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🌍🎒シニアバックパッカーの旅 2018年9月23日 ソウル 北村韓屋村、清渓川、敵産遺産にソウル駅

公開日: : 最終更新日:2023/06/14 シニアバックパッカーの旅

仁川から金浦へのトランジット

 交通機関が便利になると、単純なトランジットではない移動形態が増加する可能性がある。 航空の夜間飛行やラウンジの仮眠施設を組み合わせて、短時間の観光施設訪問が可能となる。

 空港の セキュリティチェックは、どの国でもウンザリさせられるが、日本人はあまり文句を言えない。成田の検問はそれはそれは厳しかったから、今が楽に感じるくらいである。成田の検問時間を考慮して出かけたものであるが、忘れられつつある。

 23日早朝1時に大韓航空でURCを出発、ICN に6:50到着する。仁川と金浦間は陸上移動のせいか、一度に残りの金浦・羽田間のチェックインはできなかった。今回の旅行では3度目(モスクワ・キシナウ間、ミンスク・バクー間)の夜間便機中泊である。通路側の席を予約したが、搭乗の際、通路側に変更されていた。なぜかと聞くとウエイトアンドバランスのためだというので納得したが、乗客が少なくあまり問題ではなかった。消席率が低く、三人掛けのエコノミー席が一人で使用できたから、横になり4時間くらい眠れたであろう。大韓航空はこの路線を維持し続けるのであろうか。中国人観光客が増加すれば違うのかもしれない。驚いたのは、韓国美人が横一列にすわっていた。私の登場はかなり早かったので前にそんな乗客はいなかったから、先に乗り込んでいたはずで、乗務員の研修生なのかもしれない。歳のせいか皆同じ顔に見える。 (次の動画はソウル観光)

https://photos.google.com/share/AF1QipMOkqJzptIb9tDSklZxHqvpBNS1FP-dfgFrwfDh52IfCAiFUYBz_dg5C4D528rhkQ?key=bWdudG9seFdhOXVpOFljZ1Q4VTljdlRIYzVlV1BR

インチョンで両替、20ドル 二万ウォンに二千ウォン程度。金浦で残りを両替したら、7ドルバック。ソウルで鉄道運賃と昼食代合わせて13ドル消費したことになる。 約5000ウォン、5ドルで安国駅の交通カード購入、一回券である。漢字は少ないが、日本語表示などもあり日本に帰ってきたような気分でホッとする。しかし、仕組みが若干異なるから、日本語表示でもなれるまでは戸惑いが多い。ソウル市内は 半無料ワイファイもあり、コンビニで支払いすると、公共の場所でワイファイが使える。今回は半日だからマクドナルドで十分だが、何日かいるなら、ドコモより有利かもしれない。といってマクドナルドに行ってみたら無料WIFIはなかった。

 まず北村韓屋村に直行。駅は安国。ついこの前まで北村韓屋村の存在すら知らなったが、旅行業の試験問題に出ていて覚えた。東京でいえば表参道に当たるのだろうか。都心の高級住宅街が観光地化したもので、神戸の北野、山本通りに当たる。若いカップルが手をつないで散策している。そこに韓国式民族衣装をまとった一団が表れた。よく観察すると、中国人であり、浅草を浴衣で歩いている外国人観光客と同じである。

今日はタイミングよく、景福宮の入場が無料だった。警備兵の交代の儀式を演じていた。観光客によろこばれるだろう。常設の儀式か調べたい。景福宮の前に視線を遮るように朝鮮総督府が建っていた。完全に破壊したのであるが、韓国でも明治村のようなところへの移築も議論されたようであるが、植民地時代への国民感情が許さなかったようである。現地に行ってみてよくその気持ちがわかった。東京駅と皇居の間に、米軍が建てたGHQの施設が存在したとするならば、日本でも国粋主義者が爆弾を仕掛ける可能性がでるから、当局は取扱いに苦労したであろう。

