*

「 観光学評論等 」 一覧

『眼の神殿 「美術」受容史ノート』北澤憲昭著 ブリュッケ2010年 読書メモ

2018/06/03 | 観光学評論等

標記図書の存在を知りさっそく図書館から借りてきて拾い読みした。 観光資源の文化資源、自然資源という分類法に異を唱えている立場から、本書は参考になった。 公開の思想 p.133 博物局博物

続きを見る

観光資源としての「隠れキリシタン」 五体投地、カーバ神殿、アーミッシュとの比較

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産登録された。江戸時代の禁教期にひそかに信仰を続けた人々を「潜伏キリシタン」、明治のキリスト教解禁後もカトリックに合流せず先祖伝来の信仰を守る人々を「

続きを見る

世界人流観光施策風土記 ネットで見つけたチベット論議

立場によってチベットの評価が大きく違うのは仕方がないので、いろいろ読み漁ってみた。 〇 2009.05.07 食えないと死んでしまうが・・・チベット封建制を考える ――チベット高原の一隅にて(

続きを見る

千相哲氏の「聞蔵Ⅱ」を活用した論文

2018/04/20 | 観光学評論等

「「観光」概念の変容と現代的解釈」という論文を偶然発見した。 http://repository.kyusan-u.ac.jp/dspace/bitstream/11178/267/1/sen56-

続きを見る

『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』川添愛著

2018/04/09 | 観光学評論等

ディプラーニングを理解しようと読んでみた。 イタチとロボットの会話は全部飛ばして、解説部分だけ読めば理解できる。 大量の言語データを必要とする機械とことなり,人間の赤ちゃんが少ない経験で言葉を

続きを見る

岩波新書『日本問答』

2017/12/20 | 観光学評論等

本書では、大島英明著『「鎖国」という言説 ケンペル著・志筑忠雄訳『鎖国論』の受容史 人と文化の探究』のことを紹介している。 鎖国という概念自体が江戸時代にはなかったということは現在ではよく知られてい

続きを見る

「DMO」「着地型観光」という虚構

2017/08/14 | 観光学評論等

DMOという新種の言葉が使われるようになってきていますが、字句着地型観光の発生と時期を同じくします。 物流では運賃をだれが払うかの発荷主、着荷主概念があります。Amazonのように無料で注文者に

続きを見る

『科学の罠』長谷川英祐著「分類の迷宮」という罠 を読んで

2017/08/14 | 観光学評論等

観光資源論というジャンルが観光学にはあるが、自然観光資源と文化観光資源に分類する手法に、私は異議を唱えている。 (http://www.jinryu.jp/201703023474.html) 本

続きを見る

『インバウンドの衝撃』牧野知弘を読んでの批判

題名にひかれて、麻布図書館で予約をして読んでみた。2015年10月発行であるから、爆買いが話題の時代であり、まだ1千万人前半の時代である。それでも副題は外国人観光客が支える日本経済となっている。

続きを見る

日本の観光ビジネスが二流どまりである理由

2017/06/10 | 観光学評論等

日本の観光ビジネスが二流どまりになるのは、人流に関する国際的システムを創造する姿勢がないからです。 弘法大師があの時代に中国に行けたのは、国際通貨の砂金を持って行ったからです。 現在の旅行で活

続きを見る

PAGE TOP ↑