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歴史認識と書評『海軍と日本』 池田清著 中公新書
2020/11/27 | 未分類
書評1 ○ 著者は海軍兵学校(73期)卒業、終戦時海軍中尉で潜水艦に乗務し、戦後は東京大学法学部に学び東北大学法学部教授になった経歴を持つ。○ 太平洋戦争の主役は海軍であり、アメリカ、イギリス海軍よ
書評 三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』日本の近代化にとって天皇制とは何であったか
2020/11/27 | 歴史認識
日本の近代とは明確な意図と計画をもって行われた前例のない歴史形成の結果 前近代の日本にはこれに対比しうる顕著な歴史形成の目的意識性を見出すことは難しい しかしそのことが歴史的独創性を意味
書評 三谷太一郎『日本の近代とは何であったか』日本何故いかにして植民地帝国となったのか ビルマの竪琴のラストはスコットランド民謡 共通の歌曲がない 欧州文化と同じ意味でのアジア文化の存在に疑念
2020/11/27 | 歴史認識
植民地帝国へと踏み出す日本 三国干渉が契機 非公式帝国主義 コストをかけなくてすむ方式 不平等条約 欧米は最恵国待遇により集団非公式帝国主義をとるが、日本はまだそのアウトサイダー 大使の
歴史認識と書評 岡部伸『消えたヤルタ密約緊急電』
2020/11/27 | 歴史認識
書評1第二次世界大戦のことを勉強してもここまでたどり着く人たちはなかなかいないだろう。上面な敗戦処理工作だけしか知らないレベルで終わってしまうのがほとんどのケースと思われる。インテリジェンスほど戦争
書評『我ら見しままに』万延元年遣米使節の旅路 マサオ・ミヨシ著
p.70 何人かの男たちは自分たちの訪れた妓楼に言及している。妓楼がどこよりも問題のおこしやすい場所である。故国では、そのようなところを訪れることは生活の一部として許されていた。従って使節一行の男た
書評『山形有朋』岡義武 岩波文庫
2020/11/27 | 歴史認識
p.208- 晩年とその死 世界戦争に関し、米国の対日態度は懸念される。ドイツの敗戦が必ずしも日本にとって有利とは考えられない。日本の対ロ方針の確定には、米英の対ロ方針を知ることが先決とした
歴史認識と書評『ユダヤ人大虐殺の証人』河出書房新社
2020/11/27 | 歴史認識
ユダヤ人虐殺の証人として映画『ショアー』にも出演したポーランド人カルスキの苦悩を描く衝撃の作品。カルスキは密使として、ユダヤ人絶滅政策の恐るべき実態を伝え、「世界の良心」を喚起して虐殺を止めさせよ
歴史認識と書評『1945 予定された敗戦: ソ連進攻と冷戦の到来』小代有希子
「ユーラシア太平洋戦争」の末期、日本では敗戦を見込んで、帝国崩壊後の世界情勢をめぐる様々な分析が行われていた。ソ連の対日参戦が、中国での共産党の勝利が、朝鮮支配をめぐる米ソの対立が予測され、そしてア
書評 AIの言語理解について考える」川添愛 学士会報940号P.42
分類がわかりやすい 1 今のAIは人間の言葉を理解している。 理解しているようにみえることを重視する点でチューリングテストと同じ。この理屈を認めない場合には、自分以外
書評『法とフィクション』来栖三郎 東大出版会
観光の定義においても、自由意思を前提とするが、法律、特に刑法では自由意思が大前提。しかし、フィクションとしての自由意志、論理的怪物は印象深い。 書評1 ある程度法解釈に接近した問題意