*

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2016年11月7日 ジャマイカ(国連加盟国81か国目)・キングストン クルーズ発祥の国

公開日: : 最終更新日:2023/06/14 シニアバックパッカーの旅

◎11月7日午後 Kingston到着

カリブ海でジャマイカは大国のはずだが、治安が悪く、所得も低い。cruiseはモンテゴベイから始まったほどであるくらい、観光では歴史もあるのだが。
Jamaicaの税関は簡単だったが、入管で時間がかかる。帰りのチケットが調べられる。事前に聞いていたので準備していたが、いろいろ聞いてくる。パスポート上あちこち回っているからだろう。仕事は何だというので、観光学の教授だと答えると、少し納得したようだ。

Jamaicaの人口は270万人、面積は1000ha、日本でいえばちょっとした県の人口規模である。しかし一人当たりのGDPは5000ドルと低い。年間宿泊外客は200万人、アメリカ6割、カナダ2割である。クルーズによるものが150万と大きいから、主要観光地はキングストンではなくモンテゴベイ等だ。年間3千万ドルの外貨収入がある。キューバとアメリカが回復するとジャマイカ観光に影響が出るだろ。

空港の警察官詰め所まえで車を待つ。メールでラスタの男だといわれていたが、意味が分からなかった。ラップスターのことかと思ったが、帰国後読んだ『観光と音楽』で、ラスタファリアンのことを指すということを知った。ラスタファイリアンとは、エチオピア皇帝ハイレセラシエを救世主とみなす宗教運動の信者の基本的スタイルで、自らをさまよえるイスラエルの民とし、シオンの地をエチオピアに置くという教義のもとに、1930年代にジャマイカのキングストンに生まれた、アフリカ回帰を悲願とする宗教のことをいうのだそうだ。旧約聖書を自分たち流に解釈したこの宗教の信奉者をラスタファリアンというのである(p.110)。あの運転手さんは車中でカセットをガンガン流していたが、ラップ音楽もアフリカ回帰なのかもしれない。今年初めにエチオピアを旅行してきただけに、キリスト教はローマ教会だけではないということは容易に理解できた。この手のことに興味がある人達にはジャマイカはメッカなのだろう。これも観光資源である。車がなかなか見つからない。暑くて頭がおかしくなるが見過ごすといけないので我慢する。治安が悪いところだから、不安が募る。電話を掛けるのだがつながらないのであきらめて待つ。ようやく到着。慌てたせいで、眼鏡を紛失。車で空港を一周して元の場所に戻ると元の場所に落ちていた。レンズに少し傷が入っている。妙にラップスター風になっていると我ながらおかしくなる。車のドアは引手が壊れていて、ワイアーを手で引く。近未来の映画のようだ。車中で運転手の携帯に電話がはいる。宿からだが、疲れたのでレゲエの王者ボブマリー記念館に行かず宿に直行すると伝える。壊れていい眼鏡を持ってきたとはいえ、傷がはいり気分が悪いので、休みたくなったからだ。ウサンインボルトの店もあるようだが街の雰囲気を見てやめた。松井秀喜記念館と同じでまだ早すぎるような気がするが、観光資源としては一流である。

%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%b3%e3%81%ae%e5%ae%bf
img_7112%e3%82%ad%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%82%b9%e3%83%88%e3%83%b3%e9%83%a8%e5%b1%8b%e3%81%ae%e4%b8%adimg_7115

宿は、四方を塀に囲まれている。モンゴルの宿を思い出す。犬がいるのも同じだ。ここの犬はペット犬だったが。鍵が部屋のカギと門の鍵と二つあるのは、アンティグアと同じ。コンセプトは東京の民宿で有名になった澤の屋と同じである。違うのは周りの治安の悪さである。一息ついて宿の周りを散策。日本人の女の子が同宿していたので、案内してくれた。バックバッカーだと自分で言っていた。ここには3週間いるという。このような子は数が少なくなったが、頑張ってほしい。経済大国を終了した時代の日本人だから、気取りがなくていいだろう。途中で警官に出会う。記念写真。スーパーを見る。中は何でもそろっている。カードは使えるとのこと。宿は現金だったが。
img_7099
折角だから、レゲエのショーを見ようかと宿に手配を頼んだが、夜の11時からだという。朝のキューバ行を考えると、慎重に判断した。六時に車を頼む。ついた時と同じだろう。全部で100ドル。送迎費のほうが高いのだからおかしなものだ。7時には就寝。

 

 

関連記事

🌍🎒シニアバックパッカーへの道 2009年8月6、7日 ルーマニア(国連加盟国49か国目)ブカレスト ドナウデルタ

チャウシェスク大統領で日本でもすっかり有名なったルーマニアはブカレストのチャウシェスク宮殿。帰国の日

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーへの旅 2022年5月10日 トルコ カッパドキア 

https://photos.google.com/album/AF1QipOrIo9rdlxg

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーへの道 1996年9月13日~18日 ジューロ宮本敬、義弟・駒谷康文と  ハバロフスク、ユジノサハリンスク

シベリアランドブリッジSLBの創業者であるユーロコンテナサービス株式会社宮本社長の計らいで、義弟の駒

記事を読む

🌍👜シニアバックパッカーの旅 2018年9月17日 早朝のアルマトイ観光、タジキスタン(国連加盟国116か国目)・ドシャンべ日帰り旅行

https://photos.google.com/album/AF1QipPYxz9aas9tbj

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2018年5月17日 青蔵鉄道乗車

朝3時発のチベット高原鉄道に乗車、半日かけてラサに向かう。 https://photos.go

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2019年9月26~29日 ミクロネシア連邦 国連加盟国136か国目 ポンペイ島パリキールPNI  

2019.09.26深夜ミクロネシア到着。 迎えがきていない。電話する。十分というが、20分経って

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2023年3月8日 ブルンジ(BJM) 国連加盟国164か国目

ブルンジ 国ブジュンブラ 2023年3月8日 Googlephot

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2012年7月 早苗のお供 Gloucester ハリーポッターの街

Gloucester  イングランド・グロスターシャーの州都。人口は約11万人(2021年)。歴史あ

記事を読む

🌍🎒2023夏 シニアバックパッカーの旅 2023年9月3日 国連加盟国170か国目アルジェリア ティパサ(世界遺産)  シェルシェル

Facebook投稿文 2023.9.2 国連加盟国170ヶ国目アルジェリア 2時間

記事を読む

🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2022年9月5~6日 🏳‍🌈㊶シッキム(錫金)フライトキャンセル

googlephotoの一連の写真・動画 https://photos.google.com/

記事を読む

PAGE TOP ↑