*

観光資源としての大相撲

2017年5月24日、国技館の普通維持員を務めているO氏の配慮で、久しぶりに砂被りで相撲を見た。家内にということであったが、用事があり観に行けず、もったいないので私が行くことにした。大江戸線で両国まで乗り換えなしで行けるから便利である。今まで写真など撮ったことがないが、今度はおさめてきた。桟敷は写真を遠慮するよう注意書きがなされていたが、様子を見るとあまり守られていないようで、私も大勢に従うことにした。
席は向こう正面の二列目の真ん中。隣の上京客らしき人が携帯電話で、テレビに映るから見ろと知り合いに話している。携帯電話も禁止。ラインなり電子メールを使うことを考えていないようだ。さすがに携帯電話を使うのはこの人ひとりであった。最前列斜め前の和服姿で背筋のピンとしたご婦人がときおり、携帯電話の上京客をミラ見つけるような雰囲気があった。常連客のようで、相撲関係者が目であいさつをしているのがわかる。テレビで映る話は、昔義理の母が桟敷で相撲観戦したときに、千秋楽だったか忘れたがテレビで何度も出たことがあった。


この雰囲気だけで外人客は喜ぶのではないか。

日本相撲協会はいろんなフアンサービスを行っている。やはり伝統のなせるところである。

三時前でありまだ席はガラガラに近かった。
幕下の取組の最中で、ジョージア出身の力士が土俵に上がっていた。隣の席に外人がいたので、ジョージアかと聞くとロンドンだといっていた。ジョージア旅行から戻ったばかりなので、つい白人とみるとジョージアだと思ってしまう。

IMG_9286[1]
幕内の土俵入り
IMG_9316[1]
横綱の土俵入り
IMG_9313[1]

IMG_9314[1]

IMG_9315[1]

最後に自分の写真。隣の人に撮ってもらった。

土俵入りが終わったので帰ることにした。
歳のせいか、相撲取りがみな同じ顔に見えて仕方がない。贔屓の力士がいないからかもしれない。

相撲が終わっても、ファンサービスを忘れないところがいい。

国技館前のビル。この中に昔知り合いであったトラック会社の事務所があった。ここの社長さんも普通維持会員であった。懐かしい。

相撲は長い時間をかけて変化し、これからも変化してゆく。イベントばやりの現代であるが、一年でできるものは一年で真似をされる。やはり古いものを大事にしないと、観光資源としても長続きしないといつも学生に教えてきた。
IMG_9320[1]

関連記事

no image

『動物たちの悲鳴』National Geographic 2019年6月号

観光と動物とSNS https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/m

記事を読む

no image

名回答です。「故中国人の方はマナーが悪いで有名なのでしょうか?Kato Eiji, 空家再生、民泊経営 (2018〜現在)回答日: 日曜」

何故中国人の方はマナーが悪いで有名なのでしょうか?Kato Eiji, 空家再生、民泊経営 (20

記事を読む

no image

『昭和12年とは何か』

p.30 チャーチルは、ナチスドイツをつぶして、ブリテン島を守り、ソ連と同盟を結んだ政治家。逆にい

記事を読む

上海南駅の赤ん坊

慰安婦や南京大虐殺をめぐって日本と隣国のネット族が好き放題を言い合っているご時世であるが、ネットがあ

記事を読む

no image

 『財務省の近現代史』倉山満著

p.98 「中国大陸での戦争に最も強く反対したのは、陸軍参謀本部 p.104 馬場鍈一が作成

記事を読む

5月16日 中東旅行の開始 レバノン・ベイルート(101か国目)からスタート

〇中東のイメージ 中東、中近東の東はヨーロッパから見た東であり、中国から見た西洋よりは手前であ

記事を読む

no image

国際観光収支の黒字に意味があるのか?

観光基本法が全面改正された法制上の大きいな理由は、中央集権規定の廃止であった。農業基本法等戦後成立し

記事を読む

no image

徴兵逃れ 『教科書には載っていない戦前の日本』p.238

合法的徴兵逃れは当初は金銭の支払いであったが、批判もあり廃止 養子縁組 あまりにも数が多くな

記事を読む

no image

保護中: ツィンメルマン電報と トランプ大統領の国境の壁

ツィンメルマン電報は第1次大戦中にドイツの外務大臣ツィンメルマンによってメキシコ政府に急送された電

記事を読む

no image

保護中: ジャパンナウの今後の原稿 ロボットと観光

「変なホテル」が話題になっている。ロボットがフロントで出迎えるからだ。練れていないネーミン

記事を読む

no image
朝河寛一とアントニオ猪木 歴史認識は永遠ではないということ

アントニオ猪木の「訪朝」がバカにできない理由 窪田順生:ノンフ

no image
感覚器官の進化はおそらく脳よりも前だった。脳は処理すべき情報をもたらす感覚器より前には存在する必要がなかった

眼の発達に関して新しい役割を獲得する前には、異なった機能を持ってい

no image
観光資源としての歴史認識「尖閣諸島の核心」 矢吹晋の著書と同書アマゾン書評を読んで

屋島が源平の合戦の舞台にならなければ観光客は誰も関心を持たない。尖

no image
『動物たちの悲鳴』National Geographic 2019年6月号

観光と動物とSNS https://natgeo.nikkei

no image
ジャパンナウ原稿 人流大国・中国

 LCCの深夜便を利用して、1泊3日の南京(850万人)、蘇州(10

→もっと見る

PAGE TOP ↑