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港図書館・リサイクル処分の『カジノの文化史』大川潤・佐伯英隆著

港区図書館でリサイクル処分になる図書をもらってきた。平成23年に経済産業省の役人二人が書いた本である。日本の国会議員やマスコミ相手にするには、適当な参考書であり、さすがは霞が関の優秀な役人である。日本の世論への火付け役としてはその役割を果たしたかもしれない。でも、これを英訳して、 ラスベガスの カジノのオーナーが感心するかといえば、疑問である。

満州事変を起こした石原莞爾も優秀な軍人であったが、問題は転勤があり、最後まで責任が取れないことが問題であるといわれた。理想とする満州国を自ら参加して骨をうずめるまで関係するとすれば、古都の進め方も変わってきたのであろう。私の父親も陸軍士官学校の教官からビルマの激戦地(負け戦)に転勤になって終戦を迎えた。あの戦争のさなかでも、日本軍は定期異動の発令をしていた。空襲の下で陸軍大学の受験勉強をしてた将校がいたことも知られた話である。今の霞が関でも3年も同じポストについていると、異例の長期担当といわれる。

大川、佐伯氏も、自らカジノ経営者になることは全く考えていなかったであろう。自らカジノ経営に従事することを前提にすると、おのずから、この本の書き方も変わってくると思う。ラスベガスのカジノ資本に食い物にされないことを祈るのみである

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