🌍🎒シニアバックパッカーの旅 動画で見る世界人流・観光施策風土記 2016年2月 中東・東アフリカ旅行記7 ケニア(国連加盟国73か国目)・ナイロビ
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最終更新日:2023/06/13
シニアバックパッカーの旅
2月14日~16日 ケニア・ナイロビ
ナイロビ空港はトランジットが多く、大半の客がバスをおりてしまい、ナイロビ目的地の客は混乱した。私も前がなければ、まちがえておりてしまっただろう。ネイティヴの人ですらバスの中の案内が聞き取れなかったようだ。出口でHISの迎え(7千円)。日本語で声をかけてくれた。僕一人だ。シートベルトをするようにといわれ、これはしっかりしているなと安心した。海外旅行でいつも緊張するのは入国時の空港。従って治安の悪いところはいつもランドの手配をお願いしているが、ネット申し込みなので最後まで不安がある。
HISの空港迎えサービス等は、パックなのか手配なのか。日本で申し込みをし、支払いをしている以上日本の旅行業法の問題である。空港送迎は単品パックだが、自家用車でもある。レストランの手配は、移動も含めているので、複数のパック。どちらも日本の旅行業法では募集型企画旅行であろう。自動車での移動は現地法での扱いもあるはずだ。ホテルへの出入りはやはり現地法の何らかの行政処分があるのではないだろうか。理屈通りにはなっていないかもしれないが。ガイドは、フラミンゴで有名なナウル湖のある地域出身のケニア人、大学で日本語を勉強したというインテリの男性だった。途中でアフリカハゲコウを教えてくれる。カラスと同じで、もともと山の中にいたものが、都会のゴミあさりが中心になってしまったようだ。道中、高層ビルは、国際会議場と国税庁だとしる。交差点は英国式のランアバウト。車が多いとかえって混雑に拍車をかけているようで、交通整理の警官が常時出ているようだ。
ホテルはチェーン店のsentrim680Hotel 、EXPEDIAで二泊2万円は割安である。治安が良くないのでさらに高いホテルも考えたが、ネット書き込みや動画を見る限り悪くないし、何よりも立地が良く、東京でいえば銀座である。各階にガードマンが配置、出入のたびに部屋番号を告げる。治安がわるいというより、テロ対策のようだ。
EXPEDIAでは、事前に到着時間が決定されれば手配をするというメールがくる仕組み。問い合わせがきたので飛行機の到着時間が10時50分だとメールしたら、無料でアーリーチェックインが可能という返事。それではとお願いしておいたら、一人部屋は間に合わないので、ツインルームでもいいかと言ってきていた。何やかんやしているうちに、12時を過ぎての到着になり、通常のチェックインとなったのか、シングルベッドの部屋が準備されていた。一休みするが寝過ごしてはいけないので、スマホで目覚ましをセット。
夕食もHISのツアー。足代込みで一万五千程度。例のガイドがつれていってくれる。やはり僕一人、サファリパークホテルでアフリカンダンスショーと食事。追加の飲み物、現金だがドルは大丈夫。早く来すぎて客はまだ誰もいない。しっかりと虫除けクリームをぬるが、結局心配のし過ぎでほかの客は誰も気にしていないようだった。
今日はバレンタインでイベント。男性が女性に贈り物をする。それにしても宿泊の680といい、ナイロビ市内のちょっとしたホテルはバレンタインのイベントをどこでもやっている。治安がわるく、スラムが問題になっているにしても、バレンタインが普通に普及しているのであるから、日本でしょっちゅう地震があり、台風で家屋が崩壊している報道のようなものなのかもしれない。
ぼちぼち客がはいりだしたが、私以外はすべて中国人が続く。アフリカ人も一テーブル、西洋人はいない。東京でいえばブラジル料理の店と同じく、串刺しにした肉を、目の前で皿にスライスしてくれる。好きなだけ食べることができる。ナイフの切れ味が今一つで、固めの肉がうまく切れず、味も今一つ。白い肉は柔らかくておいしかった。ポークと聞こえたのだが、ダチョウか鰐だったかわからない。夜でも過ごしやすい気温。夏の軽井沢だ。イギリス人が好むはず。でもその時代、マラリアの予防薬もなくこの地で暮らすことはやはり大変だったろう。ダンスは振り付けが現代風。音楽もだ。伝統的ではないのだろう。
