渡辺惣樹著『第二次世界大戦 アメリカの敗北』
対独戦争をあくまで回避するべきと主張したチェンバレンら英国保守層 対独戦争は膨大な国力を消費し、アメリカに世界覇権を握られる
チャーチル 英国が財政危機にあり、窮状を救えるのはアメリカ以外にない
スペイン 共産主義者(共和主義者)と非共産主義者(フランコ)の戦いとの認識 ヘミングウェイは隠れ共産主義親派
モーゲンソープラン あまり日本では紹介されていない
FDRの真の敵は、独日ではなく、英国であった 英国の世界覇権の破壊
金保有国のアメリカ そして産出国のソ連 金本位制が有利 英国、ケインズは金リンクを断ち切りたい
ブレトンウッズ ニューハンプシャーの山岳避暑地 1944年
鉄のカーテン 英国保守派にすればスターリンとの同衾がどんな結果をもたらすかはっきりわかっていたこと。チャーチルの「鉄のカーテン」の演説を聞き今頃気付いた馬鹿野郎だ」と思ったに違いない。
関連記事
-
-
『シベリア出兵』広岩近広
知られざるシベリア出兵の謎1918年、ロシア革命への干渉戦争として行われたシベリア出兵。実際に起
-
-
QUORA 日本の歴代総理大臣ワースト1は誰ですか?
日本の歴代総理大臣ワースト1は誰ですか? 近衛文麿でしょう。彼は首相在任中に国運を左右する二
-
-
『徳川家康の黒幕』武田鏡村著を読んで
私が知らなかったことなのかもしれないが、豊臣家が消滅させられたのは、徳川内の派閥攻勢の結果であったと
-
-
若者の課外旅行離れは本当か?観光学術学会論文の評価に疑問を呈す
「若者の海外旅行離れ」を読み解く:観光行動論からのアプローチ』という法律文化社から出版された書籍が
-
-
『外国人労働者をどう受け入れるか』NHK取材班を読んで
日本とアジアの賃金格差は年々縮まり上海などの大都市は日本の田舎を凌駕している。そうした時代を読み違え
-
-
任文桓『日本帝国と大韓民国に仕えた官僚の回想』を読んで
まず、親日派排斥の韓国のイメージが日本で蔓延しているが、本書を読む限り、建前としての親日派排除はなく
-
-
『言ってはいけない中国の真実』橘玲2018年 新潮文庫
コロナ禍で海外旅行に行けないので、ブログにヴァーチャルを書いている。その一つである中国旅行記を
-
-
『物語 ナイジェリアの歴史』島田周平著 中公新書
アマゾン書評 歴史家トインビー曰く、アフリカはサハラ砂漠南縁を境に、北のアラブ主義
-
-
『AI言論』西垣通 神の支配と人間の自由
人間を超越する知性 宇宙的英知を持つ機械など人間に作れるか 人間は20万年くらい前に生物進
