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🌍🎒シニアバックパッカーの旅 成田帰国 2022年5月18日

公開日: : 最終更新日:2023/06/14 シニアバックパッカーの旅, 世界人流観光施策風土記

18日13時、成田空港到着、皆急いでCIQへ。しかしいつもと違い、特に外国人の足取りは慎重。日本人の私はごぼう抜きですすむ。
パスポート確認を二度受ける。外国人への配慮だろう。次に、唾液採取。唾液で調べるのは、海外の陰性検査では認めないと厚労省の通達には書いてあるので、自ら破っているのではとおもうものの、フランスの鼻穴方でも二時間かかったから、今となっては早い方がよい。
アプリの色が緑、黄、赤に塗られたプラカードを持った臨時職員らしきひとがやたらと誘導。間違えて並ぶと時間をとられる。私のアプリのは黄色になっていたので、そちらへ。カウンター女性に、既に登録済みだと訴えると、アプリ操作でQRコードが現れ、前へ進行。本来緑なのだろうが、ここまではあまり時間はかからなかった。昨日悪戦苦闘して入力した努力が認められる。予備のスマホが最大の役目をはたしてくれた。
ただ思うのは、私が添付した70€の陰性証明は、スクリーンショット。一体誰が確認するのだろう。誰も二度と見ることのないものを要求するのは、問題が発生した時に、厚労省はやることはやったと言う証にすぎず、仮にデタラメな写真を添付していても、問題がなければ何事も起きないと言うシステムである。クルーズ船でコロナ患者が見つかった時の、杜撰な取り扱いへの批判が悪夢となって、今日の意味のない取り扱いになって国益?を損ねているのだろう。
ファイルチェックの検問があり、もうファイルチェックはこれ以上ないのかと聞いた相手は、外国人アルバイト臨時職員。日本語より英語やアラビア語ができた方が役に立つから、適材適所。
唾液検査待ちで番号が書かれた椅子で待機。これが私には一番長かった。ごぼう抜きされた外国人は今頃赤ん坊を抱えて右往左往しているのかもしれない。
番号が呼ばれる。パスポートに貼られたもの。陰性の者が飛び飛びで呼ばれているから、陽性の疑いがある者もいるはず。
入管の前で、検疫で渡された紙を見せ、終了。次は自動化ゲートで入国。税関では、私が現れたので、慌ててゲートを開く。荷物はないのかと聞かれ、ありませんと答え、海外では珍しい、例の日本人用の紙を渡して通過。税関も成田空港も開店休業。
今までの旅先との落差を感じ、選挙対策優先の人流政策に憤りを感じながら、14:29の京成電車にのる。
日刊現代に書かれている、敬愛する甘粕康三氏が羽田で受けた仕打ちに比べれば、蚊に刺されたようなもの。他のエティハダ同乗者が一刻も早く入国できることを祈念して、旅を終えた。

後日談

コメントするのも馬鹿馬鹿しいことで、論より証拠です。人数制限などいりません。  4月下旬から一か月独仏伊トルコチュニジアと観光旅行をしてきました。どの国も地域も事前事後の陰性証明など求めませんでした。ワクチン証明もチェックイン時に見せたり見せなかったりですです。逆に、マスクはイタリアでは日本の市販されているずさんなものだと列車を降車させられますから、より合理的でした。アベノマスクなど論外なのでしょう。でも道を歩いている人はほとんどマスクをしていませんし、遊園地も国際空港も人でごった返しています。成田に帰国して、深閑としている空港にびっくりしました。なお、パリでは、日本が要求する厳格な鼻腔ぬぐい方式を実施ししているのに、成田では簡便な唾液検査で済ませているのも非科学的です。実施するなら逆でしょう。なぜ、国民や観光業界は声を上げないのでしょうか。コロナが始まったころ、日本特殊説がささやかれましたが、今は逆の日本特殊説ですね

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