*

コロナ後の日本観光業 キーワード 現金給付政策を長引かせないこと、採算性の向上、デジタル化、中国等指向

今後コロナ感染が鎮静化に向かうことが期待されているおり、次の課題はコロナ後の回復に向けての施策に重点が移ってくる。

その場合に、コロナが経済に与えるショックを和らげるために緊急避難的に実施されている現金給付などの短期的な経済支援策を長引かせないこと、市場競争力が低く本来であればすでに市場から退出しているべき企業がコロナ対策の財政支援策によって救済されているが、経済の正常化とともにそうしたゾンビ企業の市場からの退出を促すこと、リモートワークの常態化、オンライン会議の積極活用、環境改善などコロナによって生じた経済社会の質的変化を今後の企業経営の転換に生かすことが課題となる。この場合に、失業の増大という副作用を生む。

インバウンドの復活に当たっては、漫然とした対応に見切りをつけ中国等アジアに照準を据える。中国政府が、これまでに実施した景気刺激策の規模はすでにリーマンショック後の経済対策を上回っている。2022年北京オリンピックは威信にかけても成功させるであろうし、世界の観光客が中国に集まることになるから、無観客の東京オリンピックよりもインバウンド需要の照準は合わせやすい。

デジタル化を日本国内で推進しても、中国市場の3分の1の規模で実質成長率1%程度の日本経済が前提では国内観光市場開拓の成果を上げようにも限界がある。中国市場を選べば、市場規模および市場の拡大速度は圧倒的に大きく速い。

関連記事

用語としての「人流」の発生

○「人流」造語者としての自負○ 「人流」は私が造語したものと自負しております。意識的に著書や論

記事を読む

no image

文化人類学で読み解く北朝鮮社会  伊藤亜人  公研 2017年10月号No.650

韓国人がなぜ、国内海外を含めてあれほど旅行をするのか考えていたが、一つの答えが見つかったような気がす

記事を読む

no image

上田卓爾「明治期を主とした「海外観光旅行」について」名古屋外国語大学現代国際学部 紀要第6号2010年3月を読んで

上田氏の資料に基づく考察には鋭いものがあり、観光とTOURISMの関係についての議論を発展させる意味

記事を読む

no image

「観光」の持つ語感の例(メモ)

私がスマホで愛用しているNEWSPICKに面白い表現がありました。「こういう人がいると助かるわ。お陰

記事を読む

no image

コロナとハワイ

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/19973?page=2

記事を読む

no image

保護中: 意識と量子力学とAI

量子力学には興味はあるものの、私の頭では理解できないことはわかっている。でも、わかりやすい解説がある

記事を読む

no image

「観光」ニ題

久しぶりに字句「観光」がマイナス効果を持つ用語として使用されている例を、図らずも本日2月15日の日曜

記事を読む

no image

2019年9月11日 午後新幹線で天津

精華大を後にして、地下鉄4号線で北京南まで行く。神戸のタクシー経営者も同行。駅で天津までの新幹線を

記事を読む

no image

保護中: 『中世を旅する人びと』 阿部 謹也著を読んで

西洋中世における遍歴職人の「旅」とは、糧を得るための苦行であり、親方の呪縛から解放される喜びでもあっ

記事を読む

no image

町田一平氏の私の論文に対する引用への、厳しい意見

町田一平氏がシェリングエコノミーに関して論文を出している https://m-repo.l

記事を読む

no image
豪州の旅行業対策

http://www.travelvision.jp/news/de

コマンドル諸島ベーリング唯一の居住区ニコリスコエ村人口600人)

https://jinryu.jp/blog/wp-content/

no image
マルタ騎士団

https://youtu.be/M5BOAmMFkmM

no image
ファン・フェルナンデス諸島ロビンソンクルーソ島

ファン・フェルナンデス諸島(Juan Fernandez Islan

no image
スヴァ―ルバル諸島 スピッツベルゲン

スヴァールバル空港、ロングイェール(IATA: LYR, ICAO:

→もっと見る

PAGE TOP ↑