*

『戦後経済史』野口悠紀雄著 説得力あり

公開日: : 最終更新日:2023/05/21 出版・講義資料, 路銀、為替、金融、財政、税制

ドッジをあやつった大蔵省 シャープ勧告も大蔵省があやつっている。選挙がある民主主義では難しいことを権威を借りて実行した例

日本の不良債権処理は、預金保険機構等を使い10年かけてだらだらと実施しており、海外の参考にならない

租税法定主義から考えて、法人税の不良債権処理における無税償却拡大は法的措置がなく問題 100兆近い償却は法人税の歳入不足につながり国民負担となっている

異次元金融緩和の名のもとに、日銀が異常なほど大量の国債を購入 国債が値下がりすれば、国民負担

 

リーマンショックで影響を受けたのは日本の製造業 円高 そのためエコカー減税、デジタル放送への強制移行 雇用調整助成金の支給額引き上げ等の措置 かつての農業助成と同じ構造

産業競争力増強なしでも、高齢化社会を乗り切れるという幻想を受け入れてしまっている

安倍内閣の民間経済介入が受け入れられているのは、日本人の頭の中に政府依存の考え方がしみ込んでいるから

40年体制はもともとは働かなければ豊かになれないという原則に合致するものだったが、いつの間にか「組織依存」という形に変質し、日本人の頭にしみこんでしまった

移民を受け入れられる国になれるか

中国 毛沢東の鎖国主義のおかげで、競争しなくて済み、日本の戦後高度経済成長が可能になった

プライバシー意識が低い中国はビッグデータ収集で有利

 

 

関連記事

no image

ゴッツン免許とUber

ゴッツン免許とは俗称である。 体罰が犯罪とされる今日「ゴッツン」は死語かもしれないが、頭をゲン

記事を読む

no image

『中国はなぜ軍拡を続けるのか』阿南友亮著

第40回サントリー学芸賞(政治・経済部門)受賞!第30回アジア・太平洋賞特別賞受賞! 何

記事を読む

no image

化石燃料は陸上生物の生息域の保全に役立っている 堅田元喜

https://cigs.canon/article/20201228_5529.html

記事を読む

ウクライナ戦争の戦況集収から考える「情報」の本質 2022年7月 公研 嫌露、嫌米、アンチ公権力等の先入観が情報収集機会を減少

  2022年7月の「公研」で、クライナ戦争の戦況集収から考える「情報」

記事を読む

保護中: 『植物は未来を知っている』ステファノ・マンクーゾ  、動物が必要な栄養を見つけるために「移動」することを選択。他方、植物は動かないことを選び、生存に必要なエネルギーを太陽から手に入れるこにしました。それでは、動かない植物のその適応力を少しピックアップ

『植物は<未来>を知っている――9つの能力から芽生えるテクノロジー革命』(ステファノ・マンクーゾ著、

記事を読む

no image

書評『人口の中国史』上田信

中国人口史通史の新書本。入門書でもある。概要〇序章 人口史に何を聴くのかマルサスの人口論著者の「合

記事を読む

no image

中国「デジタル・イノベーション」の実力 公研2019No.665

モバイル決済は「先松後厳」まずは緩く、後で厳しく  日本の逆 AirbnbやUberが日本で

記事を読む

no image

矢部 宏治氏の「なぜ日本はアメリカの「いいなり」なのか?知ってはいけないウラの掟」

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52466 外務省がつ

記事を読む

アメリカの原爆神話と情報操作 「広島」を歪めたNYタイムズ記者とハーヴァード学長 (朝日選書) とその書評

広島・長崎に投下された原爆について、いまなお多数のアメリカ国民が5つの神話・・・========

記事を読む

no image

1932年12月16日『白木屋の大火始末記』

関東大震災の始末が終了したころ 地下三階地上七階建てデパートの4階から出火 クリスマスツリーの豆電

記事を読む

no image
2025年11月25日 地球落穂ひろいの旅 サンチアゴ再訪

no image
2025.11月24日 地球落穂ひろいの旅 南極旅行の基地・ウシュアイア ヴィーグル水道

アルゼンチンは、2014年1月に国連加盟国58番目の国としてブエノスア

no image
2025年11月23日 地球落穂ひろいの旅 マゼラン海峡

プンタアレナスからウシュアイアまでBIZBUSで移動。8時にPUQを出

2025年11月22日地球落穂ひろいの旅 プンタアレナス

旅程作成で、ウシュアイアとプンタアレナスの順序を考えた結果、パスクワか

2025年11月19日~21日 地球落穂ひろいの旅イースター島(ラパヌイ) 

チリへの訪問は2014年に国連加盟国 として訪問済み。イースタ

→もっと見る

PAGE TOP ↑