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シニアバックパッカーの旅 2018年9月11日 チームネクストモスクワ調査➃ ヤンデックスのライドシェサービス

公開日: : 最終更新日:2023/05/26 シニアバックパッカーの旅, ライドシェア, 配車アプリ

ヤンデックス社の予備情報(ネット情報)

ヤンデックスは単なる配車アプリではない。近年はグーグルタクシーについて話題にならないが、勿論過去には存在したが、ヤンデックスは、軌道に乗せている。ロシアでは、ヤンデックス・タクシー(Yandex.Taxi)は、Uberよりも人気がある。両社は2017年に合併し、ロシアで最も強力なタクシーサービスの一つを生み出している。また、ヤンデックスは、他の業種のメジャーな国際企業にも取って代わろうとしている。例えば、インターネットを利用した決済サービスの米企業「PayPal」に代わり得るYandex.Moneyを運営している。

ヤンデックス社からの説明内容の概要

 海外展開はロシア全体から旧ソ連邦のCIS諸国を考えている。また欧州を中心に 海外展開しており、日本も考えている。ヤンデックスの強みは技術面である。地図の技術であると答えていたが、しかしこの点は、技術面のどこが強いのか私にはわからなかった。現地の人と共同作業で作成するからだというが、どこの配車アプリでも共同作業はするであろう。
 Uberとのちがいとして、運転手ではなくタクシー会社と契約することを強調する。しかし、Uberもタクシー会社とも契約しており違いは本質的ではないと思われる。そのため、ロンドンのブラックキャブは個人タクシーであり、東京も13000人の個人タクシー運転手がいることを説明しておいた。彼らに理解されたかはわからない。
 ヤンデックスはモスクワ市内では65000件の合法車両と契約している(数字のカウントの仕方はブログ・チームネクストモスクワ調査1-2を参照のこと)。ドライバーは登録すれば簡単にタクシー運転手になれるので、日本の二種免許とは異なるようだ。
 コミッションは0%もあるというが、一種の宣伝用であろう。15~25%が通常であるとのこと。「2412社」等の印象では、ヤンデックスは当初は低いコミッションで、徐々に高くしていったとのことである。その理由は、運賃水準を下げてきているので、ヤンデックス分の手取り分が減少しないよう、コミッション比率を上げているということであった。なお、ドライバーの副業は場所にもよるが、逆に固定給もあるとのことである。
 なお、訪問後、調査参加者の声では、彼らも当方のスタンスをつかみかねているのか、名刺を出さなかったのではないかという。

 なお GETTについてネット情報は下記のとおりである。私はモスクワ市内のホテルからDMG空港(SVO空港よりも倍の距離がある)まではGETTを利用した。事前確定運賃はちっプ込みで1400ルーブルであったが、さらに200上乗せしておいたが、うっかりカードばらいであることを忘れていた。

Gett, previously known as GetTaxi, is a global on-demand mobility company that connects customers with transportation, goods and services. Customers can order a taxi or courier either through the company’s website, or by using the company’s GPS-based smartphone app. The app was first developed and popularized by Israeli company GetTaxi. The app is compatible with iPhone and Android platforms. Gett currently operates in more than 100 cities across the United States, the United Kingdom, Russia and Israel.

動画の内容 ヤンデックスとの意見交換会の後、cafeプーシキンで昼食、トルストイ博物館へ https://photos.google.com/share/AF1QipM9xr8H0DG2Om8ZjnDB_jydb4jJCNtDlR7p8mcN5_lbGxn2AqWDKzE7vjSI4STjKA?key=SFR3NHBtcGoxcnBiOGxPRVc0dU1vZEdpaDU2Ry13

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