15日、朝食。取り立てて変わったところはない。11時にロビーに行くと既に例のガイドがきている。12時の予定だったが、両替を尋ね、近くにつれていってもらう。40ドル4000シリング。タクシー代が2000なので、残でビールでものもうと思う。
ホテルから車で30分のナイロビ国立公園。国内空港の近くにあり、全国各地のサファリツアーの出発点になっている。レストランは12時30分からなのでしばらく待つ。ザカーニバルレストランというところ、どうもメニューは昨夜とあまりかわらなさそうだ。こんどはワニも識別しよう。ドレッシングはラムはミント、ニンニクはすべてと、醤油を使い分けるように肉ごとに分けて利用する。全く昨夜と同じ。食事だけならどちらか一つで十分。ビールの相場も5ドル、500シリングと同じ。牛の睾丸はどうだったかとガイドに聞かれたが、日本でもホルモン料理という物の中にあるよと答えたら、驚いていた。


食事代込みで25000円のHIS半日ツアーは、結果的に一人であったから割安なのだろう。遠くに高層ビルを見ながら、キリン、シマウマ、サイ、ジャッカル、インパラ、トムソンガゼル、エランド、イボイノシシ等、ガイドが一生懸命探しては教えてくれる。鳥も盛んに案内してくれたのはありがたかった。冠つる、ヘビくいワシ、アフリカオオノガンなどは教えられなければわからなったであろう。ライオンは昼寝。サバンナで獲物をみつけるのは大変だろう。車の高さからだからみえるが、地上からだと、まずみえない。草むらから忍び寄るのだからたいへんだ。舗装していない道なのでゆれるが、モンゴルに比べれば、大したことはないものの、さすがにくたびれた。
日本に帰ってBBCのニュースをネットで見たら、さっそくナイロビ国立公園からライオンが逃げ出したニュースが出ていた。イノシシ被害で大騒ぎしている日本は平和だと思う。
http://www.bbc.com/news/world-africa-35610917
帰りのラッシュ。久しぶりの交通渋滞を経験。スラム街だというところのそばを通る。ガイドのはなしでは、スラム人口が10万だとか。治安がわるくなるはず。アフリカハゲコウの数と比例?「はげわしと少女」の写真が有名であるが、ケニアだったか忘れた(スーダンのよう)。 https://youtu.be/0D2PWsIuCpQ ケニアの旅は、ランドはすべてHISであったが、客は私ひとりであったから採算をとるのは大変だろう。チップを10ドル、ガイドを渡そうとしたら、ドライバーに渡してくれという。ホテル内、3ドルでビールを買い、部屋で風呂上がりに飲みぐっすり休む。
16日朝、エンテべは午後のフライトだからゆっくり出発。本来は一便早いはずだったが、欠航となり、二時間後の便にするかとチープオンエアというネット予約システムから連絡があった。そうするしかないのでお願いしたが、ネットならではのサービスである。
タクシーはホテルの手配、前金でドライバー名前まで記入する。ガイドブックでは12ドルとなっていたが、20ドル。それでも迎えの時から比べれば安い。でも治安が悪いから迎えはやはりきちんとしておいたほうがいいだろう。チェックアウトカードももらいセキュリティに渡す。テロがあったのであろう、それ以降、空港入り口でもセキュリティチェックが厳しくなったようだ。成田を思い出す。パッセンジャーは降車してボデーチェック。ターミナルは一番、知らなかったが、トラブルなくわかった。これもケニア空港に慣れていたからだろう。チェックイン、荷物がないというと、自動チェックイン機に案内される。メールアドレスと携帯電話も入力。二回目の荷物検査。一回目は、ボトルokなのはいつものこと。出国後の二回目検査ではボトルはDKのはず。カバンに入れてきた。やはり引っかかる。カバンから一本取り出したら、ここで飲むか捨てるかしろという。ランチ用だと言っても、中で買えというのであきらめた。搭乗口は21キリマンジャロ行きの時の隣だ。見つからなったもう一本のボトルがあるのを思い出し、朝食の時のあまりのクッキーとで空腹をみたす。これから二時間弱は読書。ワイファイは前回の接続ログがあり自動接続。客が少ない。前の便がキャンセルされたのは、すくないからかなのかもしれないがわからない。
ケニアもナイロビもいずれさらに発展するだろう。他部族間とのコミュニケーションのため、公用語は英語とのこと。ガイドさんの教養を見れば、いずれこの国も発展するだろうとおもう。JTBの外人旅行部にも多くの人材がいたことを思い出す。
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