「 観光資源 」 一覧
観光資源としての明治維新
2018/03/10 | 観光資源
義務教育やNHKの大河ドラマを通じて、日本国民には明治維新に対するイメージが出来上がっている。 しかし、そのイメージは、歴史学者の考えるものとは大きくずれている。 そのことが、明治維新百五十年にあ
小川剛生著『兼好法師』中公新書 安藤雄一郎著『幕末維新消された歴史』日本経済新聞社
2018/03/04 | 観光資源
『兼好法師』 現在広く知られている兼好法師の出自や経歴は、没後に捏造されたもの。 一世紀を経た室町中期から流布しはじめ、江戸前期に爆発的なブームを迎え、古典文学の仲間入りをした。徒然草の表記も
『公研』 2018年2月号 「日本人は憲法をどう見てきたか?」
2018/03/04 | 観光資源
歴史は後から作られるの例である。 境家史郎氏と前田健太郎氏の対談 日本国民が最初から憲法九条を中心に圧倒的に憲法を守ろうとしていたという通説は、いわば神話であった(境家)1946年5月毎日新聞
試験問題1(歴史や伝統は後から作られるということを何度か述べました。その実例を自分で考えて3編以上紹介し、観光資源としての歴史、伝統の活用について、400字以内で論述せよ。)
2018/01/30 | 伝統・伝承(嘘も含めて)
この設問は、事前に講義中に出題しておいた。実例を自分で探してもらうためだ。出席していない学生は教科書やHPから引用するだろうが、それはそれで評価するが、観光は個性の発揮でもある。しかし、恵方巻、赤レン
ダークツーリズムの一例
2018/01/27 | 戦跡観光
ハンフォード・サイト(英語: the Hanford Site)は米国ワシントン州東南部にある核施設群で、原子爆弾を開発するマンハッタン計画においてプルトニウムの精製が行われた場所である。その後の冷戦
原田信男著『義経伝説と為朝伝説』
2018/01/16 | 観光資源
伝説においては、歴史学の大原則ともいうべきテキストクリティック(史料批判)は必要とされない。資料の一部が切り取られ、都合よく解釈されて、伝説に信ぴょう性を与えるための材料とされる。 柳田国男の言を借
八鍬友広著『闘いを記憶する百姓たち』
2018/01/16 | 観光資源
自力救済の時代は悲惨であった。権力が確立すると訴訟によることとなり、平和が確立される。 江戸時代は平和であったのだ。白戸三平の劇画は間違っているのかもしれない。 百姓一揆の訴状が読み書き教材と
明治維新の見直し材料 岩下哲典著『病と向きあう江戸時代』第9章 医師シーボルトが見た幕末日本「これが日本人である」
2018/01/16 | 観光資源
太平の世とされる江戸時代に自爆攻撃をする「捨足軽」長崎奉行配下 福岡黒田家に「焔硝を小樽に詰めて肌身に着けた」自爆戦闘員が、万が一に備えて待機していた シーボルトの見た異人切りは「ある種の党派に
ペストの流行 歴史は後から作られる例
2018/01/16 | 観光資源
BBCを聴く。中世の黒死病、ペストの流行はネズミによるものだと、学校で教えられたはずだが、残存するデータを基にシミュレーションしてみると、人間の蚤、虱が媒介していたということが明らかになったようだ。こ
観光資源としての明治維新
2018/01/14 | 観光資源
NHKの大河ドラマは、源平合戦、関ケ原の戦い、明治維新が三大テーマのように思うが、観光資源としての価値は明治維新が最大で、鹿児島県、山口県は言うに及ばず、高知県も京都市も明治維新資源でビジネスをしてい