 ソウルは日本語の案内がまだ主要外国語として認められているので、旅行しやすい。1980年代後半,テンミリオン計画作成時は日本語表示は法律で禁止されていたから隔世の間である。日本語表示が鉄道のキップもほかの国よりは買いやすかった。それでもなんとなく不安なままに購入することになる。 デポジットは500ウォン、各駅にある。カードの回収に役立つ 初めて改札を出る時躊躇し、別のゲートからもう一度出ようとしたら、カードは無効となり出れなくなった。無人の出口だったので、別の出口に行くと、カードを読み取り、だしてくれた。 ソウルは四度目、最初はテンミリオン時代に小河さんが、JASで連れて行ってくれた。明洞の偽ブランド品をおもいだす。KNTCの知人が韓式宮廷料理をごちそうしてくれた。海洋政策研究財団の調査で韓国国際船舶制度について調べた時に、世界遺産の昌徳宮を散策した。それらの時の印象からすれば、随分綺麗になっている。

ソウル散策の動画(全体)

https://photos.google.com/share/AF1QipOGGqjzIlPoKDVW6KZgOCND4ONMU3S50KXUgs2yEqibbLg75MjsYzhq2NAaEb_oaQ?key=d1cwY19QQmVXN2RoMG04ZzlsNDVYRk9heE12OTl3

韓国で敵性遺産とされる日本家屋等を見に行く。敵性遺産も刺激が強ければ重要な観光資源となる。現在、ソウルからは日本統治時代の建物がほとんど消えてしまった。京城駅(現ソウル駅)や朝鮮銀行(現韓国銀行貨幣金融博物館)、京城府庁(現ソウル市庁)など大きな建物は一部保存されたが、日本風民家は都市再開発のあおりでほとんど目にしなくなった。ソウルにおける和風居酒屋の草分けの一つに「つくし」という店があるらしいのだが、今回はチャンスがなく、もう一つの喫茶店を探し当てたが、日本家屋といえばそうであるという程度であった。なおGoogle mapと実際の位置は少しずれがあったが、何とか探し当てた。https://trip-s.world/anarchy-bros

https://www.news-postseven.com/archives/20171012_610729.html

https://photos.google.com/share/AF1QipM3nXiLGINsjykc460ltzh8l5uRIc3_2kzGLHXq7uFhaKHAzAzwup8KTLaB5wTBsw?key=aU4wRTdPeGRvWTdwOHNDRjhYZ1pqMnBzZDRwaUhn 

金浦空港18:45出発 羽田21:05到着 チェックイン予定時になっても表示がでない。しかしカウンターを見ると係員が存在するので受付に向かう。チェックイン時に購入した時のカードを見せろと係員女性に言われる。フィッシングにあったからカード会社に言われて破棄したと答えると、規則だからダメだという。それならなぜウルムチでいわなかったのだというと、ウルムチが間違っているという。お金はすでに引き落とされているといってもらちがあかない。新しいカードは下4桁の番号が違うだけだが、それも知らないようだった。電話で別の係員と相談している。そのうち男性の監督者が出てきて、旧カードで既に引きおとしが完了しているのでOKだというのに、係員女性は非常識にも紙に新しいカードの暗証番号をかけという。フィッシングにあっているのにそんな馬鹿なことができるかというと、男性監督員が女性を制止してくれた。マニュアルを尊重するのは立派であるから、できのいいマニュアルを作っておくべきであろう。大韓航空は不祥事件続きで問題が多くなっているのであろう。

大韓航空の機内紙を見る。独島と東海の取扱は日本の国籍主義者を刺激するだろうが、こう書いておかないと韓国内では持たない。独島はハングルで書いておけば日本人にはわからないが、東西南北は相対関係で決まるから、日中韓露海とでもしないとおさまりがつかないのであろう。

今回の旅行で幸い航空機のキャンセルはなかったが、仮に発生した場合、代替手段がない場合、残りのスケジュールがズダズダになる、今回はビシュケクからアルマトイの陸路に不安を覚え、s7の代替を考えていた。アルマトイ、ウルムチ間は翌日のフライトがなくなっていたので危うかった。

 

書評『大韓民国の物語』李榮薫

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