テンミリオン計画(日本人海外旅行者数倍増計画) 広瀬真一賞 兼高かおる賞
公開日:
:
最終更新日:2023/05/09
人口、地域、
引き出しの整理をしていたら、オレンジカードが出てきた。当時、海外旅行倍増計画(テンミリオン計画)を作成したことにより、広瀬真一賞をいただいた。その時の賞金の一部を使用してオレンジカードを作成して配布したときのものだ。子どもさんのいない広瀬さんの奥様が、銀行に信託基金を創設し、その利子で賞金を出されたものであり、確か100万円いただいた。個人で全部使用できるものではなく、国際観光局の各課に10万円ずつ配布し、残金でオレンジカードを作成した記憶がある。テンミリオン計画の作成秘話は、拙著の中で記述している。今でも広瀬真一賞は継続しているようであるが、旅行作家協会のだしている兼高かおる賞も、同じように継続することが望まれる。
関連記事
-
-
「太平洋戦争末期の娯楽政策 興行取締りの緩和を中心に」 史学雑誌/125 巻 (2016) 12 号 金子 龍司
本稿は、太平洋戦争末期の娯楽政策について考察する。具体的にはサイパンが陥落した一九四四年七月に発
-
-
観光事業法制化 『国鉄を企業にした男 片岡謌郎伝』
p.187 温泉法の制定の検討 p.188 観光事業法 独仏のような基本的観光法は制定さ
-
-
「東日本大震災復興に高台造成はやはり必要なかった」原田 泰
https://wedge.ismedia.jp/articles/-/22460?utm_sou
-
-
ヴィアレッジョ スーパーヨットの街
地方創生は無理をしないで伝統を発展させれば、人口6万の町でもトランプさんはヨットを注文してくるのです
-
-
地域観光が個性を失う理由ー太田肇著『同調圧力の正体』を読んでわかったこと
本書で、社会学者G・ジンメルの言説を知った。「集団は小さければ小さいほど個性的になるが、その集団
-
-
『支那四億のお客様』カール・クロ―著
毎朝散歩コースになっている一か所に商業会館ビルというのがある。この本を出版したのが倉本長治氏のよう
-
-
書評『人口の中国史』上田信
中国人口史通史の新書本。入門書でもある。概要〇序章 人口史に何を聴くのかマルサスの人口論著者の「合
-
-
観光資源創作と『ウェールズの山』
観光政策が注目されている。そのことはありがたいのであるが、マスコミ、コンサルが寄ってたかって財政資金
-
-
QUARA コロナ対処にあたってWHO非難の理由にWHOの渡航制限反対が挙げられていますが、これをどう思いますか?
渡航制限反対は主に「中国寄りだから」という文脈で語られています。しかし調べてみれば、今回のコロナウ