*

「脳コンピューター・インターフェイスの実用化には何が必要か」要点

公開日: : 最終更新日:2023/05/31 出版・講義資料, 脳科学と観光

https://www.technologyreview.jp/s/62158/for-brain-computer-interfaces-to-be-useful-theyll-need-to-be-wireless/#_=_

ピッツバーグ大学の著名な神経生物学者、アンドリュー・シュワルツ教授によると、研究者たちは依然として、そうした装置の一般家庭での実用化はほど遠いと考えているという。

動作によってさまざまに異なるニューロンの発火パターンについて分かっていることは、ほんのわずかしかない。
物を押したり引いたりといった物体に力を加える動作はより複雑で、コンピューターのアルゴリズムに種類の異なる一連のニューラル・コード・セットを学習させる必要がある。
人が物体を扱うのに、動作と力の関係をどのように効果的に調整すればよいのかということついては、まだよく分かっていないのです

豆粒ほどの大きさの埋め込みチップは、頭頂部に固定したペデスタルと呼ばれる基部に取り付けられ、ケーブルを介してコンピューターに接続される。ロボット・アームもコンピューターにつながっている。つまり、この不格好な仕組みが、患者が自宅でこのインターフェイスを利用するのが不可能だということを意味しているのだ。

家庭での実用化にたどり着くためには、コンピューターを携帯できるほど小型化し、車椅子に設置できるロボット・アームを作り、インターフェイス全体を無線化し、患者の頭部に取り付ける重たいペデスタルをなくす必要があると、シュワルツ教授は言う。

関連記事

no image

人流・観光学概論修正原稿資料

◎コロナ等危機管理関係 19世紀の貧困に直面した時、自由主義経済学者は「氷のように

記事を読む

no image

「太平洋戦争末期の娯楽政策  興行取締りの緩和を中心に」 史学雑誌/125 巻 (2016) 12 号 金子 龍司

本稿は、太平洋戦争末期の娯楽政策について考察する。具体的にはサイパンが陥落した一九四四年七月に発

記事を読む

no image

「食譜」という発想 学士會会報 2017-Ⅳ 「味を測る」 都甲潔

学士會会報はいつもながら素人の私には情報の宝庫である。観光資源の評価を感性を測定することで客観化しよ

記事を読む

no image

2015年7月12日・日曜日の新聞(脳のこと)

当日は朝日にも読売にも脳に関する記事が掲載されていた。読売は『意識はいつ生まれるか』マルチェッロ・マ

記事を読む

no image

動画で考える人流観光学 カンブリア爆発  

https://youtu.be/dm276hMu6bU

記事を読む

『プロヴァンスの村の終焉』上・下 ジャン=ピエール・ルゴフ著 2017年10月15日

市長時代にピーターメイルの「プロヴァンスの12か月」読み、観光地づくりの参考にしたいと孫を連れて南仏

記事を読む

書評『シュリューマン旅行記 清国・日本』石井和子訳

日本人の簡素な和式の生活への洞察力は、ベルツと同じ。宗教観は、シュリューマンとは逆に伊藤博文等が

記事を読む

no image

QUORA 第二次世界大戦 · フォロー中の関連トピック 米国は、日本の真珠湾攻撃の計画を実際には知っていて、戦争参入の口実を作るために敢えて日本の攻撃を防がなかった、というのは真実ですか?

  回答 · 第二次世界大戦 · フォロー中の関連トピック米国は、日本の

記事を読む

no image

1932年12月16日『白木屋の大火始末記』

関東大震災の始末が終了したころ 地下三階地上七階建てデパートの4階から出火 クリスマスツリーの豆電

記事を読む

no image

保阪正康氏の講演録と西浦進氏の著作物等を読んで

日中韓の観光政策研究を進める上で、現在問題になっている「歴史認識」問題を調べざるを得ない。従って、戦

記事を読む

no image
2025年11月25日 地球落穂ひろいの旅 サンチアゴ再訪

no image
2025.11月24日 地球落穂ひろいの旅 南極旅行の基地・ウシュアイア ヴィーグル水道

アルゼンチンは、2014年1月に国連加盟国58番目の国としてブエノスア

no image
2025年11月23日 地球落穂ひろいの旅 マゼラン海峡

プンタアレナスからウシュアイアまでBIZBUSで移動。8時にPUQを出

2025年11月22日地球落穂ひろいの旅 プンタアレナス

旅程作成で、ウシュアイアとプンタアレナスの順序を考えた結果、パスクワか

2025年11月19日~21日 地球落穂ひろいの旅イースター島(ラパヌイ) 

チリへの訪問は2014年に国連加盟国 として訪問済み。イースタ

→もっと見る

PAGE TOP ↑