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日経の記事「東京郊外への移住じわり」

これに対するコメントの紹介

データを扱うのであれば正確にお願いしたい。東京一極集中がコロナによって是正されているかの印象を与える記事になっているが、東京から周辺三県への移動であれば、大きな意味での首都県内の内部移動にすぎない。そんなことは過去のドーナツ化現象でもあったこと。それより、20代に関して言えば転入超過はコロナ後も続いている。転出しているのは子育て世代の30代が多く、これは一時期的な疎開に近い行動。あとは高齢者だけだ。高齢者の東京転出が多いのは今に始まったことではない。

コンサル業務が完全にリモートのみで完結するようになり場所の制約がなくなったので、私も住み慣れた二子玉川を離れ、軽井沢に転居しました。
200kmほど離れていますが、新幹線の1時間で丸の内に着くので不便さもありません。軽井沢は、コロナ疎開と風越幼稚園の開学で、物件の高騰と供給不足に陥っており、物件探しには苦労しました。南アフリカやイギリスで見つかった変異種は、ワクチンがターゲットにするスパイクタンパク質に変異が見られるため、効き目があるかどうかは怪しく、コロナを乗り越えるのはかなり長引きそうなので、この東京郊外への移住の流れは更に増大しそうですね。

50Kmも離れなくても都心から20〜30Km圏内で自然も利便性もあり生活環境は良いですよ。多摩地域に住んでいる実感です。
通勤さえなければ首都圏の郊外はとてつもなく住みやすいので、そりゃ皆郊外に引越したがるでしょう。なのでそこから地方へ引っ越しする流れにはならないと思います。

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