*

『聖書、コーラン、仏典』 中村圭志著 中公新書  メモ書き

公開日: : 観光資源

福音書の示すイエスの生涯はほとんどの部分が死の前の2,3年前の出来事 降誕劇は神話
ムハンマドの活動について、中年になってアッラーの啓示が下る以前については細かいことはわからない
釈迦の最晩年だけまとまった記録が残っている

昔の社会は識字率が低かった。だからほとんどの信者は教典に直接接することができなかった。昔の人は信心深かったから、みな聖なるテキストを読んでいたと思うのは、現代人の抱きがちな誤解である。
日本仏教は漢訳仏典を典拠としており、明治になるまでインドの原典まで遡って論じることは基本的に無かった。
昔の宗教で重視されたのは、儀礼であり、社会生活上の戒律であり、集団で行う修行であった。教典はそうした共同体的な営みを運営するための指導員向けツールのような性格を持っていた。”

https://www.youtube.com/watch?v=z6r47L-8uf8

https://www.youtube.com/watch?v=NyV01zXuW-A

女性の遺産相続、英国でも女性の遺産相続は100年くらい前から。イスラムは千年前から認めている。ただし、男子の半分。

古代インドの方言であるパーリー語で書かれた仏典(漢訳では阿含経) 上座部 
方言の一つサンスクリットで書かれた仏典 大乗仏教 
日本仏教は明治まで漢訳仏典を日本語訳せず用いてきた。

宗教というのは人生哲学のようなものであるが、本質的なところにマジックと儀礼がある。

関連記事

no image

伝統は古くない 『大清帝国への道』石橋嵩雄著を読んで

北京語 旗人官僚が用いていた言語 山東方言に基づく独自の旗人漢語を北京官話に発展させた チャイナド

記事を読む

『「鎖国」という外交』ロナルド・トビ 2008年 小学館 メモ 歴史は後から作られる

ロナルド・トビさんは、江戸時代から日本には「手放し日本文化礼賛論」があったことを説明し、富岳遠望奇譚

記事を読む

no image

『源平合戦の虚像を剥ぐ』川合康著 歴史は後から作られる

源平の合戦は全国で、観光資源として活用されている。「平家物語」の影響するところが大きい。また、文

記事を読む

no image

吉田松陰と北一輝

歴史は後から作られるの例 『対談 昭和史発掘』 松本清張 2009年 文春新書 p.60 北

記事を読む

no image

脳科学と人工知能 シンポジウムと公研

本日2018年10月13日日本学術会議講堂で開催された標記シンポジウムを傍聴した。傍聴後帰宅したら

記事を読む

no image

明治維新の見直し材料  岩下哲典著『病と向きあう江戸時代』第9章 医師シーボルトが見た幕末日本「これが日本人である」

太平の世とされる江戸時代に自爆攻撃をする「捨足軽」長崎奉行配下 福岡黒田家に「焔硝を小樽に詰めて肌身

記事を読む

no image

ハイフンツーリズム批判と『「日本の伝統」の正体』藤井青銅著

観光研究者が安易に○○ツーリズムを提唱していることへの批判から、これまで伝統や歴史は後から作れると述

記事を読む

no image

観光資源としての吉田松陰の作られ方、横浜市立大学後期試験問題回答の例 

今年も一題は、歴史は後から作られ、伝統は新しい例を取り上げ、観光資源として活用されているものを提示

記事を読む

no image

戦陣訓 世間が曲解して使用し、それが覆せないほど行き渡ってしまった例  

世間が曲解して使用し、それが覆せないほど行き渡ってしまった例である。「もはや戦後ではない」は私の

記事を読む

no image

歴史は後から作られる 『「維新革命」への道』『キャスターという仕事』『明治維新という過ち』を読んで

国谷裕子の岩波新書「キャスターという仕事」をようやく、図書館で借りることができた。人気があるのであろ

記事を読む

PAGE TOP ↑