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🌍🎒シニアバックパッカーの旅 動画で見る世界人流観光施策風土記 北中米旅行記② 2016年11月6日 バハマ(国連加盟国80か国目)諸島・ナッソー カジノ立国

公開日: : 最終更新日:2023/06/13 シニアバックパッカーの旅

11月6日 バハマ諸島連邦首都ナッソー

マイアミからバハマ諸島連邦に入国。面積140万haはジャマイカより大きいのであるが多くの小さな島を合計したものである。首都はナッソー、国の人口は40万人とジャマイカより一桁小さいが、国民一人当たりの年間所得は2万ドルを超える先進国である。統計上はカジノ収入があるから出てくる数字であろう。その点ではマカオと似ている。カジノが地域住民にとって有益であるかを判断するには現地を訪れるのが一番である。年間140万人近くの海外からの宿泊客(24時間以上滞在)が来るが、その8割弱はアメリカ人である。交通手段は110万人が空路である。

ナッソーでの入管手続きは簡単。しかし税関がすごかった。大型の荷物を持ち込む現地人の荷物の数がすごくて、時間がかかりそうに思えた。昔の日本もお土産等を満載した大型トランクをいくつも持つ人たちで混雑していた。観察していると、端のレーンを出てゆく人がいるので、そちらに行ってみた。断られたらまた順番待ちし直しだから、リスクはあるが、僕の荷物を見て、簡単に通してくれた。事実上の申告なしのグリーンレーンである。

出口でタクシー案内の女性。案内嬢かと思い、ガイドブックに出ていた25ドルでグランドセントラルはどうかというと、他の乗合客を連れてきて、一緒になった。女性運転手だったのだ。乗合の仕組みがよくわからない。夜11時を過ぎているのだから、待たされるよりはいい。途中でにぎやかなビーチのそばを通過。ガイドブックに出ていたところだ。一緒に乗った若い人は、コロニアル風のヒルトンホテルで降車。仕事なのだろう。

グランドセントラル到着。覚悟はしていたが、内部はやはりすごい。まず停電の注意書き(写真)、発電機がないという。エレベータは故障。二階の部屋だから問題はないが。Booking.comで一番安いところに出ていたのから仕方がない。表示価格は35ドルだが、その他を入れると9800円になった。日本の旅館組合なら大反対する税の高さであるが、諸外国は大なり小なりホテル税やその他が高いものだ。観光立国とはまず観光諸税を上げることなのかもしれない。朝6時のタクシーを依頼する。部屋に入ると電気がつかない。トイレの電気を頼りに荷物を置き、フロントに依頼。スイッチの詰めがかけていただけだ。のこったスイッチのでっぱりを引き下げるとついた。Wifiのパスワードを聞き忘れたが、もう休むのでいいと思いそのまま就寝した。

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夜中に目が覚める。激しい雨。騒音もする。急に欠航のことが心配になる。キューバ便に乗れないとこまる。台風が来ているのかもないとネットを見るが、パスワードがなくWifiをonにできない。フロントを起こすのも気の毒。失敗であった。しかし朝になると、昨夜の天気は何だったのだろうという状態。パスワードを聞くとIDONTKNOW。面白いパスワードだ。6時に車が来るまで付近を散歩。ブランドショップが立ち並ぶ繁華街の一角にホテルはあった。高級ホテルはビーチにあるのだろう。

空港に到着、チップのつもりで30ドルドライバーに支払う。空港では、カウンターでチェックイン。NassauからKingstonまでは、航空券が日本からのものとは別建てになっている。ダイナミックセーバーのルールで同一空港への入域回数が制限されているから、工夫して旅程を組んだからだ。NASSOUの空港で搭乗前にMiamiでの入国手続きが機械でできる。係員が自動機械のほうに行くよう指示する。なんと日本語表示のページもある。英語だと何度もやり直しをすることになるだろう。日本語だって、何度もやり直しをしたから英語ならなおさらだ。でもこのほうが便利である。何しろ並ばなくてもいいくらい自動機械が多く備えてある。日本が観光立国といっていても、中国からのお客さんが増えたら、自動入国機を設置しないと処理しきれないだろう。北京や上海の空港で日本への入国手続きをできるようにするのである。欧州のようにシェンゲン条約的なものはまだまだ無理だからだ。しかし、日本と中国の状況では、それも時間がかかりそうである。まず右翼が大反対するだろう。その反対を理由に法務省が権限減少につながると思い反対するだろう。アメリカという巨大国と周辺国だからできるのかもしれない。中国と東南アジア諸国の間で自動出入国機システムが整備されて、それが日中間に及ぶということになるだろう。ゆるキャラ、B級グルメのキャンペーンに税金を使うより、自動出入国システム整備のほうがはるかに政策的なのであるが。

滞在6時間のバハマ諸島を後にしてマイアミでのトランジット。往と同じD60ゲートに戻る。今度は入国が終了しているので、そのままラウンジに直行。一休みしてKingston行のゲートに向かう。今度は要領がわかったので、アメリカン航空のラウンジAdmiral-clubで水とベーグルを確保した。道中何が起きるかわからない備えである。ラウンジでジャマイカの観光統計資料をホームページからダウンロードした。Wifiの利用できないところでも読めるように準備。それにしてもカリブ諸国の観光統計は充実している。
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