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🌍🎒2024シニアバックパッカー世界一周の旅 西サハラEUN🏳‍🌈 サハラ・アラブ民主共和国 サハラ砂漠の歴史 

公開日: : 最終更新日:2024/03/10 シニアバックパッカーの旅

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2024.2.24午後6時 西サハラ共和国ラユーンに到着。モロッコでは国内線扱いになっていたので、入国手続きを済ませてからチェックイン。カサブランカの国内線用ゲートは少なく、国内線は未発達の印象。到着時、外国人にはイミグレもどきの審査があった。セキュリティでバックをひらかされる。バナナを入れておいたら、係員は笑って通過。昔南米でりんごを入れていたら植物検疫違反だと油を搾られたことがあるので、気をつけないといけない。

ラユーンは想像以上に発展。戦前の満州国のように周りの地域からはダントツに発展している。日本人が投資したようにモロッコ人も投資しているのだろう。土着を大幅に超えるモロッコ人入植者がいる。そうなると、生命線意識となり譲歩はできず、退去は敗戦くらいしかないだろう。西サハラの防衛策にはイスラエルが協力しているらしいから、アラブの大義は消えてしまっている。
宿は徒歩一時間圏内で選択。価格交渉や現地通貨確保などストレスの溜まるタクシーを呼ばなくて済む。今回は一発で到達。新興開発地域だから、道もわかりやすいのだ。bookingコムで20€支払済み。しかし税は別と言われて、現地通貨を要求され困ってしまった。スペインでもらったユーロの釣りがあることを思い出し、コインで2€を出すと了解してくれた。
「西サハラ」は帰属未確定地域として日本の世界地図では白く表示されている謎のエリア。事実上モロッコの支配地域でモロッコ国内同様のインフラが整っている。この西サハラは元々スペイン領。西アフリカの多くの国がフランスから独立した後も、フランコ政権のスペインは西サハラを保持し続けた。その後放棄することになったが、その際西サハラは独立の準備ができておらず、北からモロッコ、南からモーリタニアの侵攻をうけた。
独立派はモーリタニアには勝利したがモロッコに占領されてしまった。それにより西サハラ独立派はアルジェリア内に亡命政権「サハラ・アラブ民主共和国」を設立、アフリカ連合にも加盟し、世界約80ヶ国から承認されている。
モロッコは約2700kmに及ぶ「砂の壁」を作って、西サハラ領土の3分の2程度を実効支配
地として占領。若いYouTuberはよくこの砂の壁を写している。
サハラ砂漠はかつて肥沃な土地であり、人間社会が繁栄していた。地中深くを調査した結果、北アフリカの古代気候は急速な砂漠化と気候の変化を経て、湿潤な亜熱帯気候からわずか数年で砂漠化したことがわかっている。紀元4200年頃に起こったこと。気候が変化し始めると、サハラ地域は乾燥し、植物は枯れてしまった。土を支えるものがなくなったため、風の力で細かい堆積物がすべて取り除かれ、砂や岩、岩盤だけが残ったそうだ。
  現在の気候への変化は、地球の軌道と地軸の傾きの変化によって始まった。約9,000年
前の地球の傾きは24.14度(現在は23.45度)で、近日点(地球の軌道上で太陽に最も近
づく位置)は7月末(現在は1月初旬)だった。この時、北半球では夏の日差しが強くなり、アフリカやインドの夏季モンスーンが増幅された。地球の軌道が徐々に変化したのに対し、北アフリカの気候や植生の変化は急激だった。
いずれにしろ人類がちまちましたことをしても、太陽との関係がちょっと変わるだけで、想像を超える変化があると思うと、情けなくなる。

 

事前資料

「西サハラ」は帰属未確定地域として日本の世界地図では白く表示されている謎のエリア。事実上モロッコの支配地域でモロッコ国内同様のインフラが整っている。この西サハラは元々スペイン領。西アフリカの多くの国がフランスから独立した後も、スペインは西サハラを保持し続けた。その後放棄することになったが、その際西サハラは独立の準備ができておらず、北からモロッコ、南からモーリタニアの侵攻をうけた。

独立派であるポリサリオはモーリタニアには勝利したがモロッコに占領されてしまった。それにより西サハラ独立派はアルジェリア内に亡命政権「サハラ・アラブ民主共和国」を設立、アフリカ連合にも加盟し、世界約80ヶ国から承認されている。モロッコとアルジェリアの関係がよくないのはアルジェリアが西サハラ独立派を支援しているから。

ラユーンは、西サハラ最大の都市。旧スペイン領サハラの首都、亡命政府であるサハラ・アラブ民主共和国は自国の首都と定めている。サギア・エル・ハムラ川河口上流にありインフラ整備が進行

モロッコは約2700kmに及ぶ砂の壁」を作って、西サハラ領土の3分の2程度を実効支配地として占領。そして、砂の壁の周りには500万から1000万個の地雷国連による法律上の見解では、西サハラはモロッコのものではない

砂の壁は俗称、モロッコ軍が砂を高さ数メートルに積み上げて作ったもので、その周辺は鉄条網と地雷で防御されている。この壁は、イスラエルの技術者と専門家が中心となって建設された。西サハラの南部国境を経て西サハラ領域内を南北に縦断、モロッコ・アルジェリア国境に達する。壁の西側はモロッコによる占領地でモロッコ軍が監視、東側はポリサリオ戦線による「解放区」で戦線側が監視しており、国際連合の停戦活動もあり、両者の停戦は厳守されている。

サハラ砂漠といえば砂丘が有名、地表の大部分はハマダと呼ばれる岩石の多い台地。サハラ砂漠の砂丘地帯は、砂漠全体の15%程度で主に中北部に位置。アルジェリアやリビアの砂丘地帯では、砂丘が数百メートルの高さまで積み重なることもあり、砂の厚さは変化、風の作用により砂は移動し変化。サハラ砂漠は、乾燥した丘や谷で構成された、岩の多い不毛な地域がそのほとんどである。

サハラ砂漠はかつて肥沃な土地であり、人間社会が繁栄していた地中深くを調査した結果、北アフリカの古代気候は急速な砂漠化と気候の変化を経て、湿潤な亜熱帯気候からわずか数年で砂漠化したことがわかっている。紀元前4200年頃に起こったこと。気候が変化し始めると、サハラ地域は乾燥し、植物は枯れてしまった。土を支えるものがなくなったため、風の力で細かい堆積物がすべて取り除かれ、砂や岩、岩盤だけが残った。

現在の気候への変化は、地球の軌道と地軸の傾きの変化によって始まった。約9,000年前の地球の傾きは24.14度(現在は23.45度)で、近日点(地球の軌道上で太陽に最も近づく位置)は7月末(現在は1月初旬)だった。この時、北半球では夏の日差しが強くなり、アフリカやインドの夏季モンスーンが増幅された。地球の軌道が徐々に変化したのに対し、北アフリカの気候や植生の変化は急激だった。

エジプトのワディ・エル・ヒタン(通称クジラの谷)には、絶滅したクジラの亜目の化石がある。この谷は、4~5千万年前には浅い海洋盆地の一部だったことがわかる。砂漠化によって、膨大な量の化石が保存されたことが明らかになた。

 

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