。先進国の現代人は歴史の既得権の上に乗っかっているだけであり、幸運だと思って感謝しなければならない存在であろう。
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緑の植物は藍である。

 次に訪問したサンアンドレス遺跡は、当時中心的存在であったコパン王朝と深い関係があるそうだ。マヤは比較的小さな集落の集まりであり、交易が盛んであったということになる。サンアンドレスのシャーマンは長い間雨を降らせることができず、住民に追放されたとの説明は面白かった。神の声を聴けるシャーマンの存在を否定はしなかったが、雨を降らせるという実績が伴わない場合、住民には忍耐にも限界があったということである。古代中国でも、亀甲占いでおかしな兆候が出ると、占い師は自ら鋭利なものを用いて傷をつけ、占いの結果を変えたと聞いているから、サンアンドレスのシャーマンも早々と所替えすればよかったのであろう。
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カカオの木 カカオの実を発行させると覚醒作用のある飲み物ができるとのこと。儀式のときに用いたようだ。
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 ホヤデセレンは中米のポンペイと呼ばれる世界遺産である。土木作業中、1976年偶然発見されたそうだ。無視するような業者でなくてよかったと思う。シャーマンが女性だったので、ロマ・カルデラ火山が噴火したとき本能で退避したと説明があった。男性だと様子を見てからとかの判断をしたであろうから被害者が出たであろうという。納得のできる解説だ。テマスカルというサウナがあり、温度調節装置もついていた。網の目状の壁は、外からは内側が見えず、内側からは外が見えるようになっているとの説明。高度なものだ。
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帰路に時間がかかった。クリスマスデコレーションの日といっていたが、大勢の人が繰り出していた。街は暗いが人がたくさんいるので、それなりに安心できるのであろう。しかし、ホテルに帰ったら、すぐに休んだ。

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