*

北中米旅行記③ 11月7日 ジャマイカ・キングストン

公開日: : 最終更新日:2017/09/07 海外旅行感想, 海外観光

◎11月7日午後 Kingston到着

 カリブ海でジャマイカは大国のはずだが、治安が悪く、所得も低い。cruiseはモンテゴベイから始まったほどであるくらい、観光では歴史もあるのだが。
Jamaicaの税関は簡単だったが、入管で時間がかかる。帰りのチケットが調べられる。事前に聞いていたので準備していたが、いろいろ聞いてくる。パスポート上あちこち回っているからだろう。仕事は何だというので、観光学の教授だと答えると、少し納得したようだ。
 
 Jamaicaの人口は270万人、面積は1000ha、日本でいえばちょっとした県の人口規模である。しかし一人当たりのGDPは5000ドルと低い。年間宿泊外客は200万人、アメリカ6割、カナダ2割である。クルーズによるものが150万と大きいから、主要観光地はキングストンではなくモンテゴベイ等だ。年間3千万ドルの外貨収入がある。キューバとアメリカが回復するとジャマイカ観光に影響が出るだろ。

 空港の警察官詰め所まえで車を待つ。メールでラスタの男だといわれていたが、意味が分からなかった。ラップスターのことかと思ったが、帰国後読んだ『観光と音楽』で、ラスタファリアンのことを指すということを知った。ラスタファイリアンとは、エチオピア皇帝ハイレセラシエを救世主とみなす宗教運動の信者の基本的スタイルで、自らをさまよえるイスラエルの民とし、シオンの地をエチオピアに置くという教義のもとに、1930年代にジャマイカのキングストンに生まれた、アフリカ回帰を悲願とする宗教のことをいうのだそうだ。旧約聖書を自分たち流に解釈したこの宗教の信奉者をラスタファリアンというのである(p.110)。あの運転手さんは車中でカセットをガンガン流していたが、ラップ音楽もアフリカ回帰なのかもしれない。今年初めにエチオピアを旅行してきただけに、キリスト教はローマ教会だけではないということは容易に理解できた。この手のことに興味がある人達にはジャマイカはメッカなのだろう。これも観光資源である。車がなかなか見つからない。暑くて頭がおかしくなるが見過ごすといけないので我慢する。治安が悪いところだから、不安が募る。電話を掛けるのだがつながらないのであきらめて待つ。ようやく到着。慌てたせいで、眼鏡を紛失。車で空港を一周して元の場所に戻ると元の場所に落ちていた。レンズに少し傷が入っている。妙にラップスター風になっていると我ながらおかしくなる。車のドアは引手が壊れていて、ワイアーを手で引く。近未来の映画のようだ。車中で運転手の携帯に電話がはいる。宿からだが、疲れたのでレゲエの王者ボブマリー記念館に行かず宿に直行すると伝える。壊れていい眼鏡を持ってきたとはいえ、傷がはいり気分が悪いので、休みたくなったからだ。ウサンインボルトの店もあるようだが街の雰囲気を見てやめた。松井秀喜記念館と同じでまだ早すぎるような気がするが、観光資源としては一流である。

 %e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%b3%e3%81%ae%e5%ae%bf
img_7112%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%b3%e9%83%a8%e5%b1%8b%e3%81%ae%e4%b8%adimg_7115

 宿は、四方を塀に囲まれている。モンゴルの宿を思い出す。犬がいるのも同じだ。ここの犬はペット犬だったが。鍵が部屋のカギと門の鍵と二つあるのは、アンティグアと同じ。コンセプトは東京の民宿で有名になった澤の屋と同じである。違うのは周りの治安の悪さである。一息ついて宿の周りを散策。日本人の女の子が同宿していたので、案内してくれた。バックバッカーだと自分で言っていた。ここには3週間いるという。このような子は数が少なくなったが、頑張ってほしい。経済大国を終了した時代の日本人だから、気取りがなくていいだろう。途中で警官に出会う。記念写真。スーパーを見る。中は何でもそろっている。カードは使えるとのこと。宿は現金だったが。
img_7099
折角だから、レゲエのショーを見ようかと宿に手配を頼んだが、夜の11時からだという。朝のキューバ行を考えると、慎重に判断した。六時に車を頼む。ついた時と同じだろう。全部で100ドル。送迎費のほうが高いのだからおかしなものだ。7時には就寝。

関連記事

no image

1⃣ 英国編(2018年8月2日~8日) 8月2日 FORTH橋を見てエジンバラに入る

今回の旅行は、一人旅ではなく、前半は家内と、後半は役所時代の同僚が一緒の旅である。勿論新しい国を訪問

記事を読む

no image

va旅行 トルコ編 ⑥ カッパドキア 熱気球と洞窟泊

https://youtu.be/wiB3FJJEsPQ https://yo

記事を読む

no image

ヴァーチャル旅行 中国編② 銀川(寧夏回族自治区)

新城と旧城に分れ、新城は工業地区である。旧城は歴史遺跡が多く、国家歴史文化名城に指定されて

記事を読む

5月16日 中東旅行の開始 レバノン・ベイルート(101か国目)からスタート

〇中東のイメージ 中東、中近東の東はヨーロッパから見た東であり、中国から見た西洋よりは手前である。

記事を読む

no image

ヴァーチャル旅行 トルコ編 番外 マラテヤ ネムルトダーウ

◎マラテヤ マラティヤはユーフラテス川上流部の西岸に広がる標高950mの平原上に位置するアナ

記事を読む

2016年2月 中東・東アフリカ旅行記7 ケニア・ナイロビ

2月14日~16日 ケニア・ナイロビ ナイロビ空港はトランジットが多く、大半の客がバスをお

記事を読む

[161]2019.10.05米領サモア パゴパゴ 

米領サモアは、入国許可書取得が必要で、約2000円下記のネットで取得。  10月5日FGI

記事を読む

[156]2019.9.26 マーシャル諸島共和国 マジュロMAJ 

https://photos.google.com/photo/AF1Qi

記事を読む

no image

va旅行トルコ ➂-2 パムッカレ・ヒエラポリス

◎デニズリ 各地からの長距離バスの連絡も多く、イスタンブールとの間には夜行列車パムッカレ急行

記事を読む

va旅行 トルコ・ギリシャ⑧ カルスKARS アニ遺跡

カルス(Kars)は、アルメニアとの国境から45km。11年の人口は73,836人。トルコ=アルメ

記事を読む

PAGE TOP ↑