*

港図書館・リサイクル処分の『カジノの文化史』大川潤・佐伯英隆著

公開日: : 路銀、為替、金融、財政、税制

港区図書館でリサイクル処分になる図書をもらってきた。平成23年に経済産業省の役人二人が書いた本である。日本の国会議員やマスコミ相手にするには、適当な参考書であり、さすがは霞が関の優秀な役人である。日本の世論への火付け役としてはその役割を果たしたかもしれない。でも、これを英訳して、 ラスベガスの カジノのオーナーが感心するかといえば、疑問である。

満州事変を起こした石原莞爾も優秀な軍人であったが、問題は転勤があり、最後まで責任が取れないことが問題であるといわれた。理想とする満州国を自ら参加して骨をうずめるまで関係するとすれば、古都の進め方も変わってきたのであろう。私の父親も陸軍士官学校の教官からビルマの激戦地(負け戦)に転勤になって終戦を迎えた。あの戦争のさなかでも、日本軍は定期異動の発令をしていた。空襲の下で陸軍大学の受験勉強をしてた将校がいたことも知られた話である。今の霞が関でも3年も同じポストについていると、異例の長期担当といわれる。

大川、佐伯氏も、自らカジノ経営者になることは全く考えていなかったであろう。自らカジノ経営に従事することを前提にすると、おのずから、この本の書き方も変わってくると思う。ラスベガスのカジノ資本に食い物にされないことを祈るのみである

関連記事

no image

伊勢観光御師の会に参加

2015年7月14日伊勢観光御師の会がKKR東京で開催され、日本観光協会時代の御縁ということで参加さ

記事を読む

no image

明治維新の評価 『経済改革としての明治維新』武田知弘著

明治時代の日本は世界史的に見て非常に稀有な存在である。19世紀後半、日本だけが欧米列強に対抗し

記事を読む

地方都市コンベンション関連団体によるシンフォニーでの発表会参加 2016年3月3日

ネット世界で知り合った元読売新聞の社員の方のお誘いを受けて、久しぶりにシンフォニー2時間の旅に参加す

記事を読む

『高度経済成長期の日本経済』武田晴人編 有斐閣 訪日外客数の急増の分析に参考

キーワード 繰延需要の発現(家計ストック水準の回復) 家電モデル(世帯数の増加)自動車(見せびら

記事を読む

no image

ゴッツン免許とUber

ゴッツン免許とは俗称である。 体罰が犯罪とされる今日「ゴッツン」は死語かもしれないが、頭をゲン

記事を読む

no image

◎『バブル』永野健二著

GHQの直接金融主体の経済改革からすると、証券市場と証券会社の育成が不可欠であるにもかかわ

記事を読む

no image

『雇用破壊』森永卓郎著 角川新書 2016年 その他

森永卓郎氏は直接面識はないは、海外留学後日本専売公社から当時のいわゆる天上りで霞が関に出向し、その

記事を読む

no image

『平成経済衰退の本質』金子勝 情報、金、モノ、ヒト、自然 について、グローバリゼーションのスピードが違うことを指摘 情報と人流のずれが、過剰観光

いつも感じることであるが、自分も含め観光学研究の同業者は、研究原理を持ち合わせていないということ

記事を読む

no image

三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』なぜ日本に資本主義が形成されたか

  ちしまのおくも、おきなわも、やしまのそとのまもりなり

記事を読む

no image

『国債の歴史』(富田俊基著2006年東洋経済新報社)を読んで

標記図書を読み、あとがきが要領よくまとめられていた。財政に素人の私には、非常に参考になる。 要約す

記事を読む

AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか amazon書評

AIが俳句を「終わらせる」可能性は、これまでの「人間による創作」という

言語が違えば、世界も違って見えるわけ (ハヤカワ文庫)amazon書評

https://www.amazon.co.jp/%E8%A8%80%

no image
旅系youtube 日本脱出チャンネル

https://youtu.be/hNA9M3d3_2w?si=zPA

no image
旅系Youtube 秘境関係

https://youtu.be/mTpbkUc5Eok?si=7J4

no image
中国旅行のみどころ Youtube

https://youtu.be/OiUr-1yNEaI?si=5U1

→もっと見る

PAGE TOP ↑