「米中関係の行方と日本に及ぼす影響」高原明生 学士會会報No.939 pp26-37
金日成も金正日も金正恩も「朝鮮半島統一後も在韓米軍はいてもよい」と述べたこと 中国支配を恐れている
強い指導者でないと親日的な政策を選べない
日本の政治家は一般的な状況下では、対中国関係の改善は票につながると認識
1978年 鄧小平が主導して改革開放を始めたことになっているが根拠はない。目玉である農家の請負制は明確に否定している
改革開放という言葉が人民日報に最初に登場したのは1984年で、それも2回だけ。しかし共産党の宣伝により、改革開放は1978年から始まったことになっている
日本の報道にも問題がある。2015年5月の二階訪中時、習近平の演説は、胡耀邦以来の親日的挨拶をしたが、日本の一部メディアは「歴史歪曲を許さない習近平主席」と報道
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結果的に、これだけ識字率と基礎算術と社会性の訓練を受けた分厚い人口を抱えた大国が、利幅が薄く労働