政治制度から考える国会のあるべき姿 大山礼子 公研2019年1月号
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最終更新日:2019/02/02
用語「人流」「観光」「ツーリズム」「ツーリスト」
必要なのは与党のチェック機能 どこの国でも野党に政策決定をひっくり返す力はない 民主主義は多数決だから少数派は力を持たない
イギリスは首相の解散権を2011年に制定された議会任期固定法で封じた。キャメロン政権の公約だった
日本では内閣が提出した法案の約9割がノーチェックで通過。他国には法案修正がある。今の日本の問題は与党がだめなことにある
選挙資金の政治資金は別。選挙は公営でもいい。
通年国会は先進国では普通。今の内閣は拘束されるからいやだと言っている
現在の国会では、国政全般にわたって内閣の見解を問いただす「質問」は書面によるやり取り以外は認められていない(質問主意書のこと)
新聞などに書かれている質問は正式には「質疑」。その時に議題となったもの以外は聞くことができない。こんな議会はほかの民主国家では存在しない
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