3⃣ 1 2018.8.14 モロッコ(128):タリファ、タンジール、ティトゥアン、シャウエン
朝早起きをしてアルへシラスのバス乗り場に行く。乗船券を見せれば乗せてくれる。タリファ港間で無料のシャトルバスである。所要時間は約30分。チェックインは出発時間の45分前までだが、バスに乗ればいいのだろうと思っていた。出国手続きがあり、かづぎ屋のおばさんたちが巨大な荷物を手と足を使って、出国審査を受けている。生活がかかっているから、係員たちも何もいわない。フェリーだったので、高速船かと思っていた私は不安になった。高速フェリーという意味であった。他にそれらしき船が見当たらないからである。
船内で入国手続きをすることになっていたようだ。事前にネットで知っていたはずだがわすれていた。到着後指摘され、船内に戻り手続きをする。次に両替商を探すが見当たらない。人に聞くとフェリー会社の事務所に連れてゆかれる。100€両替後やはりレシートが出てこない。レートは公式レートであるが、白両替商なのであろう。
タンジールについたときは感激した。映画に出てくる場面を思い出させてくれた。
海岸線から急に地面がせりあがり、そこに人家密集地帯が広がる。そのに迷い込んだら、地元民以外はわからない。
ながいことそこで取り仕切っていたフランス人が、官憲の目を逃れていたが、ついに女性にあうため、海岸線に出てくる。そこを待っていた官憲に捕まるという、無声映画のモロッコという題名のものがある。思い出して感激したのである。
スマホに残った地図のログを頼りに、徒歩でバス乗り場に向かう。途中ガイドブックに出ていたカフェでコーヒー。桁を間違えたかと思うほど安い。
バス乗り場まできたが、乗り場らしき人混みが見当たらない。タクシー乗り場へ行ってみると、建物内には人があふれていた。しかしバースがたくさんありどれかわからない、親切な人が案内してくれた。確かにCTMと書いてある。バスが来てほっとした。この人込みはモロッコであり、これから4日間お付き合いすることとなった。
国営のCTMバスは、タンジールからフェズに向かうものと、テトゥアンからフェズに向かいものがあるようだ。シャウエン行き乗合タクシーは冷房もなく外国人にはわかりづらい。バスはエアコンはあるが、Wifiはない。途中テトゥアンにより、休憩時間となる。トイレを済ませる時間でもある。標定3時間だが、実質2時間である。
シャウエンは丘に形成された街であり、登りはかなりきつい。従って観光客は皆タクシーを使うが、私は徒歩にした。スマホのログがうまく残っっておらず、適当にのぼっていったが、わからなくなり、ヒトに聞いて名所を探した。青の街として有名であり、大勢の外国人観光客も訪問するが、世界遺産にはなっていない。その理由も行ってみて分かったが、青いだけである。勿論それだけでもすごい。有名になったのか、そこら中が青である。白に生えるから美しい。宗教上の理由で青だそうだが、マラケシュでもどこでも青はよく見かけるから、シャウエンが徹底しているということなのであろう。2時間もあれば全部見て回れると思う。バス乗り場は坂を下りたところだから、一度戻れば二度上るのはつらいから、よく考えてもどらないといけない。この辺りの事情は地図を見てもよくわからないし、ガイドブックにも書いてない…
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