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本当に日本は職人を尊ぶ国であったのか?

公開日: : 最終更新日:2019/07/02 歴史は後から作られる」

司馬遼太郎氏は、韓国、中国との比較においてなのか、『この国のかたち』のなかで、「職人。実に響きがよい。日本は世界でも珍しいほど職人を尊ぶ文化を保ち続けてきた。近隣の中国や韓国では職人を必要以上にいやしめてきた事に比べれば、日本は「重職人主義」の文化だったとさえ言いたくなる」と記述している。

国民的作家が唱えると拡声器効果も伴い、ネットでもそのことが叫ばれる。 https://www.yuske.net/2018-09-22-01/  

しかし、1910年ロンドンで開かれた日英博覧会では、156人という多くの芸人職人が出演し、期待通り多くの英国人の関心を引いた。これに対して長谷川如是閑は、東京朝日新聞の記事で日本人の芸人職人の余興を恥じている。国民新聞や時事新報の記者も恥じていることがことがうかがえる。

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