*

日経の記事「東京郊外への移住じわり」

公開日: : 最終更新日:2023/05/29 人口、地域、

これに対するコメントの紹介

データを扱うのであれば正確にお願いしたい。東京一極集中がコロナによって是正されているかの印象を与える記事になっているが、東京から周辺三県への移動であれば、大きな意味での首都県内の内部移動にすぎない。そんなことは過去のドーナツ化現象でもあったこと。それより、20代に関して言えば転入超過はコロナ後も続いている。転出しているのは子育て世代の30代が多く、これは一時期的な疎開に近い行動。あとは高齢者だけだ。高齢者の東京転出が多いのは今に始まったことではない。

コンサル業務が完全にリモートのみで完結するようになり場所の制約がなくなったので、私も住み慣れた二子玉川を離れ、軽井沢に転居しました。
200kmほど離れていますが、新幹線の1時間で丸の内に着くので不便さもありません。軽井沢は、コロナ疎開と風越幼稚園の開学で、物件の高騰と供給不足に陥っており、物件探しには苦労しました。南アフリカやイギリスで見つかった変異種は、ワクチンがターゲットにするスパイクタンパク質に変異が見られるため、効き目があるかどうかは怪しく、コロナを乗り越えるのはかなり長引きそうなので、この東京郊外への移住の流れは更に増大しそうですね。

50Kmも離れなくても都心から20〜30Km圏内で自然も利便性もあり生活環境は良いですよ。多摩地域に住んでいる実感です。
通勤さえなければ首都圏の郊外はとてつもなく住みやすいので、そりゃ皆郊外に引越したがるでしょう。なのでそこから地方へ引っ越しする流れにはならないと思います。

関連記事

書評『みんなが知りたいアメリカ経済』田端克至著

高崎経済大学出身教授による経済学講義用の教科書。経済、金融に素人の私にはわかりやすく、しかも大学教

記事を読む

no image

人流観光学論講義資料  移民と治安は関係がない資料

 

記事を読む

no image

Quora ヒットラーとユダヤ人 

彼は共通の敵を作ることで、国民の心を掌握しようとしました。その標的としてユダヤ人を選んだのです。

記事を読む

地域観光が個性を失う理由ー太田肇著『同調圧力の正体』を読んでわかったこと

本書で、社会学者G・ジンメルの言説を知った。「集団は小さければ小さいほど個性的になるが、その集団

記事を読む

no image

国際人流・観光状況の考察と訪日旅行者急増要因の分析(1)

Ⅰ 訪日外客数の急増と福島原発事故の世界の旅行界に与えた影響 明るい話題が少ないのか、訪日外国人客

記事を読む

no image

観光事業法制化 『国鉄を企業にした男 片岡謌郎伝』

p.187 温泉法の制定の検討  p.188 観光事業法  独仏のような基本的観光法は制定さ

記事を読む

観光資源創作と『ウェールズの山』

観光政策が注目されている。そのことはありがたいのであるが、マスコミ、コンサルが寄ってたかって財政資金

記事を読む

no image

生産性向上特別措置法(規制のサンドボックス)を必要としない旅行業法の活用

参加者や期限を限定すること等により、例えば道路運送法の規制を外して、自家用自動車の有償運送の実証実験

記事を読む

no image

「太平洋戦争末期の娯楽政策  興行取締りの緩和を中心に」 史学雑誌/125 巻 (2016) 12 号 金子 龍司

本稿は、太平洋戦争末期の娯楽政策について考察する。具体的にはサイパンが陥落した一九四四年七月に発

記事を読む

no image

2016年3月1日朝日新聞8面民泊関連記事でのコメント

 東京都大田区が、国の特区制度を活用して自宅の空き部屋などを旅行者に有料で貸し出す「民泊」を解禁

記事を読む

no image
🕌🎒2025シニアバックパッカー国連加盟国192か国達成の旅 計画作成

国連加盟国192か国を訪問するという計画も残り4か国となっている。その

no image
🌍🎒2024シニアバックパッカー南極太平洋諸国の旅 福建省(24番目)厦門

中国渡航にビザが必要な段階で計画したので、金門島から廈門に渡る

🌍🎒シニアバックパッカー南極太平洋諸国の旅 台湾省🏳‍🌈 金門島

  昨夜桃園空港から台北駅に鉄道で移

no image
🌍🎒シニアバックパッカー南極太平洋諸国の旅 台湾省🏳‍🌈 台北

国連加盟国第一か国目は中国。1970年に香港、台湾と旅行した。当時は、

🌍🎒2024シニアバックパッカー南極太平洋諸国の旅 パラオ共和国(国連加盟国188か国目)

    2024年12月4日早朝マニラから

→もっと見る

PAGE TOP ↑